純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・西荻窪・珈琲 プロティア

有難いことに、ここのところ取材や撮影の依頼を受けることが
多くなってきている。その度に純喫茶について向き合えるのは楽しい。

だいたい質問の一つに含まれるのが「最も好きな純喫茶はどこか?」である。

毎回「うーん」と声に出してしまうほど、悩ましい質問だと思う。

聞かれた方によって、連れていきたい相手によって、その時の気分によって、
それはもう毎回答えが変わってしまうのである。言い換えれば、今までに訪れた
ほとんどの純喫茶を、その時々で好きだったということにもなる。

とはいえ、質問する側にとって、回答がないことは困ることだと思うので、
その時々で一番熱心に薦めたい純喫茶を思い浮かべるようにしている。

さて、話がそれたが、ここのところブログの更新は以前にも増して
マイペースになってしまっているが、ほぼ毎日のように純喫茶を訪れている。

綴っていない純喫茶が溜まっていく一方なので、自分への戒めのためにも
近々「訪問したが、まだこちらに綴っていない店」リストでも作成しようと思う。

すっかり数か月前のこととなってしまったが、ずっと気になっていた
西荻窪の純喫茶へ行くことが出来た。

こちらを知ったのは、向かい側にある美味しいタイ料理屋「ぷあん」に
何度か訪れる度に「珈琲」の文字が目に入っていたからだった。

しかし、いつも営業しているのを見たことがなく、ある日ふと思い立って
行ってみると、今までの静けさがまるで夢だったかのように普通に灯りが点いていた。

恐る恐る扉を開けてみると、穏やかそうな雰囲気の男性がカウンターの
椅子に腰掛けていた。唐突な訪問者は珍しいのだろうか。
一瞬怪訝な顔をされたように見えたが、珈琲を一杯良いかと尋ねると
にっこりと笑って、ぐるりとカウンター裏にまわった。

荷物はテーブル席に置いたが、ようやく訪問出来た興奮のせいか、
コンロに火をかけるマスターの前に行き、「ずっとこちらへ来たかったのです」と
告げた。「そう」と答えながらこちらに笑顔を向けて下さるマスター。

メニューは珈琲とトーストのみ、という潔さ。

幾つかの雑談をしながら、運ばれてきた珈琲を啜り、トーストを齧る。
「美味しい」とつい発してしまうトーストの味だった。

小ぶりで分厚いパンにしっかりとバターが染み込んでいる。
一口齧るとじゅわっと溶け出し、あっという間に食べ終わってしまった。

そのことをマスターに伝えると、少し照れたように笑いながら「そう?」と言った。
美味しさの秘密は、パンに入れられた切込みであるという。

今度、自宅でトーストを食べるときに真似をしてみようと思った。
きっとこちらで食べる美味しさには
叶わないことは分かっているけれど。

こちらの営業時間は夜19時頃まで。
仕事帰りにやって来るのには少し厳しい時間帯ではあるが、
マスターとのおしゃべりと忘れられないトーストを求めて、また訪れようと思う。

こうやって、誰かに教えたい好きな純喫茶が一つずつ増えていくのだ。

★住所:東京都杉並区西荻南2-25(曖昧です)
★TEL:

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