純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・浅草橋・喫茶 瀬羅夢(セラム)

店名は「セラム」と読む。

珍しい名前だ、と思っていると元気の良いママが「若い頃、煙草を
吸っていてその銘柄が『セーラム』だったの。」と教えてくれた。

以前、高齢の方が後ろから「ムラセ」と読み、「ムラセさんがやっているから
そういう店名なのかと思ったよ」と言われたこともあるそうだ。

土曜日の夕方の浅草橋周辺は少し寂しい。季節のせいもあるのか、
暗くなり始めた頃には、すっかり店も閉まってしまい、見つけた幾つかの
めぼしい純喫茶にもシャッターが下りていた。

そんな中、灯りが点っていたここを見つけて迷い無く扉を開けた。

すると、緑色のバンダナを頭に巻いたママが「ようこそ!良く来てくれたわね」と
盛大に出迎えて下さった。最初はその勢いに圧倒されつつも、席に腰を下ろす。

冷たい珈琲を注文し、外観の写真を撮らせて頂くため、外へ一度出ると、
テーブルには置かれた珈琲を飲みながら、カウンターの向こう側のママと話した。

以前こちらを訪れた方がブログか何かに書いた記事を印刷したものを取り出し、
「入るのが怖いって書かれているけど、愉快な店なのよー。」と豪快に笑う。

確かに看板には「喫茶」とあるが、私も喫茶店巡りを始めたばかりの頃だったら
躊躇して何度も何度も店の前を通り過ぎていただろう。

今となっては飛び付きたくなる程の魅力的な外観、内装、ママのキャラクターだが。

ママのお喋りは止まることなく続き、色々と面白い話を聞かせて下さった。

もう40数年の古い建物だというのに大地震の時にはほとんど揺れなかったこと、
その時はお客さんをとりあえず外に出して、ママは店内にいたということ。

その時の気持ちを「だって船長さんも何かあったら最後まで船を守るでしょう?」
と例えた話、ランチ時にはテーブルの上に大皿料理をバイキング方式で出している話・・・。

1時間も居なかったと思うのだが、ここにいると良い意味で時間が分からなくなるのだ。
店内は柔らかい橙色の灯りに包まれていて、レース越しの外はもう真っ暗だった。

閉店時間をとっくに過ぎているのに「今日はいいのよー。」と言うママに「また来ます」と
御礼を言って店を出る。「沢山の人に来て欲しいわ。ランチも美味しいんだから。」と
また豪快に笑ったママの顔を見て、私も沢山の方にここを目指して欲しいと願う。

★住所:東京都台東区浅草橋4-9-9
★TEL:03-3861-9768

浅草橋・瀬羅夢1

浅草橋・瀬羅夢2

浅草橋・瀬羅夢3

浅草橋・瀬羅夢4

浅草橋・瀬羅夢5

浅草橋・瀬羅夢6

浅草橋・瀬羅夢7

浅草橋・瀬羅夢8

浅草橋・瀬羅夢9

浅草橋・瀬羅夢10

浅草橋・瀬羅夢11

浅草橋・瀬羅夢12

浅草橋・瀬羅夢13

浅草橋・瀬羅夢14

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