
こちらのナポリタンが何とも絶妙だった、と教えてくれたのは、
自身も素晴らしいビストロ料理を作ることの出来る知人だった。
何としてでも近々再訪したい、と思いながら今この記事を綴っている。
笹塚に下車する時、何の用事があったのかいつも明確に思い出せない。
例えば、随分前の記憶であれば、この駅の近くにある台湾物産館のようなところで
沢山のマンゴーが飾り付けられたかき氷を食べる為だったことを思い出したのだが。
南蛮茶館、は以前笹塚駅の目の前にあった。
何度か目にして気になっていたのにも関わらず、常に「思い出せない」用事に
急いでおり、一度も入ることのないままいつの間にかなくなってしまった。
・・・と思っていたところ、後程近くに移転されたと知る。
それを聞いてからも随分時間が経ってしまったが、この度ようやく訪問してきた。
確か雨の降る日で、やはりこの日笹塚へ寄った用事は思い出す事が出来ないのだが。
大きく店名が表示された階段を上がり、扉を開ける。
移転したというのは物凄く昔のことだったか、と思う程
その空間に違和感はなく、当たり前のようにそこに存在していた。
いらっしゃい、とても感じの良いマスターがカウンターから顔を覗かせ、
にこやかに迎えてくれた。その様子にとても安堵し、良い喫茶店だと実感する。
傘を畳み、数名の先客と丁度良い距離を保つ席に腰を下ろした。
街の音が微かに聞こえそうな窓側の席を、いつものように選んでしまう。
メニューに並んだサンドイッチはどれも美味しそうだったが、あいにくこの時は
空腹ではなく、それでも諦めきれずチーズケーキと珈琲を頼んだように思う。
雑誌に掲載されたこちらのサンドイッチの写真に気を取られているうちに
珈琲が運ばれてきた。とても良い香りがして、雨の匂いと混ざるのが心地良い。
味も勿論素晴らしく、次回は是非サンドイッチと共に味わおう、そんなことを思いながら
しばらくの滞在の後、店を後にしたのだが、ナポリタンという目的も出来てしまった。
帰り際、何故か笹塚が気になっていたのはこの店のことが頭にあったからだと考える。
これからは明確な理由の一つとして、「南蛮茶館」を目指すのだろう。
★住所:東京都渋谷区笹塚1-22-7
★TEL:03-5454-5503




















自身も素晴らしいビストロ料理を作ることの出来る知人だった。
何としてでも近々再訪したい、と思いながら今この記事を綴っている。
笹塚に下車する時、何の用事があったのかいつも明確に思い出せない。
例えば、随分前の記憶であれば、この駅の近くにある台湾物産館のようなところで
沢山のマンゴーが飾り付けられたかき氷を食べる為だったことを思い出したのだが。
南蛮茶館、は以前笹塚駅の目の前にあった。
何度か目にして気になっていたのにも関わらず、常に「思い出せない」用事に
急いでおり、一度も入ることのないままいつの間にかなくなってしまった。
・・・と思っていたところ、後程近くに移転されたと知る。
それを聞いてからも随分時間が経ってしまったが、この度ようやく訪問してきた。
確か雨の降る日で、やはりこの日笹塚へ寄った用事は思い出す事が出来ないのだが。
大きく店名が表示された階段を上がり、扉を開ける。
移転したというのは物凄く昔のことだったか、と思う程
その空間に違和感はなく、当たり前のようにそこに存在していた。
いらっしゃい、とても感じの良いマスターがカウンターから顔を覗かせ、
にこやかに迎えてくれた。その様子にとても安堵し、良い喫茶店だと実感する。
傘を畳み、数名の先客と丁度良い距離を保つ席に腰を下ろした。
街の音が微かに聞こえそうな窓側の席を、いつものように選んでしまう。
メニューに並んだサンドイッチはどれも美味しそうだったが、あいにくこの時は
空腹ではなく、それでも諦めきれずチーズケーキと珈琲を頼んだように思う。
雑誌に掲載されたこちらのサンドイッチの写真に気を取られているうちに
珈琲が運ばれてきた。とても良い香りがして、雨の匂いと混ざるのが心地良い。
味も勿論素晴らしく、次回は是非サンドイッチと共に味わおう、そんなことを思いながら
しばらくの滞在の後、店を後にしたのだが、ナポリタンという目的も出来てしまった。
帰り際、何故か笹塚が気になっていたのはこの店のことが頭にあったからだと考える。
これからは明確な理由の一つとして、「南蛮茶館」を目指すのだろう。
★住所:東京都渋谷区笹塚1-22-7
★TEL:03-5454-5503





















