純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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【閉店】東京・武蔵小山・純喫茶 団

ここのところ、何だか慌しくしていて、PCのメールをきちんと
確認出来ずにいた。しかし、昨日の朝、何かの勘が働いたのか、
ふと思い立って開いてみるとまだ寝惚けた目に「閉店」の文字が写った。

何事か、と目を凝らし、良く見てみると、差出人は書籍『純喫茶コレクション』でも
大変お世話になった武蔵小山のパルム商店街にある「純喫茶 団」のマスターであった。

二、三度読み直し、ようやく「本日5/31を以って閉店する」ということが理解出来た。

早速、マスターにお知らせを下さったことへの御礼と最終日の営業時間について
尋ねる返信をした。すると「21時頃まで営業予定」とのことだったので、
業務を終えた後、すぐに武蔵小山駅へ向かった。

一階の階段下にはいつも通りメニューが置かれていて、そこには閉店を感じさせるものは
見当たらない。はて、と思い、二階へ上がり、いつものコーヒーガールを眺める。

カップに腰掛けた彼女を見るのももう最後になるのだろうか、そんな事を思いながら。

扉を開け、カウンターの中で料理を作っていたマスターに取り急ぎの挨拶を済まし、
窓際の席に座る。いつも奥の席に座っていたが、本当はこちらに座ってみたかったのだ。

改めてメニューを眺めてみて食べてみたかったものが沢山あった、と少し後悔する。
こちらでの最後の食事はナポリタンに決めた。本来ならサラダと飲み物が付いてくる
セットだが、野菜が終了してしまったということで代わりにアイスクリームが運ばれてきた。

またナポリタンの味が悔しくなるくらい好みで、少し大蒜の効いた美味しいものだった。

アイスクリームと珈琲がすっかり空になる頃には、閉店時間である21時も近付いていて
ここで過ごす時間も終わりが迫っていた。

名残惜しく思いながらも、マスター他優しい従業員の方々に挨拶をさせて頂く。

ゆったり過ごせ、料理も美味しく、店の方の人柄もとても素敵なこの店が無くなって
しまうなんて、本当に残念なことだ。しかし、永遠に変わらないものなどないのだろう。

書籍の取材時にマスターは「朝と夜で流す音楽を変えているのです」と仰っていた。
それは、日に二度訪れても新鮮な気持ちで過ごせるように、と考えた上のことで、
今でも印象深く思い出す。ちなみに最終日は心地良いジャズが流れていた。

50数年の長い間、本当にお疲れさまでした。
こちらの曇りガラスのような蛍光灯の明るさの下で過ごす時間が好きでした。

(2013年5月31日 閉店)

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