
夏になる少し前の頃、駒込がとても気になってしまい何度も通っていた。
駒込、といえば、自分の中では、白鳥の形をしたシュークリームのある
アルプス洋菓子店(包装紙は東郷青児さんのイラストなのも良い)や、
バラの咲き乱れる旧古河庭園 、つつじの美しい六義園、のイメージだった。
しかし、何度も足を運んで散策しているうちに、喫茶店が多数存在することを知り、
ますます興味がわき、歩き回った分だけ好きになった街だった。
駒込駅すぐ近くに、活気のある商店街があることを知ったのもだいぶ後のことだ。
ふと見上げた二階に、セシル66という喫茶店が目に入ったので、早速階段を上がる。
中は思っていたよりも広かったが、お昼前だったこともあり、多くの席が埋まっていた。
かろうじて空いていた窓際の小さな席に腰を下ろす。
前に座っていた婦人がチラリとこちらを見たが、すぐに何もなかったように新聞を読み始めた。
私もトーストと冷たい珈琲を注文して、下を歩く人の流れを眺めた。
運ばれてきたトーストは、こんがりと焼けていて、隣には小さなたまごサラダが載せられていた。
少し行儀が悪いか、と思いつつもたまごをパンに載せて、サンドイッチにして食べた。
せわしなく歩き回っていても、喫茶店で珈琲を飲むと、自然に心が落ち着くから不思議だ。
次はどちらへ行こうか、と上を向いたら、綺麗な淡い緑色の照明が目に入って、また和んだ。
★住所:東京都豊島区駒込2-15-8
★TEL:03-3949-6476













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駒込、といえば、自分の中では、白鳥の形をしたシュークリームのある
アルプス洋菓子店(包装紙は東郷青児さんのイラストなのも良い)や、
バラの咲き乱れる旧古河庭園 、つつじの美しい六義園、のイメージだった。
しかし、何度も足を運んで散策しているうちに、喫茶店が多数存在することを知り、
ますます興味がわき、歩き回った分だけ好きになった街だった。
駒込駅すぐ近くに、活気のある商店街があることを知ったのもだいぶ後のことだ。
ふと見上げた二階に、セシル66という喫茶店が目に入ったので、早速階段を上がる。
中は思っていたよりも広かったが、お昼前だったこともあり、多くの席が埋まっていた。
かろうじて空いていた窓際の小さな席に腰を下ろす。
前に座っていた婦人がチラリとこちらを見たが、すぐに何もなかったように新聞を読み始めた。
私もトーストと冷たい珈琲を注文して、下を歩く人の流れを眺めた。
運ばれてきたトーストは、こんがりと焼けていて、隣には小さなたまごサラダが載せられていた。
少し行儀が悪いか、と思いつつもたまごをパンに載せて、サンドイッチにして食べた。
せわしなく歩き回っていても、喫茶店で珈琲を飲むと、自然に心が落ち着くから不思議だ。
次はどちらへ行こうか、と上を向いたら、綺麗な淡い緑色の照明が目に入って、また和んだ。
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