純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・淡路町・AIKO【閉店】

ちょうど一年前くらいに訪れた喫茶店のことを、すっかり
綴った気持ちになっていて、忘れていたことを思い出したついでに
様子を見に行ったら、すでに閉店してしまっていた。

通りがかるたびに気にしていて、しかし、閉店時間の都合で
なかなか店に入ることが出来なかった。

あるとても寒い冬の日。いつもより早足で、ここを目指すと、
珍しくまだ灯りが点いていたので、そろそろと中へ入る。

店内には、誰もいなかったが、店主のマダムは笑顔で迎え入れてくれた。

アイスティを注文し、しばし、お互いの時間を過ごす。

窓から見える冬の空気がいいな、とか公衆電話の置いてある
机が昔のもので素敵だ、とかそんなことを思っていたような気がする。

帰り際、少しだけマダムと話した。
喫茶店のマッチを集めてしまう癖があって、いつもと同じように
それを伝えると、どこかにある、としばらくの間探してくれた。

しかし、簡単には見つからず、私はお礼を言って帰ろうとした。
そのとき、マダムは「次来たときまでに探しておくから、また来て」
とふんわり笑った。

「はい」と言って店を出たが、なかなか早い時間にそこへたどり着くのは
難しく、次に気になって見に行ったときには、すでに、店内の様子は
変わり果てていて、覗き込んだ窓の中には椅子が転がっていた。

マッチ箱の約束を果たせなかったことを、今でもたまに思い出す。

★住所:

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