純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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静岡・熱海・珈琲 貴奈

先日、雨の中を走る東海道線に揺られて、熱海まで出掛けてきた。

短い滞在時間の中で、寄らなくてはいけないところがいくつもあったのだが、
電車を降りた頃、あいにくのどしゃ降りだったので少しの間、雨宿りをすることにした。

改札の目の前にある「アタミックス」という年季の入った良さそうなビルへ向かい、
うろうろとしながら中を見ているとそこに「貴奈」という店を見つけた。

東京・六本木にあったゴージャスな大型喫茶は、先日惜しまれながらも
閉店してしまったばかりだが、こんなにすぐに同名の喫茶店に出会えるとは不思議なものだ。

店内へ入ると、美しいマダムがにこやかに挨拶をしてくれた。そこには先客が一人、
窓際の席で煙草を燻らせていた。大きな窓の向こう側には、相変わらずやまない雨。

それを眺めながら遅めの昼ご飯として、タマゴサンドとあたたかい珈琲をいただく。
雨で濡れた手に、湯気のたつ珈琲が嬉しい。季節が変わっていくのを感じる。

とても綺麗な店内だったので、そんなに古くない店かと思ったが、
先ほどのマダムに尋ねたところ、もう数十年前からの営業だという。

近頃、都内だけではなく地方の駅前もどんどん再開発が進んでいて、久しぶりに
訪れるとその景観が変わっているところも多いが、このようにほっとする喫茶店の
入っているビルなどはこのまま残っていてほしい、と思う。様々な事情はあるのだろうが。

窓の外を見ると雨はまだ止んでいなかったが、少しのんびりし過ぎてしまったので、
居心地の良い喫茶店だった、と思いながらも帰ろうとした時、昆布茶を淹れて下さった。

マダムの好意を有難く頂戴し、もう少しの間だけ雨を除けてから出掛けることにした。

★住所:静岡県熱海市田原本町9-1
★TEL:0557-83-5339

熱海・貴奈1

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熱海・貴奈11

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東京・日比谷・東京會舘 カフェテラス

所謂「純喫茶」ではないが、ホテルのロビーや会館に併設されている、少し高級な
喫茶室もとても好きだ。今回は日比谷の東京會舘の中にある憧れの喫茶室の話を。

何かの雑誌にて「マロンシャンテリー」なる美しいケーキを一目見て以来、
ずっと気にしていたが、日常から近い場所にあるため、却って足を運べずにいた。

ある春の雨の日に、日比谷公園に用事を見つけたのでその時に一休みすることも目的とした。

歴史のある建物は遠くから見ても圧倒される空気があって、お茶だけで申し訳ない、と
入り口付近のドアマンに恐縮しながら、一階の「カフェテラス」へ向かう。

日によってはきっと大勢の人で賑わっているであろうこの空間も、この日は天候の悪さや、
時間帯の中途半端さも手伝ってか、先に一組が寛いでいるだけで他には誰もいなかった。

正装したにこやかな店員がメニューを運んできてくれ、素早くその中に目当ての
マロンシャンテリーを見つけたが、せっかくなので一通り目を通すことにする。

どのケーキも美味しそうだったし、サンドイッチの写真も上品で美しかった。

マロンシャンテリーと珈琲のセットで、確か2000円ほどだったと思う。決して安くは無い。
しかし、白い宝石のようなマロンシャンテリーが席に届いたときの一瞬の感動や、
ここで過ごす穏やかな時間は十分にその価値があるように思えた。味ももちろん美味しい。

純喫茶はそこにいる間、例え旅先でも日常に戻ってきたような安心感を感じることが出来るが、
たまにはこのような非日常な喫茶室で背筋を伸ばすのも楽しい。

ずっとそこにあるものは、絶対的に愛される理由がどこかにあって、
実際自分で訪れてみてそれを一つでも感じて納得して帰れるととても嬉しい。

帰り際にいただいたマッチ箱のデザインもとても素敵だった。
今度はここのクッキーの詰め合わせを誰かのお土産として渡せたら、と思う。

★住所:東京都千代田区丸の内3-2-1 東京會舘本館1F
★TEL:03-3215-2126

日比谷・東京會舘カフェテラス1

日比谷・東京會舘カフェテラス2

日比谷・東京會舘カフェテラス3

日比谷・東京會舘カフェテラス4

日比谷・東京會舘カフェテラス5

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日比谷・東京會舘カフェテラス11

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東京・池上・喫茶 コボちゃん

先日、池上本門寺で行われた音楽のイベントへ行ってきた。
一番の目当ては大橋トリオで、日が沈む直前の最も美しい空色を眺め、
蝉の声を耳に、美味しい珈琲を飲みながらその歌声に酔いしれた。

夏の終わりの幸せな一日を目に見える形で再現するならこんな風だ、と思った。

さて。この日に訪れたわけではないが本門寺の近くにある喫茶店の話を。

池上は、そんなに頻繁に訪れる駅ではなかったが、寺の周辺を散策するのは好きだし、
今では兄弟が住んでいたりもするので、何となく馴染みのある地域になりつつある。

そしてここを訪れたのは冬だったのか、と写真のあたたかいココアを見て思い出す。
見慣れたチモトコーヒーのマスコットである3兄弟に迎えられ、扉を開けた寒い日を。

入り口のアーチと飾られた植木の緑色が何だか植物園の入り口みたいで綺麗だと思う。
椅子の色も落ち着いた緑色で、端の席に腰を下ろすとすっかり落ち着いてしまった。

店名の由来はあの有名な四コマ漫画なのか、と気になりながらもヒントになるような
ものは見つけることが出来なかった。久しぶりに漫画を読み直してみたくはなったが。

暑い暑い夏が落ち着くのまであと少し。秋の風を感じられるようになった頃に、
また本門寺周辺をぐるりと歩き、ここで甘いココアを飲みたい。

★住所:東京都大田区池上4-23-10
★TEL:03-3752-6886

東京・池上・コボちゃん1

東京・池上・コボちゃん2

東京・池上・コボちゃん3

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東京・池上・コボちゃん9

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青森・黒石・純喫茶 みらぼお

雨が降っている日に、目的もなく喫茶店で過ごす時間がとても幸せだ。
時間は午後4時頃で、窓の向こう側の雨音はあまり激しくないほうが良い。

少し前に青森へ出掛けたのだが、あいにくの雨模様で人通りの少ない商店街を散策し、
市役所の佇まいを気に入ってしばらく眺めた後に見つけた喫茶店で一休みすることにした。

雑誌と新聞の積まれた棚以外余計なものが置かれていない店内の一番奥に腰を下ろし、
レモンケーキと珈琲を注文して、飴色の椅子で寛ぎながらただぼんやりとしていた。

店の中は雨から守られた完璧な空間のように感じて、先ほど淹れられた珈琲の匂いが
まだ漂っている。ずっとここにいられたら良いのに、という想いが頭の中に浮かぶ。

店にいる間、マスターとは特に会話もしなかった。一言「レモンケーキがとても美味しい」
ということを伝えると、満面の笑みで微笑んで頷いただけだった。

ただ一瞬通過しただけの夏の記憶は、あの琥珀色と共にこんなにも印象深く染み込んでいる。

★住所:青森県黒石市市ノ町18
★TEL:0172-52-2653

黒石・みらぼお1

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