純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・東日本橋・喫茶 Alps(アルプス)

都営浅草線の東日本橋駅か、都営新宿線の馬喰横山駅を地上に出て、
問屋街のほうへ歩いていくと、この店が現れる。近くには、三景というレストランもある。

この界隈一帯は、日本最大の現金問屋街であるらしく、洋品店が軒を連ねていた。

どんなものが売られているのか少し興味をひかれながらも、
(この日、横目で見たのはパーティー会場で着るのか、ラメだらけのドレスなど)
寄り道はせずに目的の喫茶店に向かって歩く。

今まで遅い夕方に訪れたことがあったが、、かろうじて灯りは点いていても
「もう今日はおしまいです」というマスターの言葉を何回か聞き、残念な気持ちで帰った。
しかし、この日は扉が開いていて、中へ入ると同時に「いらっしゃいませ」という言葉を
聞くことが出来た。他には、談笑するサラリーマンが一組。

とても好みの喫茶店だったので、壁紙を見たり、椅子の艶を確かめたり、
シュガーポットを撫でてみたり、とその度にいちいち気持ちが高ぶる。

店内は、空調が効いていなかったようで少し蒸し暑かった。アイスオレをお願いする。
カウンターの中で、氷を砕く作業はマスターの奥様らしき女性が行っていた。
マスターは、レジのほうへ行ったり来たり。白いシャツに黒いネクタイが素敵だ。

運ばれてきたアイスオレには、あらかじめシロップが入っていた。ちょうど良い甘さだ。

少し忙しない気持ちでいたのに、ここへ入った瞬間、そんなことを忘れてしまうほど、
ゆったりとした気持ちになった。良い喫茶店の魔法は、時としてこんな風にかかる。

しばらくの間、ぼんやりと手紙を書いたり、気になっていたことを調べたりして過ごした。

そうしているうちに、店内にはもう誰もいなくなっていたので、閉店の時間か、と焦る。
慌ててレジへ向かうと、そうではなかったようで、マダムがにっこりと教えてくれた。

「素敵な店だ」ということを伝えると、「もう古いから改装したいけれど、出来ない」と言う。
「このままが素敵だからこれで良いのではないか」と返すと、マダムはにっこりと笑った。

こういうやり取りを何度かしてきていつも思うことは、喫茶店のオーナーは皆、
口を揃えて「古いだけだ」というが、彼らが思っている以上に、それは魅力的なことで、
そして、彼らも自分の店を大切に大切にしている、ということだ。

だからこそ、いつまでも続いていってほしいと願ってしまう。

営業時間が夕方までの喫茶店は、なかなか足を運ぶのが難しいが、
これからも時間を作って、少しずつでも訪れたい。無くなってしまってからではもう遅いのだから。

そんな風に言い訳をして、今日も明日もせっせと喫茶店へ通う。

★住所:
★TEL:

アルプス 東日本橋1

アルプス 東日本橋2

アルプス 東日本橋3

アルプス 東日本橋4

アルプス 東日本橋5

アルプス 東日本橋6

アルプス 東日本橋7

アルプス 東日本橋8

アルプス 東日本橋9

アルプス 東日本橋10

アルプス 東日本橋11

アルプス 東日本橋12


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