純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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「ペルルの素敵な空間を惜しむ会」 ご参加への御礼

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

昨日は予定通り、ペルルにてひっそり集まり、その素敵な空間を味わう会を
開催してきました。まずは、お集まりいただいた皆様、有難うございました。

私が到着したのは、18時を少し回った頃。ペルルへの階段を上がると、
予想以上に賑わった店内の様子に驚き、そして嬉しくなりました。

夕方訪れると、いつも落ち着いた雰囲気でしたが、この日はマスターもそれぞれの
注文の品をテーブルに運ぶのに忙しそうでした。扉を開け、声を掛けて奥の席に。

ちらっと周囲を見ると、素敵な女性たちがたくさん。この中に当ブログをご覧
下さっている方がいらっしゃるのだろうか・・・勘違いで声を掛けてもいけない、などと
思いつつ、一人の方に話し掛けると有難いことに、店内にいらした皆さんが当ブログの
お知らせを見ていらして下さった方たちでした。緊張しながらもその後は雑談などを。

皆様、とてもやさしい雰囲気をお持ちで、純喫茶にまつわる話を短い時間ではありながら
たくさんお話することが出来て嬉しかったです。最後にはマスターとの記念撮影も。

そして、私が用意していたペルルの風景を一冊にまとめたアルバムへの寄せ書きを
お願いしました。ご協力有難うございました。マスターにも無事渡せ、思わず寂しさが。

「時代の流れですよ。喫茶店もいつかはなくなる。自分も消える。そしてあなたもね。」
マスターはそう言って豪快に笑いました。その言葉はじっと沁みたので、
これからきっと喫茶店の閉店や、何かとの別れの時に思い出すのでしょう。

この地で40年間営業されていたという喫茶 ペルル。本当にお疲れさまでした。
マスターのこれからが、ますます素敵な毎日でありますように。

そして、お集まり頂いた皆様に再度感謝申し上げます。時間や日程の関係で
今回はお会い出来なかった皆様、またどこかでお会い出来たら、と願います。

今後とも純喫茶コレクションをよろしくお願いします。

2012.06.27ペルル会
きっとこれからもペルルのことを何度も思い出すのでしょう。

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当ブログ『純喫茶コレクション』が書籍になりました。

詳細はこちらをご覧頂けると幸いです。→ 『純喫茶コレクション』書籍化のお知らせ

『純喫茶コレクション』 著者 難波里奈  PARCO出版 \1,680

【純喫茶コレクション】表 【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

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本日(6月27日)「ペルル」の素敵な空間を惜しむ会 開催のお知らせ

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

先日、京都へ出掛けた際に恐れ多くも「恵文社一乗寺店」にて、店にあった自分の本に
サインをさせていただいたのですが、そちらを買い求めて下さった方からメッセージを
いただき、朝から嬉しい気持ちです。ご購入もメッセージも本当に有難うございます。

さて。今週末は、「岩本町・ペルル」に「北千住・みゆき」と都内の素敵な純喫茶の閉店が
相次ぐのですが、時間的に訪れることの出来る「ペルル」にて、本日『ペルルを惜しむ会』を
予定通り開催する予定です。(詳細はこちらをご覧下さい ⇒ ペルルを惜しむ会 )

何かをするわけでもなく、こちらにご連絡の必要はございません。
私が行けるのは、早くて18時過ぎとなってしまいそうですが、その際に偶然ここを
ご覧下さっている方がいらっしゃったなら、ゆるりとお話などしましょう、という主旨です。

ささやかなのですが、ブログをご覧下さっているとお声掛け下さった方(5名ほど)に
ペルルの風景を閉じ込めた写真3枚セットをお渡し出来ればと思います。(下記写真)

今日も皆様、良い喫茶生活を。ペルルに行かれる皆様、後程お会いしましょう。

ペルル会
写真の中では永遠に生き続けるペルルの風景。

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大阪・天満・喫茶 プランタン

週末に、用事があり浜松まで出掛けてきた。ここ最近新幹線に乗る機会に
恵まれていて大変嬉しい。例え日帰りだとしても、新幹線に乗るのが好きだ。

浜松の話はまた後に綴るとして、その先の大阪のことを思い出している。

天神橋筋商店街は、何度訪れても活気があり、ただ目的なく歩いていても楽しい。

今回は、以前から気になっていた天満駅近くの「TEA ROOMプランタン」へ。

とても暑い日で、光も強く逆光になってしまい、外からでは様子が窺えなかったが
中へ入ってみると大変賑わっていた。一番奥のゆったりしたソファの席に通してもらい、
そっと周囲を観察すると、皆が地元の方のように見えた。買い物の間の一休みだろうか。

外の暑さに負けて、ついアイスコーヒーを注文してしまったが、少し落ち着いてから
近くのテーブルを見てみると、オリジナルのロゴ入りのカップが置かれていたので
ホットコーヒーにすれば良かった、と少し悔やむ。すぐに、また訪れればいい、と思い直す。

照明や置かれているオブジェはどこかゴージャスで、店内の明るさも程好い。
読みたい本を持ってきて長居をしたかったが、旅先だったと思い出し、早々に腰を上げる。

夏は苦手だが、天神橋筋のような長い商店街をのんびりただ歩いて、
すぐに喫茶店に飛び込んで、とそんなことを繰り返す一日を過ごしに来ようと思った。

★住所:大阪府大阪市北区天神橋4-4-1
★TEL:06-6358-3106

天満・プランタン1

天満・プランタン2

天満・プランタン3

天満・プランタン4

天満・プランタン5

天満・プランタン6

天満・プランタン7

天満・プランタン8

天満・プランタン9

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読者カード送付の御礼と広告掲載のお知らせ

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

先日、夕刊フジの取材の際、久しぶりに出版社の担当の方とお会いし、
PARCO出版へ届いた私宛の読者カードを拝見させていただきました。

読者カードというのは、本のアンケートのようなもので本の中に封入されています。

有難いことに当書籍をご購入の上、こちらにご記入下さった方のご意見・ご感想を
知ることが出来ました。どちらにもやさしくあたたかい言葉があふれていて、
ただただ嬉しくてじっと眺めていました。今もブログ更新の励みになっております。

送って下さった皆様、本当に有難うございます。
一人一人に御礼の返信をさせていただきたいくらいです。
(個人情報保護のため、私は裏の感想記入面しか拝見出来ないのですが・・・)

そして、いつもブログをご覧下さっている皆様、拍手コメント、メールフォームにて
純喫茶にまつわる楽しい話を送って下さる皆様、重ねて感謝申し上げます。

もう一つ。先日22日の金曜日の朝日新聞 朝刊に『純喫茶コレクション』の広告が
載っていると友人から連絡をいただき、昼休みに近くのコンビニへ買いに出掛けました。

素敵な本の中に一緒に並べていただき、恐れ多いながらも嬉しい気持ちでいっぱいです。
朝日新聞の方、PARCO出版の方、有難うございます。

これからも純喫茶コレクションをよろしくお願い致します。

朝日新聞朝刊2012.06.22
右上に『純喫茶コレクション』の紹介が。素敵な本たちの中でちょっとそわそわと。

カンテ 猫2012.05
大阪・中津にある「カンテグランデ」の猫。ふさふさしていていつも可愛い。昼寝中。

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書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

梅雨でも快適な純喫茶で、雨の音を聞きながらのんびりとしたひとときを。

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東京・築地・コーヒー&スナック サンマルコ

築地市場場外には、随分前から気になっている喫茶店がいくつもあるが
(マコや愛養など)、閉店時間が早いため、なかなか行けないままでいる。

代わりに、といっては変だが、夜の場外を歩くのはとても好きで、
人の少ないしんとした築地を散策しに寄り道をして帰ったりする。

先日、近くに用事があって出掛けた際、いつも通らない道を
歩いていたら、KEY COFFEEの看板が目に入り、この喫茶店に出会った。

二階にあるため、外からは中の様子は見られないが、店内の明かりがちらりと見え、
何だか良さそうだ、と入り口へ向かう。階段の下から見える光景もとても素敵だ。

何も入っていない橙色と白色の小さなショウケースと白い花のような照明が可愛らしい。
扉に貼られたステンドグラス風のシールが好きだ。良く見ると一枚だけ違う柄なのもご愛嬌。

中は思ったよりもシンプルだったが、色々と観察していると純喫茶らしい素敵なものが
たくさん置かれていた。例えば、奥の席にある花のような模様の鉄の仕切りなど。

アイスコーヒーを注文して、飲み干すまでの間、窓から外を眺める。
二階にある喫茶店が好きだ。下を行く人によって景色が変わるからだろうか。

店内では、打ち合わせをするサラリーマンや近所の方らしき人が新聞を読んでいた
くらいで、ちょうど良い混み具合で落ち着いた時間を過ごすことが出来た。

冷たいコーヒーを飲みながら、やはりこの周辺の喫茶も早くまわらなければ、と思った。

★住所:
★TEL:

築地・サンマルコ1

築地・サンマルコ2

築地・サンマルコ3

築地・サンマルコ4

築地・サンマルコ5

築地・サンマルコ6

築地・サンマルコ7

築地・サンマルコ8

築地・サンマルコ9

築地・サンマルコ10

築地・サンマルコ11

築地・サンマルコ12

築地・サンマルコ13

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<再訪17・48ページ>東京・月島・純喫茶 ライフ

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

昨日綴りました「夕刊 フジ」への掲載ですが、ご覧下さった方から「見たよ」と
言われる度、慣れない経験に恥ずかしさで飛び上がりそうになりました。

拙い話を綺麗に纏めて下さった夕刊 フジの記者・久保木様、ご多忙中同行して下さった
PARCO出版の藤本様、記事をご覧頂きました皆様に感謝申し上げます。


さて。今回の再訪記録は、取材の際の待ち合わせ場所に指定した「月島 ライフ」のことを。

月島へ行く回数はそんなに多くないのですが、年に数回、訪れる時はもんじゃではなく、
こちらも店を目当てに出掛けることが多いのです。ソースの香りの流れる街で珈琲を。

今年は取材の日と業務で出掛ける日が同じ週に重なり、2度もお邪魔することが出来ました。

ライフは、ご家族で経営されていて昼は若旦那マスター、夜は大旦那であるマスターが
いらっしゃることが多いように思います。お二人とも大変優しく、素晴らしい人柄です。

取材時に訪れたのは夜で、業務の合間に昼食をとったのは光の差し込む午前中でした。

入り口の扉の曇りガラスに書かれた「喫茶 ライフ」という文字にいつも見惚れてしまいます。
夜はさくらんぼの入ったレモンスカッシュを飲み、昼はタマゴサンドとアイスカフェオレを。

取材時にいらっしゃったマスターは、控えめにじっと見守って下さり、緊張しやすい私も
いつものように喫茶店についての熱い想いを語ることが出来たのです。感謝致します。

書籍の件で訪れた時は、月島周辺の変わりゆく環境、高齢者の高層マンション暮らしへの
心配などをお聞きし、下町の人情溢れる部分を感じ、考えさせられることの多い夜でした。

月島で暮らす近隣の方たちにとって、ライフは生活の一部でありながら、誰かと繋がっていられる
そんな場所で、喫茶店は珈琲を飲むためだけの場所ではないと改めて強く実感しました。

今日もライフの扉を開け、ほっとする方がたくさんいらっしゃるのでしょう。

私も、先日業務で近くに訪問した際に傘を忘れてきてしまったので、それを取りに行く名目で
またふらりと。考えるだけでいつも幸せな気持ちになれる地元密着のあたたかい喫茶店です。

<再訪>月島・ライフ0 <再訪>月島・ライフ1 <再訪>月島・ライフ2 <再訪>月島・ライフ4 <再訪>月島・ライフ5 <再訪>月島・ライフ6

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皆様も月島もんじゃの前に、後に、純喫茶 ライフで一休みはいかがでしょう?

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「夕刊 フジ」に掲載のお知らせ

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

昨日は大雨と暴風でしたが、皆様のお住まいの地域は大丈夫でしたか?
お怪我された方などがいらっしゃらないことを願います。

今日の東京はすっかり晴れ上がって暑い一日になるそうです。
水分補給には、喫茶店で一息、好きな飲み物をいかがでしょう?

さて。お知らせが遅れてしまいましたが、昨晩発売の「夕刊 フジ」という
タブロイド紙にて、当書籍『純喫茶コレクション』が紹介されました。

初めての経験だった私の緊張したインタビューも、記者の方が上手く纏めて
下さっていて、さすがだと感心するとともに感謝致しました。ありがとうございます。

夕刊 なので、本日にはもう販売していないのかもしれませんが、もしお手元に
お持ちの方がいらっしゃったら5面をご覧下さい。「月島 ライフ」での取材でした。

夕刊 フジの読者の皆様、もし光栄なことにこちらのページを覗いて下さったなら、
皆様の日常にある「純喫茶」の魅力を改めて思うきっかけに出来たら・・・と願います。

皆様、今後とも純喫茶コレクションをよろしくお願い致します。

< WEB版がこちらで見られるようです ⇒ 夕刊 フジ >

夕刊 フジ2012.06.19

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京都・二条・COFFEE SHOP シュベール

以前、京都の二条で暮らしていた友人と待ち合わせをした時に、お薦めして
もらった喫茶店にずっと行きたいと思ったまま、いつの間にか数年が過ぎていた。

今回の旅で、三条界隈を散策した後、バスに乗り、相変わらず美しい京都市役所の
建物を眺めながら二条駅へ向かう。途中には、「喫茶 チロル」の姿も見かけた。

二条駅からすぐにある「三条会商店街」にある「喫茶 扉」を目指したが、あいにく
この日はもうシャッターが降りていた。営業時間が終わってしまっただけなら良いが。

美味しそうな京野菜のガレットが気になったり、自家焙煎の珈琲屋の店先の匂いに
ふらふらと引き寄せられたり・・・。そんな風に目指したのはもう一軒の喫茶店。

店の名前は「シュベール」。外観の上部には立派な彫刻のオブジェが飾られ、期待した。
あまり一見で来る客はいないのか、マスターはこちらを見て、少し怪訝な顔をした。

「飲み物をいただいてもいいですか」と尋ねると、中へ通してくれたが、
この時はまだ笑顔を見られることはなかった。カウンターに入り、黙々と水を入れる。

しかし、クリームソーダをお願いして、それがテーブルに運ばれてくるまでの間、
いくつか京都のことを尋ね、この店のことを聞いていたら、マスターが笑顔になっていた。

幸いにも他に誰もいなかったため、マスターは近くのテーブルに腰を下ろしてくれ、
たくさんの話を聞くことが出来た。特に、まだ建物があまりなかった頃の京都の話は
興味深いものだった。マスターが二階で飼っている可愛い猫たちの話も。

帰り際にマッチと三条会商店街の案内図を頂き、笑顔で振り向くと「また来なさいよ」と
マスターが見送ってくれた。旅先の「また」はいつ行けるか分からないゆえに大変
もどかしい。しかし、必ず再訪したい場所がいくつもある。こうして一つずつ増えていく。

★住所:
★TEL:

京都・二条・シュベール1

京都・二条・シュベール2

京都・二条・シュベール3

京都・二条・シュベール4

京都・二条・シュベール5

京都・二条・シュベール6

京都・二条・シュベール7

京都・二条・シュベール8

京都・二条・シュベール9

京都・二条・シュベール10

京都・二条・シュベール11

京都・二条・シュベール12

京都・二条・シュベール13

京都・二条・シュベール14

京都・二条・シュベール15

京都・二条・シュベール16

京都・二条・シュベール17

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<再訪16・34ページ>東京・北千住・みゆき と閉店のお知らせ

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

本題に入る前に、気になったことを。
ここ数日、中央区日本橋にある純喫茶「LOTUS」さんのことをお調べの方が
多数いらっしゃったようですが、LOTUSさんに何かあったのでしょうか?

あいにくテレビ等のない生活をしておりまして、状況が分からず気になっています。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、ご一報いただけたら幸いです。


さて。一つ前の記事でも少し触れた「北千住 みゆき」の閉店について綴ります。

当ブログをご覧下さっている方から「みゆきの閉店」を教えていただいたのは
10日程前のこと。あまりにも驚いてしまい、しばらくの間そのことを考えずにいました。

閉店までの間に行ける目処がつき、ようやくお店に電話をかけ、マスターに確認をして
真実だった時の寂しさは今でもじんわり思い出します。そのまま店へ向かい、書籍への
ご協力の御礼を言うと、マスターはいつも通り優しく微笑んでくれました。

クリームソーダを待つ間、地下鉄の出口を見下ろせるガラスの窓に泳ぐエンゼルフィッシュや
年に一度全て取り外して大掃除をするとマスターもうっとりして見惚れてしまうという大きくて
美しいシャンデリア、味のある字体で書かれた良い色合いになった壁掛けのメニュー・・・。

もうしばらくしたら全て見られなくなってしまうのだ、と胸が苦しくなります。
初めて訪れてから5.6年間、夢中になって何度も何度も訪れて色々な思い出が出来ました。

当初解体予定だった店内は、居抜きのまま利用したい、という方が現れて新しい店に
なるそうです。映画にも利用された特徴的なカウンターはそのままであってほしいと願います。
(レストランバーになるとお聞きしました。一度はみゆきの跡地に訪れてみたいものです。)

最後の訪問になるかもしれないため、たくさんの写真の撮らせていただき、
マスターといくつかの話を。その時カウンターにいらっしゃった常連客と思っていた女性は
何とみゆきの初代ウェイトレスの方でした。当時は周囲に会社も多く、大変賑わっていたそう。

こんなにも皆の心を掴まえて離さない素敵な空間が思い出になってしまうことを
寂しく思う反面、ここが営業している間に出会えたことに感謝しています。

マスターの人生はこれからも素敵に続いていくのでしょう。お話していてそう強く感じました。
せっかくなので、とマスターと前述のウェイトレスさんの記念撮影をさせていただきました。

にっこり笑う二人の姿は、私が知らないはずの45年前の風景のようで、
暑い夏がやってくる頃、みゆきのことを思い出しながらマスターに手紙を書こうと思いました。

本当に大好きな喫茶店です。週末も営業されているようなのでお時間に都合のつく方は是非。

<再訪>北千住・みゆき1 <再訪>北千住・みゆき2 <再訪>北千住・みゆき3 <再訪>北千住・みゆき4 <再訪>北千住・みゆき5 <再訪>北千住・みゆき6

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当書籍をカウンターに置いて下さって「写真のほうが綺麗だね」と笑うマスターに感謝。

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<再訪15・40ページ>東京・人形町・レモン と改装のお知らせ

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

「ペルルを惜しむ会」への皆様からの反応を嬉しく思います。
ふらっと珈琲を飲みに、そんな気軽さでペルルを見届けられたなら。

関西方面にお住まいの方からのメッセージも感激しております。
いつか、関西地区でも純喫茶好きの方とお話出来たら、と願います。


さて。昨日はレモンに始まり、レモンで終わる素晴らしき一日でした。
その話の詳細を綴る前に、また悲しいお知らせが飛び込んできました。

一つは、「北千住 ティーサロン みゆき」の突然の閉店です。

あまりにも美しいその空間に夢中になった方は多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。昨日早速出掛けてきましたので、その話は明日にでも。

ちなみに閉店日は、当初6月22日の予定でしたが、工事の関係で月末ぎりぎりまで
営業するかも、とのことです。お出掛けの前には、電話にてご確認下さい。

もう一つは、「人形町 ハンバーガーとコーヒー レモン」の外観部分改装の
お知らせです。昨日、みゆきに行こうと計画した際に、せっかくなので
久しぶりにレモンで一休みをしてから行こう、と思い立ったのです。

お昼時、有名な親子丼を目当てに賑わう老舗を横目に、たまご色のここを目指します。

レモン のカーテンは相変わらずふわりと揺れて、カウンター中心にいる
可愛らしいママも同じようにふわりと微笑むのでした。

扉を開けてすぐに書籍へのご協力の御礼を伝えたら、「ちょうど良かった。来週から
外観を変えてしまうのよ」とのこと。どういうことかと聞くと、ひびの入っている
大きなガラスを同じ物に換えることが出来ないので、一部壁にしてしまうとのことでした。
(内装はそのまま、ということなので少しほっとしました。改装は6月20日からです。)

改装の前の姿をもう一度見ることが出来て良かった、とタイミングの良さに感謝しながら
お気に入りの左側の席に座り、オムレツカレーとレモンスカッシュをお願いしました。

手際良くママが作るオムレツカレーは、卵がふわふわとカレーも美味しく安心する味です。
どうしてここは、いつ来てもこんなにほっとするのだろう、と心を解くひととき。

こんな風にレモンで始まった一日は、夜に吉祥寺の「アムリタ食堂」という
素敵なタイ料理の店にて行われた『次松大助』さんのライブにて締め括られました。

次松さんは「THE MICETEETH.」というとても好きなバンドの方で、解散してしまった
現在も美しいピアノと歌でうっとりする空間を提供して下さいます。

なぜレモンか、というと、彼の歌の一つに「レモンの花が咲いていた」というタイトルの
素晴らしい歌があって、今回も少しふわふわした気持ちでそれを聞くことが出来たからです。

「♪君が笑うから つられて可笑しくなった」 その空間にいた人を見渡すと皆幸せそうな
笑顔をしていました。それを見てこちらも楽しくなって笑います。そんな素敵な夜でした。

<再訪>人形町・レモン1 <再訪>人形町・レモン2 <再訪>人形町・レモン3 <再訪>人形町・レモン4 <再訪>人形町・レモン5 <再訪>人形町・レモン6

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「ペルル」の素敵な空間を惜しむ会

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

先日、こちらでもお知らせ致しましたが、「東京・岩本町・ペルル」が
6月29日をもちまして閉店することとなってしまいました。本当に寂しいことです。

閉店時間が19時と早いものの、時間がゆるせば日々通いたいほど素敵な空間でした。

ペルルを愛用されていた方、まだ訪れたことのない方、この機会に行ってみようと
思った方、そんな方たちと同じ空間でマスターに今までの感謝を伝え、話が出来たら、
ということで勝手ながら「ペルルを惜しむ会」を6月27日(水)に行おうと思います。

とはいっても、貸切にするわけではなく、特に連絡の必要もございません。

当日、自由気ままにお集まりいただき、偶然にもお会い出来たなら珈琲でも飲みながら
ペルルの空間を記憶に焼き付けるべく、眺めましょう、という主旨です。

現地集合、現地解散、お店の営業時間は朝8:00~夜19:00です。
私は早く行けたとしても18時過ぎの到着となります。ペルルの風景を閉じ込めた写真を
マスターにお渡ししたく、いらっしゃった皆様でもご希望の方には是非、と思います。

雨の多いこの季節、純喫茶空間にて珈琲を飲むひとときはいかがでしょう?

また前日になりましたら再度お知らせ致します。
昭和の素敵な遺産、純喫茶の魅力を共有出来たなら、と願います。

ペルル① ペルル②

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喫茶 ペルルも掲載させていただいております。オフィス街の楽園でした。

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<再訪14・126ページ>東京・平井・珈琲ワンモア

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

梅雨に入り、曇り空の増えるこれからですが、道の片隅で段々と色付いてくる
紫陽花を、電車の中から、歩道から、眺められることが嬉しい季節です。

気に入った傘と読みたい本を一冊持って、近所の喫茶店にお出かけはいかがでしょう?


さて。先日再訪したのは、「幸せなおやつ」といえば思い出す、平井のワンモア。

夕暮れ時だったためか、店内の混み具合もちょうど良く、注文時に早速マスターに
書籍化へのご協力の御礼を伝えました。珈琲豆にお湯を注いだ瞬間のように、
ふわっとマスターの笑顔が広がり、今日も楽しい時間が過ごせそうだと実感します。

この日はフレンチトースト(まるい檸檬が見た目にも可愛らしい)とこだわりの珈琲を
お願いして、真剣な様子でカウンターに立つマスターを遠くから眺めます。

やがて店内にひろがるバターと砂糖の甘い匂い、少し苦めの珈琲の良い香り。

何時であろうとも、ここへやってくれば幼い頃のおやつの時間を思い出せるようです。

ふわふわで絶品のフレンチトーストにナイフを入れて、珈琲をゆっくり味わってから
マスターといくつもの話をしました。昨年の夏に訪れた際のことから始まって、
喫茶店への思い、珈琲豆の焙煎、当たり前のことを手を抜かずに行うことの大切さ・・・。

時々何かを思い出して遠くを見るようなマスターの眼差しに思わず胸が熱くなります。

閉店時間までたっぷり話を伺い、帰り際に手渡して下さったのは、マスターの長年の
経験が詰まった珈琲豆。袋の上からでも十分に香る良い匂いは、帰宅してからもしばらく、
幸せな気持ちをくれました。豆が無くなったならまたお邪魔しなくては、そう思うのです。

店を出てから振り返ると、先日の台風で壊れてしまったという看板の代わりに、同じ形では
ありますが新しい看板。この看板もたくさんの時間を重ねていってほしい、と強く願いました。

<再訪>平井・ワンモア1 <再訪>平井・ワンモア2 <再訪>平井・ワンモア3 <再訪>平井・ワンモア4 <再訪>平井・ワンモア5 <再訪>平井・ワンモア6

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大阪・西中島南方・喫茶 潤

いつも通り過ぎるだけで下車したことの無かった駅に降りたのは、
今回の旅の宿をここ、西中島南方のビジネスホテルにしていたからだった。

今までは、御堂筋線にて新大阪から中津へ向かうのが常だった。

初めて散策した街は、夜も昼も賑わっていて、それぞれ違う顔を見せていた。
少し歩けば川もあるからだろうか、バーベキューの準備をした集団も多数見た。

今回綴る「喫茶 潤」は、見つけた時にはあいにくの定休日だったので、最終日の
京都へ向かう前にもう一度訪ねてみた。この駅は阪急が通っているので大変便利だった。

橙色のガラスの向こう側の様子ははっきり見えなかったが、人の気配を確信して
扉を開ける。ちょうど私の少し前に入店した常連客らしき男性が一人。

荷物だけ置いてあった席には、後から男女が入ってきて何やら打ち合わせをしていた。
昔からここにある時間の染み込んだ佇まいにうっとりする。青い椅子も美しい。

クールに作業をこなすママに写真撮影の許可を得ると、最初は少し怪訝な顔をされたが、
他の客がいなくなった後に、喫茶店が好きでここの外観も店内も想像以上に素敵だった、と
伝えるとぱっと笑顔に変わり、照れたようにいくつか話してくれた。お土産にはマッチ箱も。

もし、喫茶店をジャンル分けするとしたら、このような喫茶店を何と呼ぶのだろうか。
そんなことを考えていたらある知人の言葉を思い出した。彼は「大衆喫茶」と言っていた。

正解かどうかは分からないが、店を出て振り返りながらまさしくぴったりな表現だと唸る。
そして、私はゴージャスな喫茶も正統派の喫茶も好きだが、大衆喫茶もとても好きだと思った。

★住所:大阪府大阪市淀川区西中島3-20-4
★TEL:06-6304-1920

大阪・西中島南方・潤1

大阪・西中島南方・潤2

大阪・西中島南方・潤3

大阪・西中島南方・潤4

大阪・西中島南方・潤5

大阪・西中島南方・潤6

大阪・西中島南方・潤7

大阪・西中島南方・潤8

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大阪・西中島南方・潤10

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書籍『純喫茶コレクション』にまつわるお知らせ色々

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

今日の東京は綺麗な青空ですが、皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか?
お休みの方も、お仕事の方も、良い日曜日を過ごせますよう。

私はといえば、ここ最近の外出続きで疲労がたまっていたのか、昨日は雨を言い訳に
部屋の中で一日中過ごし、気がつくと、うとうとと夢を見て、たくさん睡眠をとりました。

さて。綴りたい店が増えていく日々ですが、その前にいくつかのお知らせを。


以前(もう3年も前だということに驚きました)、『遺しておきたい「古典喫茶」』という
素敵な冊子のマッチ箱特集のページで、写真提供とコメントにてご協力させて頂きましたが、
今回は、「路面電車で風町散歩」という魅力的なテーマの7月号、巻末のページにて
書籍『純喫茶コレクション』をご紹介していただきました。

男の隠れ家」は、私も毎号発売を楽しみにしている雑誌で、編集長の新井様には、
その後も色々とお世話になっております。この度も本当に有難うございました。

男の隠れ家7-1
「路面電車で風町散歩」 行きたい街がまた増えました。電車と珈琲に誘われて。

男の隠れ家7-2
昔から購読していた雑誌にて自分の名前を眺める幸せ。喫茶という縁に感謝します。


次に。憧れているものは多数あるのですが、京都へ旅をするたびに足を伸ばしていた、
叡山電鉄(この電車がまた素晴らしい)の一乗寺駅にある「恵文社一乗寺店」。

お買い物ページでは、『純喫茶コレクション』も素敵に紹介して下さっています。(こちら

先日お邪魔した際に、レジ前の大きなテーブルにて自分の著書を見つけて感動し、
思わず会計の時に店員さんに話し掛けてしまったのですが、その方は偶然にもコメントを
書いて下さった方でした。御礼を言うと目の前にあった在庫に「サインを」、とのお言葉。

恐れ多くも二冊に記名させて頂きました。その本はどなたかの手に届いたのでしょうか?
東京からそのことを思い出す朝です。ご購入下さった方、感謝致します。

京都の思い出に、とこの日購入したのはとても好きな挿絵画家、「宇野 亜喜良」さんの
新書『古い手紙』でした。あとがきによると「大正や昭和の時代の<少女たちが書いた手紙>
の振りをして、ぼくが書いたパロディ」とのことで、とても美しいイラストが多数です。

恵文社一乗寺店1
近くにあったなら、毎日立ち寄りたい書店。心が豊かになる空間です。

宇野亜喜良1
いくら眺めていても飽きず、ずっと大切にしたい本。この世界観に憧れます。


もう一つ。最近知った渋谷の素敵な書店、「おいしい本屋さん COOKCOOP」。

代々木公園に行った帰りに立ち寄ったのですが、こちらは食べ物にまつわる書籍を多数
販売している書店で、そのようなテーマが好きな自分には夢のような書店でした。
その中には、『純喫茶コレクション』も並べて下さっていました。有難うございます。

COOKCOOP1
この日購入した『うわさのパン』。パンの持つ幸せなイメージがとても好きです。

まだまだ綴りたいことはたくさんございますが、長くなってしまったのでまた別の記事で。
何度も同じことを言ってしまいますが、当ブログをご覧の皆様、書籍をご購入下さった皆様、
著書を置いて下さっている全国の書店の方、そして純喫茶を経営する皆様に感謝申し上げます。

珈琲 ワンモア
平井・ワンモア マスターに頂いた珈琲豆で朝のひととき。今日も良い喫茶生活を。

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詳細はこちらをご覧頂けると幸いです。→ 『純喫茶コレクション』書籍化のお知らせ

『純喫茶コレクション』 著者 難波里奈  PARCO出版 \1,680

【純喫茶コレクション】表 【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

さて。日曜日の昼下がり。今日はどちらで珈琲を飲みましょう・・・?

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<再訪13・20ページ>京都・三条・六曜社コーヒー店(地下)

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

東京へ戻ってきてからも、毎日どこかでゆるりと珈琲を飲む日々です。
好きな喫茶店というのは、どうしてそこにいるだけであんなにも落ち着くのでしょう。

その理由は分かっているような分かっていないような、そして今日も珈琲を飲むのです。

さて。またもや関西旅行の記憶に心を飛ばして綴ります。

「♪三条へ行かなくちゃ」とフォークシンガーの高田渡さんが歌うのは、
三条堺町のイノダコーヒのことですが、私は京都へ到着するとこの歌を
口ずさみながら同じ三条界隈にあるこの喫茶店へ向かいます。

多数の喫茶店の誘惑(「スマート珈琲店」であるとか「カフェ・アンデパンダン」、
もう少し足を伸ばせば「エルベ」に「ソワレ」、「フランソア」「たんぽぽ」など・・・)
を振り切って、まっすぐここを目指すと、マスター奥野さんの「いらっしゃい」という声と
珈琲の素晴らしく良い香りに包まれることが出来ます。

今回の訪問では、今まで憧れていた入り口正面の一番奥の席に座ることが出来ました。
広いので、占領してしまうのが大変申し訳なかったですが、想像通り居心地が良かったです。

椅子の後ろに見える青いタイルと艶々とした茶色の壁がこの日も美しく光り、
毎回注文するハウスブレンドは変わらず美味しく、手作りのドーナツととても良く合います。

京都に来ると、珈琲好きの友人たちの顔を思い浮かべてこちらの珈琲豆をいくつも
お土産に買います。テーブルに運ばれてきた新鮮な豆たちは袋の外からも良い匂い。

それを持って三条界隈から二条まで散策し、たまに手提げ袋の中を覗いては、
美味しい珈琲を飲む友人たちの顔を想像して、ついつい笑顔になるのです。

いつも美味しい珈琲と完璧な喫茶空間を提供して下さるマスターの奥野さんは、
帰り際にご挨拶をすると、いつものクールな表情がぱっと笑顔に変わり、嬉しかったです。

また京都へ出掛けたら、ここで珈琲を。
それはずっと変わらない習慣であってほしいと願いながら。

<再訪>六曜社地下店1 <再訪>六曜社地下店2 <再訪>六曜社地下店3 <再訪>六曜社地下店4 <再訪>六曜社地下店5 <再訪>六曜社地下店6

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【純喫茶コレクション】表 【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

当ブログをご覧下さる皆様は、本当にあたたかいなあと最近改めて感じます。
ブログの更新を続けていけるのも、見守って下さる皆様がいるからです。

純喫茶好きの皆様、本日も素敵な喫茶生活を。

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東京・亀戸・珈琲道場 侍

まだまだ関西地区の喫茶巡りは続くのだが、少し間を置いて東京の喫茶の話を。

総武線で千葉方面へ向かう度に、ホームから見えるこの喫茶店へ行かなくては、
と思っていた。店名は「侍」、カウンターにはロッキングチェアがずらりと並ぶという。

たまに新橋で集うとても好きな友人(料理上手で話上手、幼い頃亀戸方面に
住んでいた影響なのか分からないが、割と大きいカメを大切に育てている)が
ここへ訪れた時の話も大変興味深いものであった。

先日、「亀戸 キャット」と「平井 ワンモア」再訪の際に、念願のここへも訪問出来た。

珈琲道場、と書かれた階段を次々に上がっていくと、入り口付近にも侍のイラスト、
扉を開けると縦に細長い店内はたくさんの人で賑わっている。やはり皆揺れながら
珈琲が飲みたいのか、カウンター席を中心に埋まっている。

せっかくなのでロッキングチェアに座りたいが、混雑していたため日を改めようか、と
思っていたところ、にこやかでとても感じの良い店員さんが一番奥の席が空いていることを
示して下さった。喜んでそこへ向かう。ちょうど逆光に照らされた窓枠が自分の著書の
表紙と似ていて勝手に嬉しくなる。(窓の透明と窓枠の茶色がそう見えるだけなのだが)

手渡されたメニューには、面白い珈琲の名前がたくさん並んでいる。「ローズ珈琲」や
「ブルーベリー珈琲」「マスカット珈琲」など。一体どんな味がするのだろうか。

今回は、無難にバナナジュースを注文した。すると運ばれてきたトレイを見て驚く。
通常のバナナジュースの他に、バナナパフェのようなものが並べられている。
聞くとこちらで一セットで、オレンジジュースを注文した場合も同様に出てくるという。

見た目にも可愛らしいバナナセットは人気商品のようで、ちらりと近くの席を見渡すと
たくさんのテーブルに同じトレイが並べられていた。せっかくなので、アイスコーヒーも
注文。こちらは、良く冷やされた銅のカップに入れられた正統派の珈琲。とても美味しかった。

雑誌を取ってきてしばらくの間、ゆらゆらと揺れたり、窓の外を眺めたり。
写真を撮らせていただいたおかげか、チーフマネージャーであるママが話し掛けて下さり、
色々と話を聞いた。一階の看板には「創業二十年」とあったが、もう三十二年になるらしい。

テーブルに置かれた小さなメニュー表の裏の「営業時間 朝7:60~」の表記も面白い。
二人いた男性店員も大変感じが良く、男前だったので、いつも賑わう人気店なのも納得した。

ロッキングチェアで珈琲が飲める、という大きな個性がある喫茶店だが、それだけでなく
何度も足を運びたくなる店であった。なかなかブランコに乗ることもなくなった大人の今、
たまにはゆらゆらと揺れながらぼんやり過ごす時間というのも面白い。

★住所:東京都江東区亀戸6-57-22
★TEL:03-3638-4003

亀戸・侍1

亀戸・侍2

亀戸・侍3

亀戸・侍4

亀戸・侍5

亀戸・侍6

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亀戸・侍18

亀戸・侍19

亀戸・侍20

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<再訪12・100ページ>兵庫・新開地・喫茶 エデン

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

これから蒸し暑くなってくる季節がやってきますが、雨の音を聞きながら
一人静かに純喫茶の窓際の席でアイスコーヒーを飲む日々も楽しみになってきました。

さて。今回の関西滞在の初日は、神戸へ行こうと決めていました。
出掛ける数日前に、新開地の純喫茶「ベラミ」さんが昨年火災に遭い、
現在は休業中であることを知ったのですが、その様子が気になったことも一つ。

一番の目的は、書籍『純喫茶コレクション』にも掲載させていただいた「エデン」さんへ
ご挨拶に伺うために。まだ一度しか訪れていないのに懐かしい気持ちになる駅前の
商店街を少し散策し、近くの食堂へ入り、名物のぼっかけ丼とビールで昼食をとりました。

いつも純喫茶で昼食を済ませることが多いので、名物を食べることが出来て嬉しかったです。

その後、エデンさんへ向かうと、緑にあふれた入り口の向こう側の「楽園」は、変わらず
静かに存在していました。時間帯が良かったのか誰もいなかったため、マスターに早々に
ご挨拶をし、ソファに腰掛けて珈琲をお願いしました。それからまもなくやって来た一人の男性。

先日の「ベラミ」さんの記事をご覧になり、すぐに近況報告をして下さった神戸在住の方と
やり取りをしていた際に、神戸訪問を伝えるとわざわざエデンにいらして下さったのです。

お名前しか知らない状況でお会いしたのですが、その方は「芝田真督」さんとおっしゃる
神戸の大衆食堂や立ち呑み屋に関する情報を、書籍などにて精力的に発信している方でした。

早速、著書をいただき、サインまで入れていただきました。有難いことです。
(本の詳細はこちらです ⇒ 芝田真督さんのHP ・ ブログ )

マスターを交えて、神戸の純喫茶に始まり、色々なお話を伺いました。
旅先では、その地域にお住まいの方の話を聞くのが一番面白い、といつも思います。

エデンは、春頃の「土曜はダメよ!クイズ!よみがえれ!純喫茶」という番組に
ご出演されたようで、その際に作ったというサンドイッチをご馳走して下さいました。
彩りも美しく、ふわふわのパンも大変美味しい一品でした。

しかも、その際に私の本を一冊、わざわざ購入して番組の方にお渡しして下さったとのこと。
マスターのお気遣いに、重ねて感謝申し上げます。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもので、外から差し込む光が夕暮れのものに
変わったのを見届けて、またここへ訪れるのを楽しみに店を出ました。

<再訪>新開地・エデン1 <再訪>新開地・エデン2 <再訪>新開地・エデン3 <再訪>新開地・エデン4 <再訪>新開地・エデン5 <再訪>新開地・エデン6

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大阪・なんば・純喫茶 ロア

大阪へ行くときは、中崎町や天神橋筋、空堀の商店街か、
天王寺、阿倍野周辺を散策することが多かったが、今回の旅では
久しぶりに心斎橋・なんば方面へも足を伸ばしてみた。

相変わらずたくさんの人で賑わっていたが、飲食店も驚くほどあるので
食事時に訪れて、何を食べようなど考えながら細々と見て歩くのは楽しい。

駅近くのジュンク堂書店にて自分の著書も確認し、目当ての純喫茶へ向かう。

以前から訪れたかった「純喫茶 ロア」。この周辺も多数の喫茶店があるので
一日に数軒まわっても時間が足りず、なかなか行けずにいた店だった。

今回はまっすぐここを目指し、入り口周辺の席に腰を下ろす。
画像を見たことがあったのだが、やはり素敵な内装に思わず声が出てしまう。

注文を取りに来て下さった女性に写真の許可をいただき、数枚撮っていると
別の女性店員が「本当に喫茶店がお好きなのね」と笑いかけて下さった。

長い間憧れていた喫茶店で今日ようやく来ることが出来た、と伝えると、
横にあったピンクの公衆電話を指差し、「これももう珍しいから撮ったら?」と
言って下さった。有難く写真におさめ、もう一度見ると、その上に掛けられていた
花のような形をした温度計が、私の持っているものと同じであることに気がついた。

それを伝えると「あら!すごい偶然ね」とママはまた笑った。

店内を満喫し、お会計の時に薄い青色のガラスの扉と懐かしい字体で書かれた
店名の二文字を眺めていると、「またいらしてね」とママと女性店員が見送って下さった。

その言葉に頷きながら、これだから良い喫茶店は癖になるのだ、と思いながら後にした。

★住所:大阪府大阪市中央区難波千日前13-5
★TEL:06-6643-4080

大阪・なんば・ロア1

大阪・なんば・ロア2

大阪・なんば・ロア3

大阪・なんば・ロア4

大阪・なんば・ロア5

大阪・なんば・ロア6

大阪・なんば・ロア7

大阪・なんば・ロア8

大阪・なんば・ロア9

大阪・なんば・ロア10

大阪・なんば・ロア11

大阪・なんば・ロア12

大阪・なんば・ロア13

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<再訪11・14ページ>東京・岩本町・ペルル と閉店のお知らせ

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

爽やかだった5月も終わり、6月を迎えました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

旅から戻り、どこかふわふわしていながらも日常生活は続き、また東京にて
喫茶生活を楽しむ日々です。そんな中、また悲しいお知らせを耳にしました。

書籍版『純喫茶コレクション』にも掲載させていただきました
「岩本町 ペルル」さんが6月末を以って閉店してしまいます。

理由は、昨年の震災によるビルの老朽化であるということです。

ここへ初めて訪れたのはもう随分前のことで、家に帰る前にこちらに寄って
気分転換をするひとときはその頃の私にとってとても大切な時間でした。
(その時の記事はこちら ⇒ 岩本町 ペルル

先日、書籍へのご協力の御礼に再訪したところ、いつも通り落ち着いたマスターと
二言三言言葉を交わし、運ばれてきたクリームソーダのスプーンを持ち上げた時に
何気なく「閉店」の文字を口にされたので、驚いてスプーンを落とすところでした。

ゆっくりと、その経緯やマスターの思いを伺い、何という言葉を発したら良いか
分からず途方にくれていると、マスターは「何とかなるよ」と豪快に笑いました。

昭和の、まだ純喫茶がたくさん存在した頃、経済は右肩上がりで、その頃は
サラリーマンをされていたこと、店を閉めたらゆっくり旅に出たいということ・・・。

閉店までの一ヶ月、伺いたいマスターの話がまだまだたくさんあります。

幸いにもこちらは勤務地より最も近い喫茶店。
時間を作って何度も足を運ばなくては、と思うのです。

ここをご覧になって下さっている方で、お近くにお住まいの方、お勤めの方、
是非一度素晴らしい「昭和の純喫茶」にお出かけになってはいかがでしょうか?

もしご希望の方がいらっしゃったなら、日にちを決めてこちらでマスターの
喫茶生活を労う会などが出来たら・・・と勝手ながら思っています。

<再訪>岩本町・ペルル1 <再訪>岩本町・ペルル2 <再訪>岩本町・ペルル3 <再訪>岩本町・ペルル4 <再訪>岩本町・ペルル6 <再訪>岩本町・ペルル5

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【純喫茶コレクション】表 【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

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