純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・新宿・カフェ アルル

このところ、世間的にも人気を得ている「ナポリタン」であるが、
純喫茶に夢中である者として、その傾向をとても嬉しく思う。

純喫茶の中で食べるナポリタンは、店毎にマスターの個性を感じ、
幼い頃の懐かしい記憶もあいまって、どちらで頂いても美味しい。

新宿3丁目から少し歩いたところにある「カフェ アルル」のことは、
以前から知っていた。散歩の達人などに掲載されたページを眺め、
店内にピエロ等の人形が沢山ある妖艶な空間に憧れていた。

こちらの店を訪問した方に印象や特徴を尋ねたなら、「ピエロ」「沢山の本」
「珈琲についてくるバナナと豆」、そして「可愛らしい看板猫」のことが多いのだろう。

だいぶ夏に近付いてきた暑い日の夜、新宿駅からこちらまで歩いた。

人通りも少しずつ減ってきて、良い感じの小道に曲がったところに
この喫茶店が現れる。一見すると喫茶店だと分からないかもしれない。

店の前には、賑やかな置物が多数並んでいる。
その中でも一番目を惹いたのは、猫が皿の上のスパゲティを掬っているものだ。

新宿駅前の喧騒が嘘だったような静かな空間で、気に入った席に腰を下ろす。

目当てのナポリタンと冷たいコーラを注文した後、ふと横を見ると綺麗な
白い猫が寝ていた。こちらに気が付いたのか、ちらりと目を開けたが
またすぐに気持ちよさそうな顔をして眠ってしまった。

マスターに尋ねたところ、だいぶ高齢の雄の猫で名前は
「ゴエモン」さんというらしい。本当に美しい猫で人にも慣れている。

許可を得て写真を撮っていると、食事が運ばれてきた。
マスターは茶目っ気たっぷりな笑顔で「ニャポリタンです」と言う。

前情報の通り、コーラにはバナナ一切れとジャイアントコーンが付いてきた。
ナポリタンはあっさりしているので、ボリュームがありながらもすぐに完食してしまった。

ゆったりした空間には数人の先客がいて、それぞれ趣味の話をしたり、
本を読んだりしていた。手洗いの近くの棚には、上村一夫さんの漫画もあった。

席の近くにあった大きな水出しコーヒー器の様子を眺めていたマスター曰く、
「青年向けのコーナーもある」とのこと。成程、セクシーな写真集ばかりの棚もあった。

待ち合わせの時間までのんびりと過ごしていると、「これもどうぞ」と甘栗を
差し出して下さった。有り難く頂く。その後には更に、大福もどうかと言って下さったが、
あまりにも満腹だったので丁重にお断りしてしまった。美味しそうな大福だった。

結局、閉店時間の直前まで猫のゴエモンさんを眺めたり、本を読んだりしていた。

新宿でいつも寄る純喫茶というと、その利便性から「らんぶる」か「西武」が多かったが、
今後はこちらの「カフェ アルル」に来るという選択肢も増えたのでとても嬉しい。

その時は誰かを連れて「ニャポリタン」を食べてもらえたなら、と空想する。

★住所:東京都新宿区新宿5-10-8
★TEL:03-3356-0003

東京・新宿・カフェ アルル1

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