純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・神田・Coffee PAL HOUSE

夢で見たのか、それとも現実で聞いたものなのか朧気な言葉を思い出そうと
ぐるぐる歩き回っているうちに、暑さに負けた。まだ夏の手前にいる頃のこと。

自動ドアが一瞬だけ開いたときの冷気につられて、中へ吸い込まれる。
暑いのは滅法苦手で、年を経るごとに冬のほうが好きになっていく。

看板や外観は昔からあるように思えるが、途中で営業形態を変えたのか、
それとも最初からこのスタイルだったのか、珈琲は一杯190円ととても安い。

レジにて代金を支払い、アイスコーヒーを持って席につく。

広くは無い店内だが、大きな鏡のおかげで向こう側にも世界があるようだ。
じっと眺めていると、視界が混乱するようで面白い。

そういえば水たまりを覗き込むのも好きなのだ。プールの淵や池の上から中を見ることも。

少しの間、鏡の中の世界を堪能した後、すっかり忘れてしまった言葉も忘れて、
夕暮れになりかけた空を眺めてから神田駅まで急いだ。

★住所:東京都中央区日本橋本町4-2-1 新商日本橋ビル1F
★TEL:03-3241-6617

神田・PAL HAOUSE1

神田・PAL HAOUSE2

神田・PAL HAOUSE3

神田・PAL HAOUSE4

神田・PAL HAOUSE5

神田・PAL HAOUSE6

神田・PAL HAOUSE7

神田・PAL HAOUSE8

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東京・梅島・珈琲 茶居留都(チャイルド)

久しぶりに梅島周辺の散策でもしよう、とふらりと向かい、
駅を出てすぐに目に入ったのがここの喫茶店だった。

本来の言葉の意味よりも、喫茶店への想いを漢字にして繋いでみたら
こうなったのだろうかというユニークな店名に感心しながら扉を開ける。

煙草屋も兼ねているようで、店先には窓口があり販売をしていた。

店内はちょうど空いている時間のようで、数人がのんびりと寛いでいるだけであった。

外観から想像していたよりもずっと素敵な内装や家具、雑貨をひとしきり見渡す。
銅版で出来たテーブルに出会えると嬉しい。水の入ったグラスも琥珀色になるからだ。

何となく甘いものが食べたくなったので、ケーキセットを注文してしばらく一休み。

後に、ここのことを検索してみたら店のHPもあるようで、小さな音楽会を
開催していたり、ちょっとしたギャラリーを兼ねていることを知った。

珈琲と音楽、珈琲と文学、珈琲と絵画、どれも好きな組み合わせである。

頭の中でまだぼんやりと考えていることをいつか形にしようと思いつつ、店を出た。

★住所:東京都足立区梅島1-13-6
★TEL:03-3880-6344

梅島・茶居留都1

梅島・茶居留都2

梅島・茶居留都3

梅島・茶居留都4

梅島・茶居留都5

梅島・茶居留都6

梅島・茶居留都7

梅島・茶居留都8

梅島・茶居留都9

梅島・茶居留都10

梅島・茶居留都11

梅島・茶居留都12

梅島・茶居留都13

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東京・町屋・喫茶 白鳥

この喫茶店を見つけたのは、本当に偶然の産物だった。

どこから乗ったのか忘れてしまったが、町屋駅へ向かうバスの車窓から
いつものように「喫茶」「珈琲」という文字を探して景色を眺めていたら、
ふじ という喫茶店を見つけて、慌てて次の停留所で降りた。(喫茶 ふじはこちら

無事一休みすることが出来、満足した気持ちで周辺の散策をしていたら
次に出会ったのがこの喫茶 白鳥であった。
町屋は、素晴らしい喫茶店が多数存在する街である。

ここも迷うことなく扉を開けた。

中へ入ってみると近隣の人たちの憩いの場であるだろう店内は、喫茶、というよりは
小さなレストランとして利用されていて、夕飯を食べる人たちで賑わっていた。
幸いにもカウンター席が少し空いていたのでそこへ座る。

壁に貼られたメニューを見て、少し驚く。レストランというよりも立派な居酒屋のようで
一通りの美味しそうなメニューが並べられていた。喫茶メニューももちろんあったが、
せっかくなので珈琲ではなく、梅サワーをちびちびと飲む。

手際良く料理を作る二人のマダムの様子をしばらくぼんやりと眺めていた。

いくらかの会話もして、割と長い時間そこにいたが、次々と人が入ってきて
楽しそうな笑い声がテーブル席から絶えることはなかった。端から見て幸せな気持ちになる。

最後にナポリタンを注文した。ほんの数分で運ばれてきたそれは、
やさしくてとても美味しかった。何だかとても良い夜を過ごした。

訪れたのはもう一年も前だったことに今改めて気がついたが、
あの琥珀色が色褪せることはきっとこれからもないだろう。

★住所:東京都荒川区町屋7-1-2
★TEL:03-3819-0920

町屋・白鳥1

町屋・白鳥2

町屋・白鳥3

町屋・白鳥4

町屋・白鳥5

町屋・白鳥6

町屋・白鳥7

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町屋・白鳥9

町屋・白鳥10

町屋・白鳥11

町屋・白鳥12

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東京・千住大橋・珈琲の店 楓林(ふうりん)

千住大橋駅の少し高いところにあるホームで、急行の通過待ちをするのが好きだった。

ある日、ふらりと下車してみると近くに商店街があるわけでもなく、
とても小さな駅なのに、喫茶店が数軒あったので驚いて嬉しくなった。

一番気に入っていた「ダン」は、悲しくも閉店してしまったようだが、
その近くの喫茶 楓林は無事に営業しているようだった。

外観はとても古いが、中はこざっぱりとしていて明るく、
マスターが猫を飼っているのだろうか、猫にまつわる置物や写真がたくさんあった。

珈琲をお願いして、窓の外に目をやる。

車の通り過ぎる音と、高架の上の電車の音が混ざる。目を瞑るととても気持ちが良い。

喫茶店へ寄るときは、たいてい急いでいることはない。また急行電車を横目で見に来よう。

★住所:
★TEL:

千住大橋・楓林1

千住大橋・楓林2

千住大橋・楓林3

千住大橋・楓林4

千住大橋・楓林5

千住大橋・楓林6

千住大橋・楓林7

千住大橋・楓林8

千住大橋・楓林9

千住大橋・楓林10

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栃木・川治温泉・喫茶 論談館(ろだんかん)

だんだんと涼しくなってきて、ようやく秋の気配を感じるようになった。

すると記憶のほうも季節が入れ替わるようで、少し前までは
夏のことばかり考えていたのに、急に数年前の涼しかった日々を思い出した。

浅草から電車に揺られて、鬼怒川温泉へ行ったときのこと。
そこからもう少し足を伸ばして川治温泉へも出かけた。ただ散策のために。

暗くなってくると歩く人もほとんどいなく、少し心細いような気持ちになる。
靴の中に入ってしまった小石を気にしながら歩き、ここの灯りを見つけたときはほっとした。

扉を開けて中へ入ってみると誰もいなかったが(店の人さえも)、しばらくすると、
優しそうな女性が慌てて戻ってきたので、あたたかいココアをお願いする。

カウンター席のテーブルに置かれた自家製の梅酒の瓶を眺めながら、
旅はいつも少し悲しい、と思う。始まったと同時に終わりに近付くからだろうか。

そんなことを思っていても、きっとまたすぐ遠くへ行きたくなってしまう。

甘い甘いココアの味と同時に、この日のことをまた思い出す。

★住所:栃木県日光市川治温泉高原52
★TEL:0288-78-0108

栃木・論談館1

栃木・論談館2

栃木・論談館3

栃木・論談館4

栃木・論談館5

栃木・論談館6

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栃木・論談館8

栃木・論談館9

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栃木・論談館11

栃木・論談館12

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東京・西新井・お食事&きっさ ゆたか

「きっさ」という文字があったものの、外観からは居酒屋にしか見えなかったので、
最初は扉を開けることにとまどったが、結局入ってみることにした。

すると店内は予想に反して、喫茶の面影をまだまだ留めていたので安心する。

出入り口に一番近い席に腰を下ろし、内側から貼られた色紙の透け具合に見惚れた。

壁に書かれた「レモンスカッシュ」の文字にひかれて、それを注文した。
あまり酸っぱいものは得意ではないのだが、檸檬の輪切りの形を見るのが好きなのだ。

敷かれてきた紙コースターは、桃色の綺麗な花の柄だったので、汚さないように
そっと下から外し、もらって帰りたいことを告げると、嬉しそうな店主は快諾してくれ、
それどころか大量のコースターをお土産に持たせてくれた。

昼下がりの参道はまぶしい。一休みした後に出た外の光は、先ほどの檸檬と同じ色だった。

★住所:東京都足立区西新井1-6-6
★TEL:03-3890-2260

西新井・ゆたか1

西新井・ゆたか2

西新井・ゆたか3

西新井・ゆたか4

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西新井・ゆたか6

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西新井・ゆたか9

西新井・ゆたか10

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東京・浅草・デンキヤホール

週末は近所で祭りがあったようで、遠くから聞こえる祭囃子をぼんやりと聞いていた。
そうしたらむしょうに浅草に行きたくなった。

空気の紅いとても好きな街。
何度歩いても、新鮮で懐かしくて、以前は週に一度は訪れていたほど。

この喫茶店へ来るのは二回目のことで、そのどちらもが夏だった。
少し切ないような思い出を含む「青い夏」に。

創業100年のここでは、名物のゆで小豆を薦められ、注文する人が多い。

壁に貼ってあったかき氷のメニューも気になったが、小豆入りのミルクをお願いした。
上にたっぷりとのっていた生クリームは少し甘かったが、塩気の効いた小豆が美味しい。

本棚から数冊の漫画を持ってきて、ゲーム台の上に置き、しばらくはのんびりと過ごした。

9月になってもなかなか終わらない夏の中で、少し前の夏を想う。

★住所:東京都台東区浅草4-20-3
★TEL:03-3875-2987

浅草・デンキヤホール1

浅草・デンキヤホール2

浅草・デンキヤホール3

浅草・デンキヤホール4

浅草・デンキヤホール5

浅草・デンキヤホール6

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東京・小伝馬町・ジオローズ【閉店】

昼食のためにふらりと入ったカレー屋の上の階に、ジャズ喫茶を見つけた。

外を歩き回るには少し暑かったため、冷たい珈琲でも飲もうと扉を開ける。

カウンター席がメインで、奥に小さなテーブル席が一つあるだけの小さな店内からは
綺麗な音楽が溢れてきたが、一見で入る客は普段あまりいないのか、
マスターは一瞬怪訝そうな顔をしてこちらを見て、すぐに少しだけ笑顔になった。

カウンターに座りたかったが、昼休みの楽しみでここへやってきた常連の席を
うっかり陣取ってしまっていたら困る、と余計な心配をして奥のテーブル席に腰を下ろす。

目の前にずらりと並んだレコードのタイトルを眺めながら、冷たい珈琲を待った。

ジャズにはまったくあかるくないが、流れているのを聞くのはとても好きで気持ちが落ち着く。

大好きだった下北沢のジャズ喫茶 マサコは、この間通りかかってみたら、
跡形もなく消えていて、工事用の囲いがされていた。
マスターと猿はどこで暮らしているのだろう。

好きなものに確実な約束などなくて、きっと少しずつ形を変えて、徐々に消えていく。

それでもそのことを思い出して嬉しい気持ちになったり、笑ったり、少し悲しくなったり、
そういうことの繰り返しで良いのだろう、と唐突に思った。

(閉店時期 未確認)

★住所:東京都中央区日本橋小伝馬町1-1 小伝馬町ビル3F
★TEL:03-3639-0737

小伝馬町・ジオローズ1

小伝馬町・ジオローズ2

小伝馬町・ジオローズ3

小伝馬町・ジオローズ4

小伝馬町・ジオローズ5

小伝馬町・ジオローズ6

小伝馬町・ジオローズ7

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埼玉・東武動物公園・珈琲専門店 チロル

まだ夏が来るよりもずっと前に、動物園へ行こうと思っていた。

実際、電車に揺られて出かけてはみたものの、良く晴れた空を眺めながら
珈琲を飲むのも良い、と散りかけた八重桜を眺めた瞬間に思ってしまった。

偶然にも好きな音楽の流れるカフェを見つけて入り、のんびりと駅へ帰っていく人たちに
何度も視線を行ったり来たりさせていたら、あっという間に夕暮れが来てしまった。

夜を待つ間、動物園とは反対の地域をひたすらに歩いた。

大きな川でふと鴨川を思い出す。真夏のとても暑い京都。
桃色の空が、夜に連れていかれるのをただずっと見ていたのはもう一年も前のことだ。

そんな風に川沿いの道を歩いていると、「珈琲」という文字が目に入る。

ここでも一休みすることに決めた。店の周り中に散りばめられた店名の「チロル」を
一通り見てから、扉を開ける。
まず、目に飛び込んできたのは、珈琲豆の数種類並んだ棚だった。

良い匂いがする気がして、思わず深呼吸をする。

まだ少し日の入る窓際の席に座り、スパゲティのセットをお願いした。
確か千円以内の値段で、これだけのものがついてきたので驚く。スパゲティはバジリコにした。

優しそうなマスターが一つずつ丁寧に出してくれ、どれも美味しかったが、
特に食後に出てきた冷たい珈琲が印象的だった。
少しブランデーが入っていたのかとろりとしていて、生クリームがやさしい。

やっと涼しくなる季節に、閉園間際の動物園を目指して、ついでにここへも寄りたいが、
琥珀色の思い出をもうしばらくこのままにしておきたいような気もしている。

★住所:埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸3-9-16
★TEL:0480-33-1500

東武動物公園・チロル1

東武動物公園・チロル2

東武動物公園・チロル3

東武動物公園・チロル4

東武動物公園・チロル5

東武動物公園・チロル6

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東武動物公園・チロル13

東武動物公園・チロル14

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埼玉・久喜・COFFEE SHOP ピッコロ

とても素晴らしかった喫茶店のことを、じっくりと思い出していた。

外観は、一見普通の住宅のようであるのに、扉を開けた瞬間に
喫茶店好きには、たまらない空間が広がっている。

だいぶ興奮して、ひとしきり店内を眺め渡した後、やっとメニューに目をやる。
食べ物も豊富で、スパゲティにしようかトーストにしようかと迷ったが、
結局はピザトーストとレモンスカッシュをお願いした。

確か曇り空の日だったが、白いレースのカーテンの向こうから入ってくる光は明るく、
少し現実離れした、旅先のような感覚を味わう。

本棚にずらりと並ぶ漫画を数冊席に運び、ここでのんびりと過ごそうと思った。

チーズのたっぷりのったトーストは美味しく、いつものように珈琲ではなく、
レモンスカッシュを頼んだのもとても新鮮で良かった。

この日は何だかとても良い一日だった。

随分時間の経った今、思い出してもそう思って胸がじんわりとする。

★住所:埼玉県久喜市久喜中央4-1-48
★TEL:0480-21-0205

久喜・ピッコロ1

久喜・ピッコロ2

久喜・ピッコロ3

久喜・ピッコロ4

久喜・ピッコロ5

久喜・ピッコロ6

久喜・ピッコロ7

久喜・ピッコロ8

久喜・ピッコロ9

久喜・ピッコロ10

久喜・ピッコロ11

久喜・ピッコロ12

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