
広島へ行って来た。唐突な思い付きによって。
行きの新幹線で、たった一週間前に乗車した名古屋駅を通過することが
少し不思議だった。途中下車したい気持ちを抑えつつ、真っ直ぐに向かう。
今回の旅の目的は、路面電車の走る広島駅前に存在する歴史ある純喫茶
「パール」が界隈の再開発により閉店してしまうため、再訪することだった。
パール、については週末にでもゆっくりと綴ろうと思う。
今回は、新しく出会ったセンイシティにある「潮」という純喫茶のこと。
橙色のひさしが遠くから目に入り、見上げた瞬間にここもきっと素晴らしい
と直感が働く。「しお」だと思っていた店名は「うしお」だった。
競馬を楽しみにしている方たちが多数集まるビルの向かいの通りにあったので
若干の煙草の匂いは覚悟していたが、時間帯が良かったのか程好い混み具合だった。
店の入り口には売店のようなコーナーがあるのが興味深い。こけしもいた。
そして壁に掛けられた大きなテレビの中では美しい馬が走っていた。
鮮やかな橙色のカーテンが光る窓際の席に腰を下ろす。朝の光が心地良い。
モーニングを注文しようとメニューを見ていると、若干の違和感を感じる。
トーストと卵と果物に珈琲・・・と味噌汁、とあった。
少し前に広島の方より「広島ではモーニングに味噌汁が付くことが多いが、
それは一般的なのか」という問い合わせを頂いた。
しばらく考えたが、私の経験では今までにはほとんど無いことだったように思う。
つい前の週に出掛けた名古屋でも味噌汁が付いてくることはなかったので
これは貴重な体験だ、と嬉しくなりそのセットをお願いした。
しばらくして、銀色のトレイにきっちりと乗せられた朝食が運ばれてくる。
見た目も美しく、胸を高鳴らせてお椀を見つめる。中は勿論味噌汁だった。
バターのついたトーストを食べた後、早速味噌汁を一口飲んでみる。
想像とは少し違ったが、悪いものではなかった。
とても居心地の良い空間で、旅先であるのも忘れていつまでもここにいたく
なってしまった。そう思わせてくれるのは自分に合っている純喫茶だと思う。
しかし、せっかくの晴れた日曜日だったので次の目的地へ向かうべく、
珈琲豆の海のような絵柄のマッチ箱を一つお土産に頂き、店を出た。
★住所:広島県広島市南区京橋町10-30
★TEL:082-263-0872





















行きの新幹線で、たった一週間前に乗車した名古屋駅を通過することが
少し不思議だった。途中下車したい気持ちを抑えつつ、真っ直ぐに向かう。
今回の旅の目的は、路面電車の走る広島駅前に存在する歴史ある純喫茶
「パール」が界隈の再開発により閉店してしまうため、再訪することだった。
パール、については週末にでもゆっくりと綴ろうと思う。
今回は、新しく出会ったセンイシティにある「潮」という純喫茶のこと。
橙色のひさしが遠くから目に入り、見上げた瞬間にここもきっと素晴らしい
と直感が働く。「しお」だと思っていた店名は「うしお」だった。
競馬を楽しみにしている方たちが多数集まるビルの向かいの通りにあったので
若干の煙草の匂いは覚悟していたが、時間帯が良かったのか程好い混み具合だった。
店の入り口には売店のようなコーナーがあるのが興味深い。こけしもいた。
そして壁に掛けられた大きなテレビの中では美しい馬が走っていた。
鮮やかな橙色のカーテンが光る窓際の席に腰を下ろす。朝の光が心地良い。
モーニングを注文しようとメニューを見ていると、若干の違和感を感じる。
トーストと卵と果物に珈琲・・・と味噌汁、とあった。
少し前に広島の方より「広島ではモーニングに味噌汁が付くことが多いが、
それは一般的なのか」という問い合わせを頂いた。
しばらく考えたが、私の経験では今までにはほとんど無いことだったように思う。
つい前の週に出掛けた名古屋でも味噌汁が付いてくることはなかったので
これは貴重な体験だ、と嬉しくなりそのセットをお願いした。
しばらくして、銀色のトレイにきっちりと乗せられた朝食が運ばれてくる。
見た目も美しく、胸を高鳴らせてお椀を見つめる。中は勿論味噌汁だった。
バターのついたトーストを食べた後、早速味噌汁を一口飲んでみる。
想像とは少し違ったが、悪いものではなかった。
とても居心地の良い空間で、旅先であるのも忘れていつまでもここにいたく
なってしまった。そう思わせてくれるのは自分に合っている純喫茶だと思う。
しかし、せっかくの晴れた日曜日だったので次の目的地へ向かうべく、
珈琲豆の海のような絵柄のマッチ箱を一つお土産に頂き、店を出た。
★住所:広島県広島市南区京橋町10-30
★TEL:082-263-0872





















スポンサーサイト

