純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・幡ヶ谷・喫茶 栞

夏はどうしてもその暑さを言い訳にして、新しい純喫茶を探し回る速度も
緩やかになってしまう。それでも熱い珈琲を飲める秋を待ちながら、出掛けていく。

初台の「純喫茶 車」へ行った帰りに、幡ヶ谷まで歩いた。
地下に広がる商店が好きで、見つけるとすぐに下りてしまうのだが、
そこにはかなりの確率で、良い感じの純喫茶が存在する。

今回立ち寄ったのは「喫茶 栞」。綺麗な店名だと思う。
店に辿り着く前に、店名を記す幾つもの種類の違う看板が道案内をしてくれる。

一見入りにくいように思えた入り口だが、中を覗いてみるとなかなか広かったので
これはのんびり出来そうだ、と足を踏み入れる。

静かな印象だが、感じの良いママが出迎えてくれ、あたたかい珈琲を注文した。
そうか、この時は長い冬が終わったばかりで、春や夏が待ち遠しかったのだ、と思う。

薄いレースのカーテンに包まれた店内は何だか居心地が良く、特に何もせずに
そこに座ってぼんやりとしていた。それが出来るのも良い喫茶店の条件であるのだろう。

この日は雨が降っていた。止んでいることを願いながら珈琲を飲み干す。
沈み込んでしまうようなやわらかなソファを恋しく思いながらも重い腰を上げた。

★住所:東京都渋谷区幡ケ谷1-3-1
★TEL:03-3374-5993

東京・幡ヶ谷・栞1

東京・幡ヶ谷・栞2

東京・幡ヶ谷・栞3

東京・幡ヶ谷・栞4

東京・幡ヶ谷・栞5

東京・幡ヶ谷・栞6

東京・幡ヶ谷・栞7

東京・幡ヶ谷・栞8

東京・幡ヶ谷・栞9

東京・幡ヶ谷・栞10

東京・幡ヶ谷・栞11

東京・幡ヶ谷・栞12

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東京・初台・純喫茶 車

数年前のことになるが、同じ音楽を好んで聞いていた友人が、
当時初台で暮らしていて、彼女から「好きそうな喫茶店がある」と言われたので、
こちらの純喫茶のことは以前から知っていた。

遠くはない距離だが、なかなか用事もないと足を伸ばすこともなく、
ただ年月が過ぎていき、先日ようやく訪問することが出来た。

こういうのもきっと何かのタイミングが働いているのだろう、と思う。

初台の駅を出て少し歩くと、こんなにも暮らしやすそうな商店街が広がっているとは
今まで全く知らなかった。初台といえば、オペラシティのイメージしかなかった為、
彼女は一体どこに住んでいるのだろう、と勝手な想像をしていたのだ。

あいにく雨の午後で、傘の隙間から覗く商店街は少し寂しく、その上、
春とは思えない程空気の冷たい一日だったので、目当ての店まで急ぐ。

建物の壁一面に大きく「純喫茶 車」という文字が飛び込んできた時は
嬉しくなり、一瞬天気のことも忘れて撮影したい気持ちにかられた。

橙色のガラスの扉の向こう側にいた上品なママと目が合ったので、ひとまず
落ち着いて傘を閉じ、中へ入る。昼にはだいぶ遅い時間だったためか、
店内に先客はなく、一番気に入った席に腰を下ろす。

ずっと来たかった、素敵な店ですねと注文を取りに来てくれたママに告げ、
撮影の許可をもらった後、ホットドッグとクリームソーダをお願いした。

ホットドッグは確か250円、珈琲も330円と書いてある。
新宿駅から都営新宿線で一駅。こんな素晴らしい純喫茶の存在を知っていたにも
関わらず、今まで足を運ばなかったことを少し悔やんだ。

カウンターの中にいたマスターは寡黙そうだが、とても丁寧に作ってくれているのが
音で分かる。運ばれてきたホットドッグはすぐに頂いてしまったので、追加で
ナポリタンもお願いすることにした。これが正解で、銀色のトレイに乗せられてきた
それは王道の味で、且つ本当に美味しかった。

少し大きな音量で流れるテレビが外の雨を忘れさせてくれ、しばらく置いてあった
漫画を読む。その間に数人の常連らしき人が入ってきては出ていった。

時計を見ると、ゆうに1時間半は過ぎている。一仕事終えたマスターは近くの席で
うとうととしていた。それを起こさぬようそっと立ち上がり、ママと幾つかの
会話を交わして、貴重なマッチを頂き、必ずまたやって来ることをひとり誓った。

そういえば、店名の由来を聞くのを忘れてしまった。
「純喫茶 車」興味深い店名である。次回はその謎も解きに。

★住所:東京都渋谷区本町6-6-12
★TEL:03-3378-2128

東京・初台・純喫茶 車 (7)

東京・初台・純喫茶 車 (6)

東京・初台・純喫茶 車 (5)

東京・初台・純喫茶 車 (9)

東京・初台・純喫茶 車 (8)

東京・初台・純喫茶 車 (16)

東京・初台・純喫茶 車 (15)

東京・初台・純喫茶 車 (4)

東京・初台・純喫茶 車 (10)

東京・初台・純喫茶 車 (17)

東京・初台・純喫茶 車 (13)

東京・初台・純喫茶 車 (20)

東京・初台・純喫茶 車 (11)

東京・初台・純喫茶 車 (19)

東京・初台・純喫茶 車 (12)

東京・初台・純喫茶 車

東京・初台・純喫茶 車 (14)

東京・初台・純喫茶 車 (2)

東京・初台・純喫茶 車 (1)

東京・初台・純喫茶 車 (3)

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東京・新中野・純喫茶 エイト

こちらのブログを始めたかなり初期の頃からご覧下さっている方がいる。

その方が「素敵な喫茶店があります」と教えて下さった店へ行くのに
遠くもないのに何だかんだと次にしていたら数年もかかってしまった。

場所は新中野駅近く。まだ暑い日だったため中野駅からバスに乗って向かった。
店の名前は「エイト」。ご存知の方は「あのマッチ箱の」と思い出すのだろう。

車が多く通る道路沿いにある純喫茶は、きらきらしたシールが窓に貼られ、
外からでは店内の様子が良く分からないようになっていた。

そして扉を開けて、その驚くほど素敵な空間にどうして今までの間、
訪れなかったのかと少しの後悔と、ここで過ごすひとときを想像して興奮した。

幸い、中には先客は無く雑誌を読んでいたママと笑顔を交わし、一番奥に座る。

撮影の許可を頂くと同時にクリームソーダを注文し、運ばれてくるまでの間
そんなに広くはない店内を何度も何度も見渡す。壁の模様や鮮やかな緑色、
明るく照らす貝殻で出来たランプに目を惹かれる。入り口には桃色の公衆電話もあった。

クリームソーダに少し遅れて、ママがテーブルに持って来てくださったのは
有名なマッチ箱だった。デザインは、子連れ狼の作者である「小池一夫」さん。

当時、佐藤さんの職場がこの喫茶店の斜め前にあったため、仕事に煮詰まると
日に4回も5回もここへやって来たらしい。そしてマッチを作ろうとしているママたちに
「これはいかがだろうか」と驚くほど斬新なデザインを提示して下さった、とも。

ママはその時のことをとても嬉しそうに語って下さった。
「今でも前を通ると車を止めて寄って下さるの」と。

その他、ママはたくさんのことを話して下さった。あまりに若々しく元気な外見に
実際の年齢を聞いたときは驚いたが、「喫茶店をやるのがずっと夢だったの」と
笑うママはとても素敵な顔をしていた。少し前に創業45年になったらしい。

これからもずっとこの素晴らしい喫茶店があってほしい、と願いを伝えた。
私はこの日撮った写真をママにお渡しする約束をしたので、また近々訪問したい。

帰り際には、最近外国へ行ってきたお孫さんが買ってきてくれた、という土産を
お裾分けして下さった。初めて訪れた私と2時間も話し、このような気遣いまで有難い。

外へ出てしばらくの間、外観を眺めていると中の灯りが消えた。
夕暮れから夜まで、あっという間でとても濃厚で不思議で有意義な一日を過ごせた。

★住所:東京都中野区本町4-37-2
★TEL:03-3381-9735

新中野・エイト1

新中野・エイト2

新中野・エイト3

新中野・エイト4

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【純喫茶コレクション】表 【純喫茶コレクション】裏

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東京・高円寺・なかむら珈琲店

昔よりもずっと、雨が嫌いではなくなったのはきっと喫茶店を好きになったからだ。

雨の日はいつもよりも空気が濃い気がして、そんな日に喫茶店の在る方向から流れてくる
珈琲の焙煎された香りやホットケーキを焼くような甘い匂いを吸い込むのがとても好きだ。

煩わしい傘を閉じて一休みする言い訳を、自分にしたりも出来る。

雨が強いから少し小降りになるまで、と言いながら何軒かはしごをして、
外へ出る頃にはすっかり晴れ上がっていると更に嬉しい。

高円寺には、好きな喫茶店の他にも好きなカフェも多数あり、いつも悩まされるが、
ここの喫茶店の窓際の席で雨の時間を過ごしてみたい、とふと思った。

珈琲の値段も通常より安く、のんびりと本を読めるような居心地の良い琥珀色の空間で、
たまに窓の外を眺めて、雨の様子を気にしたりしながら。

これからやって来る梅雨の季節に、ここのような雨の日の似合う喫茶店を探して、
鮮やかな傘を差して出かけることを思うと6月が待ち遠しくなった。

★住所:東京都杉並区高円寺北3-31-21
★TEL:03-3338-3222

高円寺・なかむら珈琲店1

高円寺・なかむら珈琲店2

高円寺・なかむら珈琲店3

高円寺・なかむら珈琲店4

高円寺・なかむら珈琲店5

高円寺・なかむら珈琲店6

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高円寺・なかむら珈琲店9

高円寺・なかむら珈琲店10

高円寺・なかむら珈琲店11

高円寺・なかむら珈琲店13

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東京・中野・COFFEE&パフェ NOBEL

春は、季節柄転勤などで遠くへ行ってしまう人が多数いる。

東京を離れた人と電話で話していた時、「中野や高円寺が好きだった」と
という話になった。それで、いつでも行ける距離にいるのに、
私もしばらく中央線に乗っていないことを思い出した。

中野はとても好きな街だ。お世話になっている素敵なカフェ カルマもあるし、
ブロードウェイはただぶらぶらとしているだけでも楽しい。

特に、タコシェという本屋が好きでこの日も安部愼一の本を探しに中野まで出かけたのだった。

商店街を歩いていると、いつも気になっている喫茶店にまだ入っていないことを思い出した。

カプセルホテル・サウナに併設されている喫茶店で、下から見上げる限りでは、
まるで会議室のようにシンプルで一見味気無く感じてしまい、いつも機会を見送っていた。

しかし、入口前のメニューサンプルは想像以上にレトロであるし、丸みがかった椅子も良い。
少しテイストは違うが、有楽町にある「STONE」をさらにシンプルにしたような感じだと思った。

この日は飲み物のみの提供、ということだったが、ちらっとメニューを見ると
食事の種類も豊富であったし、何より看板に「パフェ」と謳っているのだから、
これは次回頼んでみなくては、と思う。

今度は、タコシェで買った本を持ち込んでここでのんびりとページをめくろう、と決めた。

★住所:東京都中野区中野5-60-7
★TEL:03-3387-2130

中野・ノーベル1

中野・ノーベル2

中野・ノーベル3

中野・ノーベル4

中野・ノーベル5

中野・ノーベル6

中野・ノーベル7

中野・ノーベル8

中野・ノーベル9

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