純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・人形町・喫茶室 ハンモック

半日かけて純喫茶を巡ったある日の午後、
二軒目で偶然に出会った喫茶店について綴ろうと思う。

以前から憧れていた「桃乳舎」という素晴らしい建築の食堂にて
昼食をとろうということは既に決めていたのだが、何度か覗いてみても
近隣のサラリーマンで賑わい、なかなか入れそうもなかった。

14時半も過ぎれば空くだろう、とそれまでは周辺を散策することにした。

この界隈は勤務地の近くであるので、ある程度は散策したつもりでいた。
しかし、いつもと違う道を歩いてみると、まだ知らない風景があるもので
新しい純喫茶にも幾つか出会うことが出来た。

その中の一つが「ハンモック」だった。

ビルの二階にある上に、一階にあった看板は電源が抜かれて片付けられていた。

本日の営業は終了か、と半分諦めながらも階段を上がると、扉のガラス越しに
綺麗な緑色が視界に入った。それは大きな窓の向こう側の街路樹で、
ここで珈琲を飲むのはとても落ち着くだろうと、期待が高まった。

扉を開け、様子を伺うと店内には先客の男性が一人。静かに本を読んでいた。

カウンターの中で作業をしていた女性に声を掛け、まだ大丈夫かどうかを尋ねる。
「14時までになるけれど。」とにっこり笑ったので、時計を見ると13時半を少し
過ぎている。申し訳ないと思いながらも、少々の滞在をさせてもらうことにした。

冷たい珈琲を一杯。大きな窓からは光が差し込んできらきらとしている。
ほんの数十分、ただぼんやりと道路を流れる車や自転車を眺めていた。

「ちょっと体調を崩してしまって今は14時までの営業なのよ。慌ただしくて
ごめんなさいね。」と優しい顔をしたママがこちらに話しかけてくれた。

とんでもない、と首を振り、少しでもこちらで過ごす事が出来た喜びを伝える。
加えて、少し離れて見て気がついたアーチ型の美しい窓のことも。

しゃがみこんで見上げたなら、街路樹と空しか見えないであろうこの空間は、
ぽっかりと浮かんでいるようで、店名の「ハンモック」の心地良さを思う。

さっと珈琲を飲み干し、マッチ箱の有無を尋ねると片付けの忙しい中、
わざわざ黄色い素敵なデザインのものを探して来て下さった。

そっと受取り、大切に鞄にしまい、今度はもっと早い時間に訪れて、
流れる景色を眺めながら、こちらでゆっくり過ごせたら、と思った。

★住所:東京都中央区日本橋小網町11-6
★TEL:03-3664-8356

東京・人形町・喫茶室 ハンモック1

東京・人形町・喫茶室 ハンモック2

東京・人形町・喫茶室 ハンモック3

東京・人形町・喫茶室 ハンモック4

東京・人形町・喫茶室 ハンモック5

東京・人形町・喫茶室 ハンモック6

東京・人形町・喫茶室 ハンモック7

東京・人形町・喫茶室 ハンモック8

東京・人形町・喫茶室 ハンモック9

東京・人形町・喫茶室 ハンモック10

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東京・人形町・喫茶室 ハンモック13

東京・人形町・喫茶室 ハンモック14

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東京・人形町・喫茶室 ハンモック16

東京・人形町・喫茶室 ハンモック17

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