純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・阿佐ヶ谷・名曲喫茶 ヴィオロン

季節が一巡りするのはとても早い、と毎年のように思うのだが、
昨年の夏から今年の夏に至るまでは、さらに早かった。

ここへ綴る喫茶店は、数日前に訪れたところもあれば、
数年前に訪れたときの記憶をじっと思い出して書いていることもある。

阿佐ヶ谷にある名曲喫茶ヴィオロンは、とても好きな店で、
もう数え切れないくらい訪れているが、そういえばここで記していなかった、
と一番新しい写真を探してみるとそれは昨年の夏の日付で、
冒頭のようなことを思ったのだった。

暑い暑い晴れた日の午後に、中野のカフェ カルマで発行されている
フリーペーパー「といろ」の持ち回り編集長のようなものをさせていただいて、
その製本(というにはとてもあっさりした)作業を終えて、ふらりと寄ったのがここだった。

平日の日中だというのに、なぜか混み合っていて、通されたただ一つ空いていた席が、
後日、映画館で見た『美代子阿佐ヶ谷気分』でまさに美代子が腰掛けていた席だったのを
知って幸せな気分になった。

ここでは、会話をする人はあまりいないように思う。
一人でいても、二人でいても、皆それぞれの時間を過ごしている。

大きく澄んだ音で流れるクラシックをBGMに本を読む人、
考え事をする人、何かをノートに記す人、窓の外を眺める人・・・。

私もこの日は、何かを思い立ってひたすらノートに書き溜めていた
記憶があるのだが、あいにくそれはもうどこかへ行ってしまった。

ふとここのことを思い出したのは、『美代子阿佐ヶ谷気分』が
DVDとして発売されたと知ったからだ。

衝撃的で、美しくて、とても好きな映画だった。
私も購入して、また何度も何度も見ようと思う。

作者の安部愼一の子供達であるSPARTA LOCALSの手がける音楽も素晴らしい。

一年経っても、記憶の薄まらない鮮やかな映画をまた見て、
ここへ来て、美代子と同じ席に座って冷たい珈琲を飲もう。

毎年毎年、同じ記憶を手繰っていく夏というのも悪くはない。
好きなものには、いつまでだって縛られていても良いと思っている。

★住所:東京都杉並区阿佐谷北2-9-5
★TEL:03-3336-6414

阿佐ヶ谷・ヴィオロン1

阿佐ヶ谷・ヴィオロン2

阿佐ヶ谷・ヴィオロン3

阿佐ヶ谷・ヴィオロン4

阿佐ヶ谷・ヴィオロン5

阿佐ヶ谷・ヴィオロン6

阿佐ヶ谷・ヴィオロン7

阿佐ヶ谷・ヴィオロン8

阿佐ヶ谷・ヴィオロン9

阿佐ヶ谷・ヴィオロン10

阿佐ヶ谷・ヴィオロン11

阿佐ヶ谷・ヴィオロン12

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