純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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神奈川・綱島・COFFEE サガン

綱島駅に降りたのは、本当に十数年ぶりのことだった。

幼い頃、親戚の家を訪れるのに来ていた以来だったので、散策した記憶よりも、
春に土手沿いの芝生でつくしを探していた記憶のほうが濃かった。

以前馴染みがあった場所でも、大人になってから歩くと新鮮な視線で見ることが
出来るため、ただふらふらとしているだけでとても楽しかった。
(その時に訪れた喫茶店の記事はこちら → カフェ カルディ )

帰り際に凄く素敵な喫茶店を見つけたのだが、既に営業時間を終えていたらしく、
灯りの消えた店内を名残惜しく眺めてから、綱島を後にした。

それから半年くらい経った頃だろうか。こちらのブログをご覧下さっていた方から一通の
メールを戴いた。彼女は、大学の卒業制作で喫茶店の研究をしていて、その相談だった。

話を伺った後、私は快くいくつの写真とコメントを送り、彼女の作品の成功を祈った。
その後、大学にお邪魔し、素晴らしい作品の出来に感激し、いくつか会話をして別れた。

それからしばらくして、また縁があり、待ち合わせをしたのがこの「サガン」だった。

いつかいつか、と思っているうちに時は過ぎてしまい、そのまま縁が無くなることも
多々あることなので、何か確実な約束があってそこへ行けるというのはとても嬉しいことだ。

私は少し遅れて店に到着し、琥珀色の空間にしっとり馴染んでいた笑顔の彼女を見つけた。

彼女はあたたかいウインナコーヒー、私は冷たいウインナコーヒーと偶然同じものを頼んだ。
運ばれてきたコーヒーには大量の生クリームが乗せられていて、少し可笑しくなって笑った。

それからしばらくの間、とりとめもない話をした。数日後に外国へ旅立つ彼女との話題は、
珈琲のこと、そしておにぎりやカレーのルーの比率の話などだったことが印象深い。

「帰ってきたらまたここで会いましょう」 そんなことを言って、改札を挟んで手を振った。
彼女は遠い地でも美味しそうに珈琲を飲んで、笑って過ごしているのだろうか。ふと思い出す。

純喫茶を好きになって、当ブログを始めたおかげで繋がった縁がいくつもある。

これからもこんな風に純喫茶を愛する方たちと、珈琲をきっかけにお会い出来たなら、と願う。

★住所:神奈川県横浜市港北区綱島西1-6-15
★TEL:045-543-2725

綱島・サガン1

綱島・サガン2

綱島・サガン3

綱島・サガン4

綱島・サガン5

綱島・サガン6

綱島・サガン7

綱島・サガン8

綱島・サガン9

綱島・サガン10

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綱島・サガン13

綱島・サガン14

綱島・サガン15

綱島・サガン16

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当ブログ『純喫茶コレクション』が書籍になりました。

詳細はこちらをご覧頂けると幸いです。→ 『純喫茶コレクション』書籍化のお知らせ

『純喫茶コレクション』 著者 難波里奈  PARCO出版 \1,680

【純喫茶コレクション】表  【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

<書籍・純喫茶コレクション>・・・勝手ながらのお奨め利用方法 その1
パッと開いたページの喫茶店へ、思い切って出掛けてみるのはいかがでしょう?
例え、そこが少し遠くとも。きっと素敵な一日になるのではないでしょうか・・・。

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