純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・阿佐ヶ谷・アコヒーダー【閉店】

良いこととも悪いこととも言い切れず、それが時代だ、と
言われればそれまでだが、駅前再開発の波にのまれて、
また一つ素敵な喫茶店が、姿を消してしまう。

以前から気になっておきながら、いつも混雑しているその様子と、
当たり前のように営業しているその風景に、勝手に満足してしまって、
なかなか訪れる機会を作れなかった。

ところが、先日、強く阿佐ヶ谷に呼ばれたような気がして、
ここの前を通りがかってみると、白い貼り紙が一枚、目に入り、
そこには、閉店を告げる文字が並べられていた。

しばらく茫然とそれを眺め、慌てて店の扉を開ける。
こんなにも簡単なことだったのに、気がつくのはいつも
おしまいの間際だったりする。

幸いにもこの日は、悪天候のためか、店内もとても空いていた。

訪れたときは、必ず座ろうと思っていた、窓際の席に腰を下ろす。

昼食がまだだったため、ビーフシチューのセット(パンとサラダと、
飲み物がついてくる)と自家製プリンを注文する。

店内を見渡し、なんとなくそわそわしていると、運ばれてきた。
珈琲は、最初、酸味を強く感じたが、飲んでいくうちに平気になった。
ビーフシチューは、思いのほか本格的で、よもぎパンも美味しい。

プリンは、上にちょこんと生クリームののったレトロな盛り付け。
卵の味がしっかりとして、程良いかたさが嬉しい。

素敵な喫茶店なのに、もったいないことだなぁとぼんやり
思っていると、カウンターに座っていた男性から、同じ言葉が聞こえる。

喫茶店が続く理由は、きっといくつもあって、
それは絶妙なバランスで、成り立っているのだろう。

そう思うと、今後も、一度見かけた喫茶店を通り過ごすことは
出来ないような気がしてしまった。

(2008年8月20日 閉店)

★住所:東京都杉並区阿佐谷南3-35-13
★TEL:03-3393-1294

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