純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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静岡・浜松・喫茶 こんどう

先日、日帰りにて浜松まで出掛けてきた。
前回訪れたのは2004年であったので、実に8年ぶりの訪問になる。

思い入れの強い日は記憶が薄れにくいのか、つい先日のことのように
思い出せる。その時食べた鰻茶漬けがとても美味しかったことも含めて。

今回は昼前に到着し、夕方の用事までひたすらに街を散策した。
あいにく多くの喫茶店を見つけられず、入店したのはわずか一軒となってしまった。

しかし、その「喫茶 こんどう」が大変好みであったので、自分の満足度は高かった。

喫茶 こんどうは煙草屋を兼ねた昔ながらの佇まいで、見つけた瞬間心躍る。
扉を開けると、予想に反してカウンターだけでの店でとてもすっきりしていた。

歩き回ったせいか少し暑くなっていたが、ネルドリップで淹れてくれる珈琲が美味しいと
耳にしたことがあったので、ホットコーヒーをお願いする。その際に撮影の許可を頂くと
カウンターの中にいた男性は一瞬不思議な顔をしたが、了承下さった。

シンプルながら美しいノリタケのカップに注がれた珈琲は綺麗な琥珀色。
それを一口飲んでから、顔を上げると先ほどの男性はいなくなっていた。

代わりにカウンターに入っていたママはとてもにこやかで、冷たいおしぼりを出してくれ、
「首の後ろに当てると体温が下がって気持ちがいいよ」と笑った。

テーブルの上に置かれていたガラスケースの中のアップルパイが艶々と美しかったので
そちらも注文すると、ここは元々先代が始めたお菓子の店だったことや、
珈琲を淹れるためのネルは、コーデュロイなどを作る工場で専門に作ってもらっている
ことなどを教えてくれた。それから浜松散策のお勧めの場所なども。

ゆっくり珈琲を堪能し、お土産にパウンドケーキも買うことにした。
その際にマッチ箱の有無を尋ねると、残念ながらもう作っていないとのことだったが、
代わりにとお菓子を買った時、入れる袋の封をするためのシールを一枚下さった。

そこにはメガネの男性が描かれていたので、誰かと尋ねると先ほどの話に出てきた
ケーキ作りをしていた先代だと言う。その後、以前雑誌に掲載された際の先代の写真も
見せて下さったが、なるほど良く似ていた。貴重なシールは帰ってから大事に保存した。

「浜松は楽しいところがたくさんあるからまたいらしてね」との言葉に何度も頷き、
その度にここに寄って珈琲が飲めたら、と外に出た後、外観を振り返りそう思った。

旅の始めに良い喫茶店と出会うとそれだけで旅は一日中楽しい、今回も強く実感する。

★住所:静岡県浜松市中区千歳町14
★TEL:053-452-6248

浜松・こんどう1

浜松・こんどう2

浜松・こんどう3

浜松・こんどう4

浜松・こんどう5

浜松・こんどう6

浜松・こんどう7

浜松・こんどう8

浜松・こんどう9

浜松・こんどう10

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