純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

長崎・桜町・COFFEE SHOP ルパン

昨年のちょうど今頃に長崎へ旅をした。

クリープハイプというバンドの音楽を沢山聞きたくて、飛行機に乗った。
もちろん、その中には純喫茶巡りという魅力ある目的もあってのことで。

諸事情により久しぶりの長崎訪問となったが、母の故郷が
長崎県の佐世保なので、幼い頃には頻繁に訪れていた街だった。

しかし当時と今では、目に映る景色も興味のある対象も全く違う。

まるで初めて訪れた場所のように数日間を楽しんだ。
長い間恋焦がれていた軍艦島への上陸も叶ってしまった。

長崎は思った以上に純喫茶が沢山ある街で、
見つけた扉を次から次へと開けては、その店だけの空間を楽しんだ。

その中でも一番印象的だったのが、この「ルパン」という純喫茶だった。

長崎といえば、坂の多い街、で知られている。

この店も坂道の途中にあり、外観の写真を撮るために少し遠くに立つと、
水平感覚が狂い視界がぐらりと揺れるようだった。

桃色のファサードをくぐり、細い階段を上がって入口の前へ行く。
ビルの中のひんやりとした空気に少し緊張してしまった。

矢印に示された通り、扉を開けると午後のやわらかな光が差し込み、
落ち着いた空間がとても好みで思わず息を飲む。

奥の席に進む時に黒いレースのカーテンがふわりと揺れた気がした。

「いらっしゃい。」
感じは決して悪くなく、淡々とした印象を受けるマスターが
水とメニューを運んできてくれた。

店内とメニューを一通り眺めて、パイナップルフロートとトーストを注文した。
少し後悔したのだが、「スピリットティー」も飲んでみたら良かった。
一体どんな味がするのだろう。

わずかな滞在時間の間、他にお客さんはやって来なかった。
時折マスターがカウンターの中で立てる小さな音と、
私がグラスを持ち上げる音だけが響く。

もう行かないといけない、と思う度に名残惜しくなって、何度か座りなおした。
とうとう時間も迫り立ち上がると、マスターが「ありがとうございます」と
こちらに顔を向けた。

近所にあったならどんなに良いだろう、旅先で何度も思ったことをまた思う。

扉を開けて、ひんやりとしたビルの中の空気を再度嗅いだ時、
いったいどのくらいの時間、ここにいたのか一瞬分からなくなった。
きっと心からリラックスしていたのだろう、と思う。

また長崎へ旅をした時は必ずまたここへ来よう、と夕暮れの中に飛び出す。

★住所:長崎県長崎市桜町1-1
★TEL:095-824-5927

長崎・桜町・ルパン1

長崎・桜町・ルパン2

長崎・桜町・ルパン3

長崎・桜町・ルパン4

長崎・桜町・ルパン5

長崎・桜町・ルパン6

長崎・桜町・ルパン7

長崎・桜町・ルパン8

長崎・桜町・ルパン9

長崎・桜町・ルパン10

長崎・桜町・ルパン11

長崎・桜町・ルパン12

長崎・桜町・ルパン13

長崎・桜町・ルパン14

長崎・桜町・ルパン15

長崎・桜町・ルパン16

長崎・桜町・ルパン17

長崎・桜町・ルパン18

長崎・桜町・ルパン19

長崎・桜町・ルパン20

長崎・桜町・ルパン21

長崎・桜町・ルパン22

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。