純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・梅ヶ丘・coffee 車

豪徳寺に用事があり出掛けた際に、帰りは梅ヶ丘まで散策した。

途中、ホットケーキで有名な「リトルツリー」を見掛けたり、
真ん中をハート型にくり抜いた素敵なホットケーキを出す珈琲店に寄ったりした。

梅ヶ丘駅周辺を歩くのは恐らく初めてのことだった。
有名な寿司屋の位置を確認した後、幾つかの珈琲屋を探して歩く。

その中の一つが、「車」という少し変わった店名の純喫茶だった。

こちらの看板を見た時、真っ先に思い浮かべたのは、初台駅近くにある
同名の純喫茶「車」で、珈琲を出す店なのに何故に「車」、それも二軒、と
マスターの店名に対する思い入れの共通点を聞いてみたいなどと考えていた。

ふらりと入ろうと思ったのだが、扉には「すぐ戻ります」と書かれたメモが貼られ、
あいにくマスターはどちらかに外出しているようだった。

せっかくなので近くを散策し、少しの時間を置いてからまた足を運ぶ。

戻ると入口のメモは消え、付近のテーブルで新聞を読む人の姿があった。
扉を開けて入っても良いかを尋ねる。にこやかなマスターが笑顔で振り向いた。

一番奥の緑色のソファに腰を下ろし、置いてあったメニューを眺める。
この日は既に何杯もの珈琲を飲んだ後だったので、レモンスカッシュをお願いした。

店内には何故かバイクが一台。マスターは乗り物が好きな方なのかもしれない。

運ばれてきたレモンスカッシュは、甘くなく一気に飲み干せる美味しさだった。

まるい檸檬の輪切りというのは、どうしてこうも美しいのだろう。
珈琲の琥珀色も良いが、檸檬にソーダの組み合わせもとても好んでいる。

それからしばらくして団体客が入ってきて、店は賑やかになった。
食事を注文した方のテーブルをちらりと眺めたが、それも美味しそうだった。

思う存分空間を味わった後、いつものようにマッチ箱を頂けないかとお願いする。
すると、レジの下から出てきたそのマッチ箱は、初台の「車」と同じデザインだった。

思わず、初台の喫茶店と同じデザインだが、何か繋がりがあるのかと確認する。
すると、にっこり笑ったマスターが「弟なんです、私が。あちらが兄の店。」と言った。

1時間ほど前に気になっていたことがこんなにも明瞭な形ですっきりした。
兄弟で同じ店名をつけ、違う場所で純喫茶を営んでいる、というのは素敵だ。

頂いたマッチ箱(初台で頂いた時からデザインが本当に気に入っている)を
大切に鞄にしまい、また今度寿司を食べた後に必ず寄ろう、と思った。

★住所:東京都世田谷区梅ヶ丘1-24-4
★TEL:03-3426-1735

東京・梅ヶ丘・車1

東京・梅ヶ丘・車2

東京・梅ヶ丘・車3

東京・梅ヶ丘・車4

東京・梅ヶ丘・車5

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東京・梅ヶ丘・車12

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愛知・名古屋・喫茶マウンテン

喫茶店が好きな方や、名古屋に旅行したことのある方なら
一度はこちらの店名を聞いたことがあるかもしれない。

喫茶天国、モーニングで有名な愛知県・名古屋の喫茶店である
「マウンテン」。一見、喫茶店にありそうな普通の店名だ。

しかし、名古屋駅からは若干離れているのにも関わらず、
休日となれば行列が出来る程の人々で溢れかえるという。

特筆したいことは幾つかあるが、まずこちらへ出掛けることを
「登山」、注文したものを食べきれず挫折することを「途中下山」、
体調に支障をきたしてしまった場合を「遭難」、残さず綺麗に
完食することを「登頂」と専門用語があることを綴っておきたい。

喫茶店で一体何が行われているのかと思われた方は、
その店名で検索をして頂くと数々の衝撃的な画像に出会えるだろう。

例えば、「甘口抹茶小倉スパゲティ」「甘口いちごスパゲティ」
「甘口メロンパン風スパゲティ」「サボテンピラフ」「いかすみジュース」…と
文字だけでは味を想像しにくいような大量のメニューが並んでいる。

かれこれ10年近くここへ行きたい、と思っている間に、
店内も一度改装され、今年になってからようやく訪れることが出来た。

普段、多少怪しげな純喫茶であっても一人で入ることに臆したことは
ないのだが、こちらはさすがに「遭難」してしまった時のことを考えて、
強引にも友人たちに付き合ってもらい、四名での「登山」となった。

あいにく、彼らは集合の直前に台湾ラーメンを美味しく食べてきていた。
空腹なのは私だけな上に、事前に見せてしまった画像にて既に恐怖感を
煽ってしまい、扉を開けるまではなかなか穏やかな空気ではなかったが、
運良くほとんど待ち時間もなく、すんなり席に座ることが出来た。

他の三名は通常の飲み物(珈琲や紅茶)を注文し、私はいちごの
かき氷をお願いした。特大サイズなことは情報を得て知っていたが、
かき氷は大好物なので、一人でも食べきれるだろうと思っていた。

そして、今回の訪問の一番の目当てでもある変わり種スパゲティ。
沢山あるメニューを一通り眺めたが、他の三名からは「食べないから」と
宣言されてしまったので、どうにか自分で「登頂」出来そうなものを選ぶ。

まずやってきたのは珈琲とともに、人数分の焼き菓子とクッキー。
肝心のメニューの前に、甘いもの欲が満たされてしまいそうだ。

続いては、いちごのかき氷。写真では若干分かりにくいが、高さにして
30センチ以上はあったように思う。こちらは同行した友人たちも掬っていた。

最後に運ばれてきたのは「甘口バナナスパゲティ」。
生クリームやバナナが大量に乗っているのはともかく、麺の色が黄色い。

一口食べてみると、やはりバナナの味が強烈にする。
麺も特製で作られているのだろうか。思わず、忙しそうな厨房に目を遣る。

友人たちも恐る恐る一口は食べてくれたのだが、その後皿ごと
こちらに向けられてしまった。何口か毎に水を飲みながら、ゆっくりと頂く。

麺の熱さに絡まる生クリームとバナナの甘さがなかなか厳しく、頑張ったものの
「途中下山」となり、少しだけ残してしまった。とても申し訳なく思う。

願わくは、次回は喫茶店好きの方たちと再度「登山」し、数種類のメニューを
注文し、一口ずつ味わい、きちんと「登頂」して帰りたいと思う。

勿論、通常の食事メニューもあり、そちらはとても美味しそうだったので
(何か分からないところに仕掛けが隠されているのかもしれないが・・・)
数度目の「登山」の際には挑戦したい。

外観の写真を取りに外へ出ると、すがすがしい程晴れた青空だった。
念願の「登山記念日」を、色々な意味で私は忘れないだろうと思った。

★住所:愛知県名古屋市昭和区滝川町47-86
★TEL:052-832-0897

愛知・名古屋・喫茶マウンテン1

愛知・名古屋・喫茶マウンテン2

愛知・名古屋・喫茶マウンテン3

愛知・名古屋・喫茶マウンテン4

愛知・名古屋・喫茶マウンテン5

愛知・名古屋・喫茶マウンテン6

愛知・名古屋・喫茶マウンテン7

愛知・名古屋・喫茶マウンテン8

愛知・名古屋・喫茶マウンテン9

愛知・名古屋・喫茶マウンテン10

愛知・名古屋・喫茶マウンテン11

愛知・名古屋・喫茶マウンテン12

愛知・名古屋・喫茶マウンテン13

愛知・名古屋・喫茶マウンテン14

愛知・名古屋・喫茶マウンテン15

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東京・西荻窪・Coffee&Tea びあん香

夏にはまだ少し早い季節に、新潟からやってきた友人と待ち合わせをした。

目当ては西荻窪のこけしと紅茶を扱っている「イトチ」というカフェだったが、
そこへ向かう途中、気になる喫茶店を見つけた。

入口は沢山の植物に覆われていて、大好きだった自由が丘の「MURA」という、
とてつもなく美味しいバラの花に飾られたカレーとチャイを頂くことが出来た店を思い出す。

先に用事を済ませ、再び同じ道を戻り、こちらにもお邪魔した。

午後のきらきらした光が緑に反射して眩しい。遠目にも美しい喫茶店だ、と思う。

店内にはバラが飾られ、花かごのようなバスケットが吊り下げられていたりと
まるで花屋の中にいるようだ。一人で店を切り盛りするママも花のように笑う。

メニューにあった「トーフグラタン」なるものが気になったが、それは次回空腹の時の
楽しみに、しかし何か珈琲だけでは物足りない、とトーストとのセットをお願いした。

半地下のようになっているが、目線より上に窓があり、陽射しが入るのも良い。

運ばれてくるまでの間、マダムと幾つかの会話をした。店内を眺めながら。
三角に切られた分厚いトーストも珈琲もとても美味しかった。

西荻窪には数えきれない程来ているのに、今までこの道を通ることはなかった。
友人のおかげで、また一つ新しい喫茶店に縁が出来たことを嬉しく思う。

夏が終わり、秋が来た今、あの店の入り口はどのようになっているのだろう。
涼しくなった季節に、熱々の「トーフグラタン」を食べることを楽しみにしている。

★住所:東京都杉並区西荻北2-3-1
★TEL:03-3394-4584

東京・西荻窪・びあん香1

東京・西荻窪・びあん香2

東京・西荻窪・びあん香3

東京・西荻窪・びあん香4

東京・西荻窪・びあん香5

東京・西荻窪・びあん香6

東京・西荻窪・びあん香7

東京・西荻窪・びあん香8

東京・西荻窪・びあん香9

東京・西荻窪・びあん香10

東京・西荻窪・びあん香11

東京・西荻窪・びあん香12

東京・西荻窪・びあん香13

東京・西荻窪・びあん香14

東京・西荻窪・びあん香15

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東京・大阪・福島 コーヒーショップ ダイヤ

一年ぶりに大阪へ出掛けた。

用事は午後からだったが、早朝の新幹線を取り、朝9時前には
もう大阪へ到着していた。何度も来た駅に、少しだけ懐かしさを覚える。

新大阪駅周辺の純喫茶でモーニングを食べようかと考えたのだが、
そのまままっすぐ環状線の福島駅へ向かうことにした。

目当ては、駅近くの一番街にあるコーヒーショップ ダイヤ。
随分前に見たガイドブックに載っていた分厚いホットケーキに憧れていた。

しかし、目の前まで行ってみるも、シャッターが閉まっている。
定休日は日曜日のはずだが、これではどうも出来ない。

なかなかあきらめもつかず、駅の周辺をぐるりと散策することにした。
いざとなれば、商店街に幾つか良い純喫茶があることも知っている。

土曜日の早朝、という時間帯のせいか空気が澄んでいて、見上げた線路には
懐かしいような色合いの電車ががたがたと音を立て走っていく。

久しぶりにほっとしたような気持ちで、再度一番街へ戻ってくると、
何とシャッターが上がっていた。しかも、ちょうど目の前にはダイヤの看板が。

入口はまだ開いていないものの、これはと期待し、メニューサンプルを眺めていると
通路の向こう側から一人の男性が歩いてきた。軽く会釈をする。

もしかして開くのを待ってくれていたのか、と尋ねられ、笑顔で頷くと、
これはこれは、と男性も笑顔になりながらすぐに戸を開け、空調を点けてくれた。

念願のまあるいカウンター席。メニュー表にはホットケーキの存在も確認した。

贅沢にもテーブル席に座らせて頂き、モーニングセットとホットケーキを
お願いする。にこやかに雑談をしつつも、てきぱきと動かれるマスターを目で追う。

しばらくすると、想像よりもずっと分厚く、大きなホットケーキが運ばれてきた。
バターはチューブで絞られており、シロップにいたっては業務用のボトルのままだ。

その後運ばれてきたサンドイッチのことが心配になるほど、ボリュームのある
ホットケーキだった。まずはそのままで、次にバターを溶かし、最後にシロップをかける。

朝から思わぬ量に驚いてしまったが、最後まで美味しく頂いた。

すると「待っていてくれたサービス」とマスターはバナナジュースを下さったのだ。
満腹ながらも、冷たくて甘いそれはすいすいと飲めてしまった。有り難く頂く。

少しの間、店の余韻を楽しむようにゆっくり過ごした。
これからの時間、沢山の人たちが同じようにホットケーキを食べにやって来るのだろう。

大阪に来たらまた寄って下さいな、とマスターは笑う。
頂いたマッチ箱は「もうだいぶ古いものだけど」と謙遜とともに手渡されたが、
そのデザインは今見ても素晴らしくモダンだった。嬉しい土産を手のひらに。

旅先での純喫茶はいつもよりも更に思い出深い。
媒体で目にしていただけの人と直接言葉を交わせたり、食事を味わえたり
することによって、自分自身の体験になる。

そのことが嬉しく、旅に出てもいつも純喫茶ばかりを目指してしまうのだろう。

★住所:大阪府大阪市福島区福島6-1-26
★TEL:06-6458-3688

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