純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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千葉・浦安・カフェ・ド・モン

夏の暑さも過ぎてしまえば、何だか名残惜しいもので、
涼しくなってきた今になって、訪れた喫茶店の写真を眺めては
その記憶を思い返して懐かしんでいる。

浦安駅には、恐らく初めて下車した。

何となく思い付いた駅へ向かい、その周辺を散策し、意図せず
素敵な純喫茶に出会えた瞬間は、喫茶店が好きな人には至福の時間だろう。

慎重に周囲を見渡しながら、駅の周りを2度ぐるりとした。

あまり目ぼしい喫茶店も見つからず、次の駅を目指そうか、などと思いながら
信号待ちをしていたら視界に飛び込んできたのが「カフェ・ド・モン」だった。

昔から、入り口が緑に覆われている喫茶店に弱い。
それは、いわゆる「純喫茶」ではないが、その昔自由が丘に存在した
夢のように美味しいカレーとチャイを出す「MURA」という店の影響かもしれない。

モン、は近付いてみるとますます胸の高まる外観をしており、覗いた店内には
幸い先客はなかった。静かに扉を開け、カウンターにいたマスターに挨拶をする。

笑顔で迎えて下さったマスターは、時間が染み込んだ店内にあまりにも馴染んでいた。

少し曇った大きな窓のある入り口付近の席に腰を下ろし、琥珀色の装飾品を眺める。

冷たいアイスカフェオレの氷は小さく砕かれていて、とても嬉しくなる。
大きな氷のままよりも飲み物を美味しくする一手間だ、と勝手に思っているからだ。

日常でも旅先でも、良い喫茶店の条件として「どこにいるか分からなくなる事」という
曖昧な基準が自分の中にあって、それはこの店でも十分に感じたことだった。

あいにくマッチ箱はもうない、とのことだったが、こちらにはまたお邪魔したいと思う。
出来れば次回は、また同じ席でちらつく雪を眺めながら熱い珈琲を飲めたら良い。

★住所:千葉県浦安市当代島1-1-1
★TEL:047-352-4922

千葉・浦安・カフェドモン1

千葉・浦安・カフェドモン2

千葉・浦安・カフェドモン3

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千葉・浦安・カフェドモン18

千葉・浦安・カフェドモン19

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東京・人形町・COFFEE SHOP BLOOMING(ブルーミング)

夏の暑さもようやく落ち着いてきたように思われた日の午後、
休暇を取り、半日をかけ、久しぶりに純喫茶のことだけに時間を費やした。

散策したのは、人形町~兜町~茅場町で、この地域は勤務地の程近くであるから
現在あるほとんどの喫茶店へは立ち寄ったように思っていたが、いつもと違う道を
歩いてみるだけで、まだ見ぬ素敵な純喫茶と沢山出会うことが出来た。

築地のひよ子が8月末を以て閉店してしまった、という噂を確かめに、
そちらへも足を伸ばす予定でいたが、とてもそこまで行く時間が足りない程であった。

この日、13時から17時半までの間に訪れた純喫茶は7軒。
ブルーミング、ハンモック、ロイド、ポニー、桃乳舎、may、サン茶房。

どちらでも素晴らしい時間を過ごすことが出来た。
その時の記憶を少しずつ綴っていきたい。まずは、人形町のブルーミングから。

こちらの存在を知ったのは、真夏の暑い日のことで、ふと入った脇道に
喫茶店らしい看板が見えて、そこまで歩いてみた。

既に灯りの消えた店内は、外のカーテン越しに少し様子を伺うことが出来、
はっきりと色は分からないが、素敵な形をした椅子が見え、気になっていた。

散策の一軒目はここにしようと決めていた。

ランチ時は混雑するかもしれないので、少し時間をずらし、もうすぐ13時に
なろうという頃、こちらに到着した。営業中、の札に安心する。

扉を開けると、二人の女性がいて、いらっしゃい、と迎えてくれた。
冷たいココアを注文すると同時に、店内撮影の許可を問い、快諾して頂いた。

幸いにも誰もいない店内をぐるりと一周させて頂き、椅子やカウンターの照明の他に、
目に留まったのは、入口付近に置かれていた珍しい公衆電話と、
壁に掛けられたデザインの素敵なカレンダーだった。

まず、公衆電話。私は初めて見るデザインだ、と思った。
色はクリーム色で、いわゆる桃色の電話よりは少し大きい。そして、ボタンの
上には画面があり、広告が色々と流れていてまるで小さなテレビのようだ。

ママに尋ねると「もう使用出来ないが、珍しいからずっと置いてある」とのこと。

次に、カレンダー。一見すると、何かモダンなデザインの絵画のようだが、
良く見ると、黒いマグネットの位置によって、日付を指定出来るようになっているのだ。

この素晴らしさに思わず唸ってしまい、尋ねると、松坂屋かどちらかのデパートから
寄贈されたもので、日本には100個とないものらしい。

面白い話を伺えた、と満足して席に戻り、汗をかいた冷たいココアを頂く。
程良い甘みがじわりと喉を落ちていく。

それからしばらくの間、読書をしたり、思い付いた事をノートに書き留めて過ごした。
時間にしたら1時間くらいだろうか、それでも長居をしてしまった、と
会計を済ませ、退出しようとすると、ママが「あら、いつまでも居ていいのに。
ここは涼しいし、人が来ないから仕事をするのに最適よ」と笑った。

長居大歓迎という素晴らしいこちらの喫茶店。
人形町界隈でひっそりと長い時間を過ごしたい時にいかがだろうか。

★住所:
★TEL:

東京・人形町・ブルーミング1

東京・人形町・ブルーミング2

東京・人形町・ブルーミング3

東京・人形町・ブルーミング4

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東京・人形町・ブルーミング18

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大阪・住吉・喫茶 たんぽぽ

思い返せば、今年の夏は新幹線を降りたあの瞬間から始まっていたのだった。

東京では、まだひんやりとする気候で、たまの雨を感じながらも過ごしやすく、
このままずっとこんな日々が続けばよいのに、と思っていた6月中旬。

しかし、久しぶりに訪れた大阪では、照りつける太陽が迎えてくれ、
まず行なったことは、開店したばかりのデパートに駆け込み、日傘を買うことだった。

いつも旅先で訪れる純喫茶については、きちんと決めていくわけではない。
何となくの目星をつけて(例えばあの電車に乗ろう、とか気になった路地があった等)
途中下車した駅の周りをぐるぐると歩き回り、その時に出会えた店にお邪魔するのが常だ。

そんな風に訪問する事が多いが、今回の旅の目的は少し違っていた。
4.5年前にたまたま乗っていた阪堺電車の窓から視界に入った
「たんぽぽ」という純喫茶を真っ直ぐに目指したのだった。

記憶ではまだ鮮やかな風景だが、実際には数年も経ってしまっている。

まだ無事に営業してくれているだろうか、そんな不安と共に電車に揺られていたら
買ったばかりの日傘を車内にまんまと忘れてきてしまった。

とりあえず忘れ物センターへ電話をし、その旨を伝えてから、数年越しの
憧れの場所へ急ぐ。駅周辺の雰囲気もとても好みで、ゆっくり散策してみたいと思った。

線路から程近くにあるその店は、一瞬時が戻ったかのように思えるほど
当時のままそこに存在していて、その嬉しさに思わず歓声を上げそうになってしまう。

焦る気持ちを少しだけ抑えて、扉を開ける。
白い髭をたくわえた温和そうなマスターがにっこり笑って「いらっしゃい」と言った。

幸いなことに店内に先客はなく、しばしの間、独り占めという贅沢にひたる。
軽めの昼食をとろうとメニューを尋ねると「モーニングにしますよ」という心遣い。
有難くそちらにしてもらい、運ばれてくるのを待つ。

控えめな音量でつけられたテレビも、壁に貼られたメニューの文字も、入口のシールも、
歴史の染み込んだ椅子も、マスターの佇まいも全てが本当に美しい店だと思った。

運ばれてきたトーストとゆでたまごは熱々のうちにいただく。
珈琲は懐かしくなるような喫茶店王道の味がしてほっとする。

冒頭でも述べたようにとても暑い日だったので、マスターとの会話がすすむうちに
喉も渇き、追加でかき氷を注文した。夏の始めに食べるかき氷はなんて魅力的なのだろう。

出来ることならばずっとここにいたい。
飽きるまで本を読み、たまに何かを注文し、朝から晩まで過ごすことが出来たなら・・・。
そんな空想は、次の約束の時間を示す時計によって、現実に戻される。

次の約束ももちろん楽しみにしていたもので、有難くも関西にお住まいの
純喫茶コレクション愛読者の方々との小さな喫茶会の開催だった。

こちらの純喫茶の素晴らしさを皆さんに伝えよう、そう思いながら名残惜しく、
マスターの顔を何度も眺めて御礼を言い、外へ出るため扉に手をかけた。

外はじりじりと暑い。一気に汗が噴出してくる。

ガラス一枚で隔てられた向こう側での時間は、まるで夢のようだった。

★住所:大阪府大阪市住吉区東粉浜3-10-8
★TEL:06-6672-5071

大阪・住吉・喫茶 たんぽぽ1

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静岡・熱海・喫茶 ぐりむ

暑い暑い、と日々口癖のようになっていた夏でも、少し涼しい風が
吹く時期になると、勝手なもので終わってしまうことに寂しさを覚える。

外出が心地良い季節に向かっていくにつれて、どこか行きたい場所、と
考えた時、真っ先に思い浮かぶのはいつも熱海や鎌倉である。

散策の際、坂道の途中にあったこの喫茶店を思い出す。
店名は「ぐりむ」と平仮名で書かれ、頂いたマッチ箱には少年少女の絵があった。

初めて訪れた観光客には少し入りにくい雰囲気かもしれないが、何度か熱海を
訪れている純喫茶好きの方であれば、見つけた時に思わず微笑んでしまうだろう。

開かれた扉の中に入り、店主に挨拶をしてから、メニューサンプルのケースに
目をやる。こちらが店内にあるというのも珍しい気がする、と思いながら席へ進む。

まだ誰も先客のいなかった店内では、子供たちが寛いでいたが、店主の呼びかけにより、
外へ出ていってしまった。人にもよるのだろうが、そのような光景はその土地の暮らしを
眺めているようで私にとっては好ましいものなので、特に気になったことはないのだが。

昼食前で空腹だったが、食事は後にしようとソーダ水をお願いした。

少し経って、サンプルケースの中のものよりかなり鮮やかな緑色のソーダが
運ばれてきた。旅先ではつい注文したくなってしまう誘惑の色だ、と思う。

何となく熱海の空気に自分が馴染んできたように感じて、そろそろと店を出る。

日帰りではあるが、これから始まる楽しい純喫茶巡りに、訪れる度ときめいている。

★住所:静岡県熱海市咲見町7-27
★TEL:0557-83-2931

静岡・熱海・ぐりむ1

静岡・熱海・ぐりむ2

静岡・熱海・ぐりむ3

静岡・熱海・ぐりむ4

静岡・熱海・ぐりむ5

静岡・熱海・ぐりむ6

静岡・熱海・ぐりむ7

静岡・熱海・ぐりむ8

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