純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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北海道・小樽・純喫茶 光

あの素晴らしい空間を視覚にてお伝えすることが出来ないことが残念である。

先日の週末を利用して、北海道へ行ってきた。

沢山の地域へ旅をしている為、意外に思われるが、北海道へ行くのは今回が
初めてのことであった。目的はいつもと変わらず、札幌と小樽の純喫茶巡りだが。

憧れが過ぎてなかなか簡単に足を運べない場所、というのが自分の中に幾つかあって、
それは例えば、今回の北海道や神戸や横浜だった。

ずっと恋焦がれていた北海道は、ほんの一部もまわることが出来ていないが、
一言で感想を伝えるとするのなら、「本当に素晴らしい街だった」。

今回は、初めての訪問だった為、札幌市内と小樽の有名純喫茶を順々に巡った。

まずは、小樽の商店街にある純喫茶好きならば扉を開けずにいられない店のことを。

残念なことに、こちらの店は写真撮影が禁じられている。
あの美しい空間を記録したい人がほとんどだと思うが、ただただひたすら大人しく、
光景を目に、珈琲の味を舌に、焼き付けながら楽しむのが良いのだろう。

扉の向こう側には薄暗く心地良い空間が広がっていて、無数に吊るされたオイルランプが
出迎えてくれる。席を仕切るガラスケースには、素晴らしい珈琲の調度品の数々…。

撮影が禁止なのは、他の利用客に迷惑にならないようにという配慮が勿論優先とは思うが、
実際に小樽に来て体験してほしい、という思いも込められているのではないか。

ブログではこちらの二枚の写真しか紹介出来ないが、これから会う純喫茶好きの皆さんに
私は伝えてしまうだろう。「小樽へ出掛けたなら、まずは純喫茶 光はいかがでしょう?」と。

★住所:北海道小樽市稲穂2-11-8
★TEL:0134-22-0933

北海道・小樽・光1 北海道・小樽・光2

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東京・尾山台・COFFEE GARDEN FRONTIER(フロンティア)

唐突な話になるが、東急大井町線という電車がとても好きだ。

沿線に多くの純喫茶があるわけでもない。ただ、人々が暮らしている
様子を眺めることが楽しく、それに適している街に思えるからだ。

特に、平日の昼下がりの静かな車内に光が差し込んだ瞬間は、
それだけで幸せな気持ちになれる程である。

少し前になるが、等々力駅で用事があり、(こちらの駅からすぐに等々力渓谷と
いう緑が鬱蒼と茂る公園があり、散策にとても良い)途中下車した九品仏駅から
等々力まで歩く際に通った尾山台の商店街で見つけたのがこちらの喫茶店だった。

その日は立ち寄る時間もなく、気になりながらも通り過ぎてしまったが、
後日、今度はこちらを目当てに尾山台まで来てみた。

「ハッピーロード」と名付けられた商店街は、とても長閑で暮らしやすそうだ。
思わずその気もないのに、不動産屋のガラス戸に貼られた間取り図を眺める。

そうこうしているうちに「フロンティア」に到着した。

店名を飾る電飾のせいか、何となく喫茶店というよりは居酒屋であるように
思えてしまうが、扉を開けてしまえば、きちんと昭和感の漂う純喫茶であった。

思っていたより店内は随分広い。暖炉のようなものもあるし、
カウンター近くの席の「FRONTIER」と彫られた銅版も素敵であった。

メニューを一通り眺め、ナポリタンと珈琲のセットをお願いする。
その後ホットケーキも追加注文してしまったのだが。

ふと気が付いたのだが、店名の前には「COFFEE GARDEN」とある。
「COFFEE HOUSE」や「TEA ROOM」は良く見掛けるが、このような表記は
初めて目にしたので大変興味深い。どんな思いで付けられたのだろうか。

そんなことを考えているうちに、ナポリタンと珈琲が運ばれてきた。

シンプルながらもきちんと炒められた具財が混ざってとても美味しい。
そして、やはり純喫茶のナポリタンはどれ一つ取っても個性があり、楽しい。

店内入り口には珈琲にまつわる幾つかの雑誌が置いてあったので、
そちらを持ってきて読み耽っている間に、時間はどんどん過ぎていった。

身近にあって、気を張らずに過ごせる喫茶店というのはそれだけでとても良い。

次はカレーライスを食べようか、そんな幸せな空想をしながらきっとまた
大井町線でこちらを目指すのだろう。ほんの十数分の間、電車に揺られて。

★住所:東京都世田谷区尾山台3-22-8
★TEL:03-3704-1390

東京・尾山台・FRONTIER1

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神奈川・黄金町・コーヒー マツモト

タイミング良く、先客のなかった憧れの純喫茶の扉を開けると、
「濱マイク」の特等席であろう場所に座っていたマスターが「こちらにどうぞ」
とその席を譲って下さった。壁に貼られたポスターとにちらりと目を遣る。

あいにくドラマを拝見したことがないまま訪問したことを悔やんだが、
そのファンの方たちの間では必ず訪れたい場所とされていることは知っていた。

活気のある商店街から一本路地に入っただけで、まるで映画の中の世界のような
光景がそこにはあり、良い意味で時間が止まっているように見えた。

コーヒーマツモトは、10数人も入ったらすぐに満席になる程のこぢんまりとした店だが、
「濱マイク」ファンがひっきりなしに訪れる為、この日のような状態は珍しいのだろう。

壁に貼ってあったメニューを眺め、珈琲とタマゴサンドをお願いした。
カウンターの中で、作業をしながらもこちらに笑顔を向け、話をして下さるマスターの
ファンが多いこともこの店の人気の理由だろうと思う。

運ばれてきたタマゴサンドを頂きながら、「濱マイク」について色々と伺う。
俳優の永瀬正敏さんは今でも店に顔を出し、ここで珈琲を飲んで行かれることが
本当に嬉しい、とマスターは花のように笑った。

店内は一度改装したのみで、そのままの状態で営業を続けているという。
壁に使用されている材料は今では珍しく、内装を手掛ける方がこちらにやってくると
驚くと言う。掛けられた時計も昭和のもので、備品も壊れずに使えているとのこと。

もう随分と長い間値上げもしていない、という珈琲は300円と確かに安い。
マスターは「商店街の人たちのために値段を上げることは出来ないよ」と笑う。

仕入れや営業終了後にこちらを訪れる地元の人たちも、映画やドラマを見て
こちらに来てくれる人たちも、どちらも同じように大事にしているということが
マスターの幾つかの会話からしみじみと感じられて、思わず心が熱くなってしまった。

「以前はもっと活気があったが、大型のスーパーが出来てしまってから変化もあった」
とのことだが、この界隈にはまだ活きている昭和があり、散策も楽しめる素晴らしい街だ。

晴れた新緑の季節、この界隈を散策して果物や惣菜等を買い、
最後にこちらでひと休みをして昭和の空気に浸る休日を是非お薦めしたい。

神奈川・黄金町・コーヒーマツモト1

神奈川・黄金町・コーヒーマツモト2

神奈川・黄金町・コーヒーマツモト3

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山梨・甲府・貴石

まだ寒い季節に甲府を訪れた。目的は、蔦の絡まる喫茶室「六曜館」。

そちらで至福の時を過ごし、帰り際に入り口のガラスケースに並べられた
かつて甲府を彩った今は消えてしまった店や現在も営業している飲食店の
一つ一つのマッチに纏わる歴史について話を伺った。

その中で幾つか気になるマッチの現在の状況を尋ねてみたが、そのほとんどが
既に閉店していて、幸いまだ営業していると聞いたのがこちらの「貴石」だった。

好きな雰囲気の商店街を歩き、思わず鼻歌も弾むような午後にこちらを訪れた。

隣はスナックになっていて、「貴石」と書かれた看板は知らないのに懐かしく思える。

階段や頭上の照明も良い感じで、期待をして扉を開ける。

「こんにちは」と声を掛けてみるも何も応答はなく、ただ入り口にある特徴のある
公衆電話が視界に入った。宇宙的であるのに今ではすっかり珍しくなった桃色の電話だ。

どうしたものか、と店内の奥まで進むと死角になっていた場所でマスターらしき男性が
将棋を指していた。近くまで行き、声を掛けると少し驚き「いらっしゃい」と笑った。

店内はまるで夜を思わせる黒いビロードの椅子で、想像していた感じとは違ったが、
こちらが現在も営業していることに価値があるもので、その辺りは気にならなかった。

運ばれてきたアイスティのグラスはとても大きく、何故かハイビスカスのイラストだ。

綴っていてふと思い出したが、この日は以前お世話になった「OZマガジン」の
発売日で、近くの書店で一冊購入して、少し緊張しながら自分の載っているページを見た。
(その時の記事はこちら → 「OZマガジン 2月号」にインタビュー掲載のお知らせ )

純喫茶と旅は、いつも思い出と少しの感傷的な気持ちを連れてくる。
これからもきっとそのことと一緒に、こちらの喫茶店のことを思い出すのだろう。

山梨にある幾つかの気になる純喫茶の存在を知ってしまったので近々再訪したいと思う。

★住所:山梨県甲府市中央1-12-46
★TEL:055-232-3021

山梨・甲府・貴石1

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「ブックカーニバル in カマクラ 2013」本談会参加のお知らせ

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

吹く風の温度が心地良い季節の現在、皆様いかがお過ごしでしょうか?

お知らせが一件ございます。

紫陽花も鮮やかな花を開き始める6月の初旬に、鎌倉で行われる本のイベント
ブックカーニバル in カマクラ 2013』に参加させて頂く事となりました。

事の始まりは、書籍「純喫茶コレクション」の発売1周年を記念して、
何か純喫茶のイベントを行いたいと沼田元氣さんにご相談したところ、
それはまたゆっくり、ということになり、こちらにお誘い頂いたのがきっかけです。

本を愛する人たちが鎌倉に集まるこの日、幾つかの会場で様々なイベントが行われます。

私は、その中の第3会場である「古民家スタジオ・イシワタリ」での『本談会』に
「喫茶と こけしと 鎌倉と」というテーマにて沼田さんとご一緒させて頂く事となりました。

詳細はこちら → 本談会 vol.3(13:00~13:50)

他の参加者の皆さんが素晴らしい方ばかりで、一人無名な私が混ざっても良いものかと
不安と緊張に負けそうにもなりますが、精一杯本と純喫茶に対する話をしたいと思います。

見に来て下さった方に、この日限定の鎌倉ミニ冊子(ささやかになると思いますが…)も
お配りする予定です。お気に入りの本を見つけた後は純喫茶でひと休みはいかがでしょう?

当日は私も一日鎌倉に居て、幾つかの純喫茶を巡る予定です。
いらして下さった皆様たちと是非お会いしてお話出来たなら幸いです。

雨もまた美しい6月の鎌倉、ブックカーニバルにてお待ちしております。

ブックスモブロさんの素敵なHPはこちら → books moblo
ブックカーニバルの最新情報はこちら → ブックカーニバル ツイッター
沼田元氣さんのこけしとマトリョーシカのお店はこちら → コケーシカ

ブックカーニバル2013
ブックカーニバルのちらし。レトロ印刷の色合いと手触りがとても良いです。

ブックスモブロ
ブックスモブロさんの店内。本の森に迷い込む素敵なひとときを。

カラーブックス・絵本
お邪魔した際に盆栽のカラーブックスと昭和初期の絵本を購入しました。

九ポ堂 ポストカード
九ポ堂の素敵なポストカードも沢山揃っています。
こちらはきらきらした紙が美しいシーラカンスと小さなミジンコ柄。

沼田元氣さんと行くロシア①
沼田元氣さんと行くロシア②
沼田元氣さんと行くロシアツアーのちらし。とても凝っていて素晴らしいです。


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詳細はこちらをご覧頂けると幸いです。→ 『純喫茶コレクション』書籍化のお知らせ

『純喫茶コレクション』 著者 難波里奈  PARCO出版 ¥1,680

【純喫茶コレクション】表【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

梅雨に向かう季節、純喫茶の窓際の席で、雨の音をBGMに読書はいかがでしょう?

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東京・淡路町・高山珈琲

数回続けて、非日常のノスタルジックな純喫茶について綴ったので、
今回は日常の暮らしの中にある美しい喫茶室について記録したい。

平日の夜に神保町の大きな書店を目指す時は、歩いて行くことが多い。

あの界隈はもう十分歩き回ったつもりだが、まだ知らぬ純喫茶がひっそりと
営業しているのではないか、という期待も込めて毎回違う道を行く。

少し前に「びいんず」という淡路町駅から程近くにあった喫茶店が閉店して
しまったことを知った。営業時間が夕方までだったおかげで、一度の訪問しか
叶わなかったが、マスターもママも優しく、明るさの丁度良い空間であった。

現在の状況を確かめるべく、歩き出して思い出したのがこちらの「高山珈琲」で
その存在はもう随分前から知っていたが、何となく敷居が高い気がして未訪問だった。

ある日の夜、思い立って扉を開けると幸い先客のない店内で、
髭をたくわえた紳士的なマスターが「いらっしゃいませ」とにっこり笑った。

気になっていた窓際の席に腰を下ろし、メニューを拝見させて頂く。
ブレンドコーヒーとチーズケーキのセットをお願いした。

マスターに撮影の許可を請うと「誰もいらっしゃらないのでお好きなだけどうぞ」と
カウンターの中から微笑んで下さった。お言葉に甘えて、気になる箇所を写真に撮る。

程無く珈琲の良い香りが店内いっぱいに広がり、チーズケーキと共に運ばれてきた。
「オールドコーヒー」を使用していると謳っている珈琲は文句無く美味しかった。
綺麗な形にクリームが盛られたチーズケーキにも良く合う。

珈琲を半分程味わった後、マスターと純喫茶や珈琲のことについて幾つも話をした。

恐れ多いながらもこのようなブログを綴っていることを告げると、大いに反応して下さり、
有難い言葉を掛けてくださった。嬉しい気持ちになり、ついつい長居をしてしまった。

偶然の思い付きが新しい出会いに繋がる事が多い為、直感に従った方が良いということは
今までの体験からも良く分かっているが、改めてそんなことを珈琲と共に噛み締めた夜だった。

予約時や混雑時のみ利用できる二階席も特別に上がらせて頂き、今度はこちらの空間で
ひと休みするのも良いだろうと思う。しかし、一階席も夜と珈琲が似合うので迷っている。


★住所:東京都千代田区神田須田町1-12
★TEL:03-3251-7785

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静岡・熱海・珈琲 軽食 サンバード

「あなたのような方に純喫茶を引き継いでほしいわ」

熱海のとある純喫茶にて、豪快な冗談を言うママの一言にただ笑顔を返しながらも、
ほんの一瞬、この地域で暮らす様子を想像したのは数年前のことだった。

それからも私は年に1.2回熱海を訪れている。

人で賑わう観光地然とした駅前の光景も、話すと皆優しい街の人たちも、
たった2時間程で小旅行気分を味わえるところも気に入っている。

さて、今回訪問したのはずっと気になっていながらもなかなか入店が
叶わなかった海の近くの純喫茶「サンバード」。

この日は既に4軒の純喫茶にて珈琲やらを頂いていて、そのまま帰宅しても
良い程の成果を上げていたが、何となくもう一軒、最後にぼんやりしたかったのだ。

サンバード、は窓の大きな喫茶店である。晴れた昼であれば、海の光が
目に浮かぶくらいの距離で、きっと海で遊び疲れた人たちで賑わうのだろう。

この時は平日の夜だったので、先客はなく、カウンターを出てテレビを眺めている
マスターにまだ営業時間は大丈夫かを確認し、窓際の端の席に腰を下ろす。

何か甘いものでも、とメニューを見てプリンをお願いしたが、あいにくこの日は
終了してしまったということで、イチゴのパフェとクリームソーダを注文した。

どこから来たのか、などマスターからいくつかの質問を受け、それに答えた。

そうこうしているうちに運ばれてきたパフェはクリームまで淡いイチゴ色だった。
クリームソーダの緑色も光の差し込むこの喫茶店の日中では良く映えることだろう。

丁度良い大きさのパフェを頂きながら、今は真っ暗な海のことを思った。
そういえば、夏の海はもう何年も見ていない、いつも季節外れにやって来て、
誰もいない砂浜を少し歩くくらいだ、などと。

のんびりしているうちに閉店時間のことが気になってしまったので、
ゆっくりするのは次回にして腰を上げる。マスターは、「また来てね」と笑った。

一通り撮影させてもらった際に視界に入った奥の空間も気になる。
階段の天井に光る美しい色の3連の灯りを眺めて、外観を撮る為に横断歩道を渡った。

先程まで自分が座っていた席のほうへカメラを向けると、それに気が付いたマスターが
笑顔で両手を大きく振って下さった。思わず嬉しくなり、私も両手を振り返した。

マスターのあたたかさの余韻は帰りの電車でもずっと残っていて、やはり熱海は
素晴らしい街だ、と今回も噛み締めながら東京へ揺られて帰る。

★住所:静岡県熱海市東海岸町2-15
★TEL:0557-81-3667

静岡・熱海・サンバード1

静岡・熱海・サンバード2

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静岡・熱海・サンバード18

静岡・熱海・サンバード19

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マッチ箱コレクション *34*

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

5月になりましたね。
連休の方もお仕事の方も、いかがお過ごしでしょうか?

東京は爽やかな気候が続き、やって来る夏を前に束の間の過ごしやすい日々です。

昨日は所用にて、午後の日比谷野外音楽堂まで。
公園では、噴水の周りや新緑の中のベンチで沢山の人が寛ぎ、休日らしい光景でした。

夜は平日と違って、人の少ない内幸町周辺のしんとした雰囲気がとても好きです。

さて、残りの休日も純喫茶のことばかり考えて、珈琲を飲むことにしましょう。
皆様も素敵な喫茶時間をお過ごし下さい。

日比谷公園の夜
人もまばらで走る車の音ばかり響く、日比谷界隈の夜。


【東京・初台・純喫茶 車】

マッチ 東京・初台・車1マッチ 東京・初台・車2マッチ 東京・初台・車3

【静岡・熱海・ボンネット】

マッチ 静岡・熱海・ボンネット1マッチ 静岡・熱海・ボンネット12マッチ 静岡・熱海・ボンネット13

【静岡・熱海・サンバード】

マッチ 静岡・熱海・サンバード1マッチ 静岡・熱海・サンバード2マッチ 静岡・熱海・サンバード3

【静岡・熱海・喫茶ぐりむ】

マッチ 静岡・熱海・ぐりむ1マッチ 静岡・熱海・ぐりむ2マッチ 静岡・熱海・ぐりむ3

【埼玉・浦和・エビスヤ】

埼玉・浦和・エビスヤ1埼玉・浦和・エビスヤ2埼玉・浦和・エビスヤ3

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『純喫茶コレクション』 著者 難波里奈  PARCO出版 ¥1,680

【純喫茶コレクション】表【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

好きな本を何冊か持ってお気に入りの純喫茶の窓際の席でのんびりと。

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神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室(見学編)

ぼんやりと遠くの方で汽笛が聞こえた気がして目が覚めた。

家の近くに海はない。
もしかすると、こちらの喫茶室が呼んでいるのかもしれないと勝手な想像をする。

先日綴った豪華絢爛な喫茶室「コーヒーの大学院」の続きを。

前回の訪問時には、こちらの特別室で珈琲を頂くことは時間的な問題もあり
出来なかったのだが、一目見たいという願いを美しいマダムが叶えて下さった。

「どうぞ」にっこり笑うマダムが扉を開けて灯りを点けた瞬間、眩暈がした。

想像以上に煌びやかで完璧な空間に思わず出る言葉は「凄い」の一言だった。

「ご自由にご覧下さいね」と私を残し、マダムは元の空間へ戻った。
遠慮なく、思う存分歩き回らせて頂く。空間によって雰囲気の異なる椅子に腰掛けて
みたかったが、それはきちんと訪れた際にしよう、とただただ写真に収めた。

どちらも素敵だったが、一番気に入ってしまったのは薔薇の柄のタイルが
壁一面に貼られた席だった。大きなシャンデリアが照らし、本当に美しい。

こちらの特別室は、それぞれ貸切も出来る。伺ったところ、人数にもよるが、
一時間5000円程と飲食代で借りられるというのだから、決して高くはないように思う。

段々と便利に簡素化されていく現代において、一見無駄であるようなこの豪華さの中で
飲む珈琲というのは贅沢だ。日常とは少し違う何かを求めて皆それぞれの好きな純喫茶へ
出掛けていき、そして幸せな気持ちで一日を終えるのだ、と思う。

今回の記事はあくまで「見学編」である。
実際にこの空間で珈琲や食事を頂いた際には、また綴りたい。

気になった皆様は関内方面へお出掛けの際に、是非こちらをご訪問頂けたらと願う。

★住所:神奈川県横浜市中区相生町1-18
★TEL:045-641-7750

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室1

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室2

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室3

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室4

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室5

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室6

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室7

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室8

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室9

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室10

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室11

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室12

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室13

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室14

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室15

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室16

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室17

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室18

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室19

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室20

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室21

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室22

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室23

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室25

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室26

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室27

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室28

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室29

神奈川・関内・コーヒーの大学院 特別室30

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