純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

東京・京橋・喫茶 Q

既に閉店してしまっていて訪れることの出来なかった「イコイ」、
ブログをご覧の方のお知らせにより一度足を運ぶことが出来た「カトレア」、
3月上旬には閉店する「ハスキー」、これらは再開発が進む京橋周辺の純喫茶だ。

時間の出来た時に、と隈なく歩き回っていた際、一つの純喫茶に出会った。

店の名前は「喫茶 Q」。何とも期待が高まる店名で、その佇まいも素晴らしい。
話はそれるが、曽我町子さんが歌う「謎の女B」という歌がとても好きだ。

白くて円いドアノブを押しながら中へ入ると、そこには時間の止まった空間があった。
カウンターを囲むようなL字型の席が面白い。ここでは一人でやって来て、
壁にもたれて珈琲をすすりながらマスターと話すのが似合いそうだ。

突然の来客に驚いたのか、先にいた美しい女性と店員のこれまた美しい女性と
マスターは「若い人が来るのは久しぶりだ」と口々に言う。

メニューは頭上に掛けられていたので、それを見て「リッチコーヒーとは何か」と
尋ねるとマスターは「濃いだけだからお薦めしない」と笑った。

歯に衣着せぬ言い方におかしくなってしまって、そこからは店内にいる皆で
しばらく京橋界隈のことや昔あった純喫茶の話をした。

純喫茶へ行く楽しみの一つはこのような時間が発生することだ。

「川を越えると力士も沢山いてね…」ちょうどそんな話をした時に窓の外に
目をやると、着物を素敵に着こなした粋な男性と婦人がこちらを覗いている。

扉を開けてくれると良いが、と思っていると、一度通り過ぎてしまったが、
また戻ってきて中へ入ってきたので嬉しくなる。着物の二人はここに似合っていた。

マスターとの会話を邪魔してはいけない、とそそくさと会計をお願いする。
背の高いカウンターの椅子に少し腰掛けてから礼を言って外へ出た。

「ホットコーヒー」は少しあっさりしていたので、マスター曰く
「ただ濃いだけの年寄りが好む」リッチコーヒーを次こそは飲もうと思う。

★住所:東京都中央区京橋3-12-5 タルタニビル 1F
★TEL:03-3567-5939

東京・京橋・喫茶Q1

東京・京橋・喫茶Q2

東京・京橋・喫茶Q3

東京・京橋・喫茶Q4

東京・京橋・喫茶Q5

東京・京橋・喫茶Q6

東京・京橋・喫茶Q7

東京・京橋・喫茶Q8

東京・京橋・喫茶Q9

東京・京橋・喫茶Q10

東京・京橋・喫茶Q11

東京・京橋・喫茶Q12

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。