純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・大阪・福島 コーヒーショップ ダイヤ

一年ぶりに大阪へ出掛けた。

用事は午後からだったが、早朝の新幹線を取り、朝9時前には
もう大阪へ到着していた。何度も来た駅に、少しだけ懐かしさを覚える。

新大阪駅周辺の純喫茶でモーニングを食べようかと考えたのだが、
そのまままっすぐ環状線の福島駅へ向かうことにした。

目当ては、駅近くの一番街にあるコーヒーショップ ダイヤ。
随分前に見たガイドブックに載っていた分厚いホットケーキに憧れていた。

しかし、目の前まで行ってみるも、シャッターが閉まっている。
定休日は日曜日のはずだが、これではどうも出来ない。

なかなかあきらめもつかず、駅の周辺をぐるりと散策することにした。
いざとなれば、商店街に幾つか良い純喫茶があることも知っている。

土曜日の早朝、という時間帯のせいか空気が澄んでいて、見上げた線路には
懐かしいような色合いの電車ががたがたと音を立て走っていく。

久しぶりにほっとしたような気持ちで、再度一番街へ戻ってくると、
何とシャッターが上がっていた。しかも、ちょうど目の前にはダイヤの看板が。

入口はまだ開いていないものの、これはと期待し、メニューサンプルを眺めていると
通路の向こう側から一人の男性が歩いてきた。軽く会釈をする。

もしかして開くのを待ってくれていたのか、と尋ねられ、笑顔で頷くと、
これはこれは、と男性も笑顔になりながらすぐに戸を開け、空調を点けてくれた。

念願のまあるいカウンター席。メニュー表にはホットケーキの存在も確認した。

贅沢にもテーブル席に座らせて頂き、モーニングセットとホットケーキを
お願いする。にこやかに雑談をしつつも、てきぱきと動かれるマスターを目で追う。

しばらくすると、想像よりもずっと分厚く、大きなホットケーキが運ばれてきた。
バターはチューブで絞られており、シロップにいたっては業務用のボトルのままだ。

その後運ばれてきたサンドイッチのことが心配になるほど、ボリュームのある
ホットケーキだった。まずはそのままで、次にバターを溶かし、最後にシロップをかける。

朝から思わぬ量に驚いてしまったが、最後まで美味しく頂いた。

すると「待っていてくれたサービス」とマスターはバナナジュースを下さったのだ。
満腹ながらも、冷たくて甘いそれはすいすいと飲めてしまった。有り難く頂く。

少しの間、店の余韻を楽しむようにゆっくり過ごした。
これからの時間、沢山の人たちが同じようにホットケーキを食べにやって来るのだろう。

大阪に来たらまた寄って下さいな、とマスターは笑う。
頂いたマッチ箱は「もうだいぶ古いものだけど」と謙遜とともに手渡されたが、
そのデザインは今見ても素晴らしくモダンだった。嬉しい土産を手のひらに。

旅先での純喫茶はいつもよりも更に思い出深い。
媒体で目にしていただけの人と直接言葉を交わせたり、食事を味わえたり
することによって、自分自身の体験になる。

そのことが嬉しく、旅に出てもいつも純喫茶ばかりを目指してしまうのだろう。

★住所:大阪府大阪市福島区福島6-1-26
★TEL:06-6458-3688

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