純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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兵庫・新開地・純喫茶 ニッポン

ちょうど一年前のこのくらいの気候の時に、新開地まで足を伸ばした。

神戸は以前から憧れの土地で、三宮など行きたい所がたくさんある故に、
きちんと計画を立ててから足を運びたいと思い、ふらりとは寄れないでいる。

神戸の地図や路線図を眺める日々を未だ続けているが、一度だけ三宮を飛び越えて
新開地へ出掛けてきた。そうして、ますますこの土地が好きになったのだ。

短い滞在時間ながら、古くから営業している素晴らしい喫茶店にもたくさん出会えた。
その中の一つがこれから記す、純喫茶 ニッポン だった。

帰る時間も近付き、名残惜しい気持ちで散策を続けていると一匹の猫を見つけた。
その可愛らしい姿を写真におさめようと、追いかけて路地裏に迷い込んだ時、
何とも胸が高まる看板を見つけた。純喫茶好きにはたまらない配色と字体だ。

店名から想像してどんなに個性的な喫茶店だろう、と期待しながら
前まで行くと、予想外に店内はあっさりとして綺麗な様子だった。

家族で経営しているのだろうか、とてもアットホームな雰囲気で迎えてくれた。
一つ段を上がった一番奥の席に腰を下ろし、レモンスカッシュをお願いする。

店名のイメージとは違いはしたが(開店当時はどんな様子だったのか気になるところ)、
ここもまた良い喫茶店だ、と檸檬色を眺めながらしみじみと噛み締める。

旅に出るといつも思うことだが、どの街にもだいたい喫茶店があって、
そこでは地元の人たちが寛いでいて、流れている日常の会話を耳に挟みながら
珈琲を飲み、改めて自分の暮らしを実感することがとても好きだ。

戻る場所があるからこそ行きたい場所がある。だからこそ旅は楽しいのだろう。
そんな束の間の非日常に、いつも色を添えてくれる喫茶店という存在を改めて有難く思う。

★住所:兵庫県神戸市兵庫区新開地3-4-2
★TEL:078-575-1527

新開地・ニッポン1

新開地・ニッポン2

新開地・ニッポン3

新開地・ニッポン4

新開地・ニッポン5

新開地・ニッポン6

新開地・ニッポン7

新開地・ニッポン8

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熊本・新町・Cafe グレコ

すっかり夏の暑さもどこかへ行ってしまって、金木犀のふんわりとした香りに、
秋を感じてしみじみとしてしまう。散策するにも嬉しい季節になった。

ふと熊本へ出掛けた時のことを思い出して、あれは夏になる前のことだったのか
と時の速さにちょっと驚きながら。今年の夏は長いようでいてあっという間だった。

熊本では、本当にたくさんの喫茶店に寄る事が出来た。
歩く地域全てに、気になる喫茶店があったように思う。何とも素敵な地域だ。

東京へ帰る日の最後に、寄ったのがこのカフェ グレコだった。
空腹ではない上に、あまり時間もなかったため、一度は諦めようかと思ったのだが、
旅先のことだ、と思い直し、市電の周辺をぐるりと散策してからここへ戻ってきた。

入り口のコックの人形が何だか街の洋食屋のようでいい。
きっと近所の人に愛されているのだろう。珈琲も美味しいに違いない、と期待が膨らむ。

店内では、にこやかな家族が迎えてくれ、一番奥の席に腰を下ろした。
木に彫られた珈琲豆分布の世界地図とずらりと並ぶコーヒーカップを眺められる場所に。

アイスコーヒーを注文すると銅のカップに入れられてきた。暑い季節はこれが本当に嬉しい。

ここで夕飯を食べる予定ではなかったのに、他のお客さんが注文した料理の
美味しそうな匂いにつられて、ついミートソースを注文してしまう。

空港へ向かうまで慌しくなりそうなので、ここで食べるのも良いかと思ったのだった。
この判断は後に正しく、想像よりもずっと大盛りのスパゲティはとても美味しかった。

何だか名残惜しくて、熊本にまだまだ居たいと思ったが、またすぐに来れば良い、と思い直し、
しぶしぶ帰り道への支度をする。良い喫茶店にたくさん出会えた熊本に感謝しながら。

★住所:熊本市新町4-1-18
★電話:096-322-8485

熊本・グレコ1

熊本・グレコ2

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