純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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<再訪2・72ページ>            東京・東日本橋・喫茶 銅鑼

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。
書籍版『純喫茶コレクション』へのあたたかい応援にも、重ねて御礼申し上げます。

現在、宮崎で暮らしている友人から「六本木の国立新美術館で本を購入した」との連絡をもらい、
たまに訪れるあの好きな空間に自分の名前が並んでいるのを確認したく、昨日訪れてきました。
すると、ミュージアムショップの片隅に見慣れた茶色と白の縞々が・・・。

しばし、その光景をじっと眺め、更に手に取ってページをめくって下さる方の後姿に、
心の中で感謝を述べながら、幸せな気持ちで帰宅しました。

本をご覧戴いたご感想、メッセージ等、全て嬉しく、素敵な情報にも感謝しております。
純喫茶についてお話出来ることは何よりも楽しい時間です。

本の制作の際に多大なるご協力を戴きました喫茶店の方々からも、有難いことに
好評のお言葉を戴き、再訪の際にまたお話出来ることを楽しみに日々を暮らしています。


再訪記録の2店舗目は、東日本橋駅近くにある「喫茶 銅鑼(本ではキッサ ドラと表記)」を。

前回訪れたのは陽射しの強い真夏日で、逃げ込んだここで飲んだアイスコーヒーが
何よりも美味しかったのを良く覚えている。氷をカラカラと鳴らすあの音も。

扉を開けた瞬間にマスターと目が合ったので、本の件で大変お世話になった旨を伝えると、
無言のまま何か封筒を手渡された。そこには、自分の名前が記されていた。

事態が把握できず、顔を上げると、「本をもらったから手紙を書いたのだけど、
何故か戻ってきちゃったよ」とにっこり笑った。そこで、他のお客さんが扉を開けたので、
とりあえず窓際の席(前回憧れていたカーテン越しの光が美しい席)に腰を下ろした。

水を運んできてくれたマスターに封筒を開けてもいいかを尋ね、中の紙を取り出す。
開いたそこには、やわらかい色で描かれた桜の花が咲いていた。

その気遣いに感激し、しばらく眺めていた。
私もそういうことがさらっと出来るようになりたい、と強く思った。

この日は春先にしては少し肌寒かったが、真夏の訪問と同じくアイスコーヒーを注文した。
窓の外に見える景色は夏ではなかったが、珈琲は変わらず美味しかった。

帰りに、連絡先の知らせが上手くいかなかったことを詫びて、改めて自分の連絡先を渡した。
もし今後何かあったらこちらへお願いしたい、と言うと、季節の葉書をまた送るよ、という
思い掛けない嬉しい言葉と共にマスターはまた笑った。

長い期間、たくさんの喫茶店に通い続けても、未だ醒めず夢中なままなのは、
こういうやり取りが理由の一つであることを改めて実感する。

私も絵てがみを送ろう。マスターのように上手には描けないけれど、好きな珈琲の絵を。

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当ブログ『純喫茶コレクション』が書籍になりました。

詳細はこちらをご覧頂けると幸いです。→ 『純喫茶コレクション』書籍化のお知らせ

『純喫茶コレクション』 著者 難波里奈  PARCO出版 \1,680

【純喫茶コレクション】表 【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

ざらざらとしたビニールカバーが、昔懐かしい旅行ガイドを思い出させ、気に入っています。
旅のお供に、どうぞ『純喫茶コレクション』を・・・。どこかへお出掛けの際には、
メールを戴ければお薦めの喫茶店、周辺の好きな店等、お返事させて頂きたく思います。

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