純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・三越前・洋菓子舗 ウエスト 三越レトロカフェ

デパートの中にある喫茶室やカフェというものは、どうして
あんなにも穏やかで、幸せな空気が流れているのだろう。

洋菓子のウエストは、普段からとても好きな喫茶室だが、
少し緊張して背筋が伸びるような銀座本店、目黒店とは
また違った良い雰囲気が、三越本店のこの喫茶室にはあるように思った。

閉店まで一時間ほど。デパートの夜は早いので、こちらも少し急ぎ足だ。
メニューを一通り見るが、結局イチゴのショートケーキをお願いしてしまう。

運ばれてきた水の入ったグラスに印刷された金色の天使は、今日も美しい。

一時間ほどの滞在だったが、ゆったりと時間は流れ、それまでの慌しい
一日を、ここでふんわりと変えてくれるような魔法をかけられた気がした。

珈琲を一杯と半分ほど飲んで、ケーキも食べ終え、特に何をするでもなく、
その日のことを思い出したり、次の日のことを考えたりした。

青山にある喫茶室は、また違った雰囲気らしいので、そこでは一体何を思うのだろうか。
よく晴れた冬の休日に、いつか行こう、とぼんやりと思った。

★住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
★TEL:03-3243-1881 

ウエスト 日本橋1

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東京・押上・コーヒーハウス シロウマ

押上駅から少し歩くと、浅草通りという広い道路に出るのだが、
その道沿いに、シロウマ、という喫茶店がある。

元々、押上、曳舟、東向島界隈がとても好きで、喫茶と絡めずとも、
ただただ散策するだけで魅力的な街だった。

その上、最近になってじっくりと歩き回ってみると、素敵な喫茶店まで
ぽつぽつと存在しているので、ますます気になって仕方がない。

シロウマ、も気になってから中へ入るまで一年以上経ってしまったが、
外から覗いているだけのときよりも、中はずっと素晴らしく寛いでしまった。

ここで真っ先に思い出すのが、アイスコーヒーとガムシロップとミルクを載せて
出てきた銀色の小さなトレイ。マスターのこだわりが美しい。

思わず、感激を声に出し、マスターに伝えると、それまで寡黙だと思っていた
マスターが思いの外可愛らしい笑顔ではにかんだ。それがとても嬉しかった。

ところで、たまに喫茶店で見かける、一本足の背もたれの丸い椅子。
あれがあったなら、部屋で珈琲を飲むのもちょっとした喫茶気分で楽しいだろう、と思う。

★住所:東京都墨田区業平5-14-6
★TEL:03-3625-9477

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東京・浅草・Cafe SLOW

明るい浅草の街を歩いたのは、随分久しぶりのことだった。

いつも、気が向いてふらりと訪れるのは、だいたい夜だったので、
地下鉄の階段を上りきったときの、眩しさと賑やかさと活気に少し驚いてしまった。

さて、どこの喫茶を目指そうかと考えた瞬間、頭に浮かんだ店があった。
雷門をくぐった仲見世通りの横道にひっそりとある、喫茶 SLOWだ。

あまりにも浅草駅周辺には人が多かったので、どこへ行ってもなかなか
落ち着ける日ではないだろう、と覚悟していたが、目を細めて覗いた店内には
寛ぎの空間が広がっていた。中にいた女性が、にっこりと笑顔をくれた。

ほっとして扉を開け、奥の席に腰を下ろし、アイスカフェオレをお願いした。
外は寒かったが、ついまだ冷たい飲み物を頼んでしまう。氷の鳴る音が好きなのだ。

店のマダムと、常連らしき女性といくつか話をした。二人ともとても優しく、穏やかだった。

この喫茶のすぐ近くで育ったという女性は、「ここはリビングだから」と笑った。
私もただ笑って頷いただけだったが、その何気ない言葉に本当は感激していた。

喫茶店とは私にとって、もう一つの自分の部屋だったり、一人になる場所だったり、
誰かとおしゃべりする場所だったりする。リビング、とは本当に良く表した言葉だと思った。

一方で、旅先などで出会う素晴らしいほど古い喫茶店は、私にとって美術館でもある。
好きでたまらない昭和の雑貨や家具が、現役で活躍しているのを眺める場所なのだ。

外は、とてもいい天気で、看板の写真を撮るために見上げると空の青が綺麗だった。
何だか良い日、というのはこういう喫茶店に出会えて、散策を続けられる日のことだった。

★住所:東京都台東区浅草1-18-2
★TEL:

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マッチ箱コレクション *19*

いつも純喫茶コレクションをご覧頂きまして、本当にありがとうございます。

男の隠れ家から出版されました、素敵な雑誌【遺しておきたい古典喫茶】
たくさんの方にご覧いただけたようで、自分のことのようにとても嬉しいです。

感想のメッセージを下さった方々、本屋で手に取って下さった方々、
ここにふらりと遊びに来て下さる方々、皆様にお礼申し上げます。

この度は、マッチ箱の特集に参加させていただきましたが、あれはほんの一部で
私の部屋には、たくさんのマッチ箱が今か今かと出番を待っております。

どれもこれもかわいいものなので、こちらでも順次紹介させていただきます。

拍手コメントを下さった方へ、いくつかのお返事を。

**武里・ジョイ へコメント下さった方へ**

ジョイのお近くにお住まいだなんて、本当に羨ましいです。
私の中では、ここ最近で一番感激度の大きかった喫茶店です。
大家様にもくれぐれもよろしくお伝え下さいませ。私もまた近々行きたいです。

**日本橋・東洋 へコメント下さった方へ**

洋食は、少しお値段高めでしたが、気になるので今度行ってみたいです。
お薦めがありましたら、是非教えてください。店の看板等の字体が素敵だなあと思います。

**日比谷・紅鹿舎 へコメント下さった方へ**

夜もちょうど良い時間だと、いつも混雑していますよね。
私は、それを避けて閉店時間少し前に訪れたのでした。大きなパン、気になりますね。
有名なピザトーストのお味はどうなのでしょうか?まだ食べていないままです。

**押上・モカ へコメント下さった方へ**

スカイツリーの建設の影響で、あの界隈もぐんと変化していくのでしょうね。
地元の方たちの少しでも望む方向へ変わっていくといいなあと思います。
モカのあった辺りは、再開発されてしまうそうですね。いい喫茶店だったのに残念です。

**阿佐ヶ谷・ポトロ へコメント下さった方へ**

マスター、良い感じですよね。室内の温度を気にしてくれたり、さりげなく
気を遣っていただいて感激したのを覚えております。阿佐ヶ谷は素敵なお店がたくさんですね。

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不意に覗き込んだ銀座の雑居ビルの天井に、こんな素敵なガラスが。
思わず見惚れてしまった。街歩きは、旅先でも、日常でも、いつも同じくらい楽しい。

【東京・新橋・パーラー キムラヤ】

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【青森・新町・軽食 喫茶 モナリザ】

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【東京・国分寺・MUSIC&COFFEE でんえん】

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【名古屋・大須 他・コンパル】

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【東京・浅草 他・魔性の味 オンリー】

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純喫茶コレクションのマッチ箱もお世話になりました
【遺しておきたい古典喫茶】の詳細については、こちらへ。
http://retrocoffee.blog15.fc2.com/blog-entry-545.html

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東京・銀座・Coffee Snack ミヤザワ

華やかな店が立ち並ぶ銀座の通りに、古いながらも堂々と存在する喫茶店がある。

いつ覗いても賑わっていて、入れない残念さと繁盛していることへの嬉しさを
同時に抱きながら通り過ぎる日々を繰り返した。

ある日の夜。雨降りだったせいか、いつもよりは人が少なかったので、
食事の後だったが、扉を開けた。

アイスカフェオレを注文すると、笑顔の豪快なマスターに「食べ物はよろしいですか?」と
聞かれた。あいにく満腹だったため、「はい」と答え、メニューを返したが、
座っていた席の横の厨房から聞こえる揚げ物のジュウという音の誘惑に負けてしまった。

すぐにもう一度メニューを借り、魚のフライサンドをお願いした。
手早く揚げられ、あっという間に運ばれてきたそれは、湯気まで美味しそうだった。

食べやすく、小さなサイズに切り分けられているのもとても嬉しい。

普段、タルタルソースは苦手であまり好んで食べないのだが、ここのは美味しかった。
熱々に揚げられた魚のフライと馴染んで良く合う。パンもやわらかでおいしい。

ここにいる間、ひっきりなしに店の電話が鳴り、その度にサンドイッチをトレイに
載せた店員が自転車で銀座の街へ駆け出して行っては戻ってきた。

朝の4時まで営業している、銀座の街のあたたかい店。次は何のサンドイッチを食べよう。

★住所:東京都中央区銀座8-5-25 西銀座会館1F
★TEL:03-3571-0169

**街歩きの散策のお供に素敵な喫茶ガイド【遺しておきたい古典喫茶】は
 いかがでしょう?男の隠れ家から発売されています。
 純喫茶コレクションも、ちらっと登場させていただいております。
 【遺しておきたい古典喫茶】の詳細については、こちらへ。
 http://retrocoffee.blog15.fc2.com/blog-entry-545.html **

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埼玉・武里・珈琲パーラー ジョイ

ぼんやりと眺めていた電車の車窓から、素敵だと思われる喫茶店を
見つけた場合、普通だったらどうするのだろうか。

私の場合、ほとんどの場合、次の駅で電車を降りてしまう。

よっぽど時間に余裕がない場合を除いて(旅先では、新幹線発車時刻の数十分前まで
喫茶店に入っていて、慌てて飛び乗ることも多々ある)後悔するよりは、と思ってしまうのだ。

今回偶然見つけた喫茶店も、その姿を確認出来たのは何しろ一瞬のことで、
店の目の前に行くまで、本当にそこが喫茶店かどうかも分からなかったのに、
なぜか自分の中で確信めいたものがあったので近くまで行ってみた。

すると、そんな突発的な行動に出た先ほどの自分に拍手を送りたいほど、
好みの喫茶店が現れたので、久しぶりに胸が高鳴ってしまう。

看板に書かれた「パーラー」という文字、オレンジ色のお洒落なレースのカーテン、
キャラメルみたいな色の使い込まれた椅子、床の緑色、メニューサンプルも最高だ。

ここに入ることが出来てどんなに感激したかは、注文した「喫茶フルコース」に
良く表れている。コーヒー、ナポリタン、チョコレイトパフェの王道コース。
(コーヒーをクリームソーダにすれば良かった、と気付いたのは帰り道のこと。)

少しでも長くこの空間で一休みをしていたくて、いつもよりのんびりと時間を過ごした。

なかなか頻繁に訪れる地域ではないが、この喫茶店のためだけに足を運ぶのも
全く悪くない、と思う。帰りに、外から見た建物全体の形もとても興味深かった。

こんな風にして、行けども行けども喫茶散策はいつまで経ってもやめられないでいる。

★住所:埼玉県春日部市大場1105-4
★TEL:048-736-0883


**本屋に行くたびに手に取ってしまう、素敵な喫茶ガイド、男の隠れ家から
 発行されています。純喫茶コレクションも、マッチ箱を提供させていただきました。
 詳しくは、こちらへ。
 【遺しておきたい古典喫茶】の詳細については、こちらへ。
 http://retrocoffee.blog15.fc2.com/blog-entry-545.html **

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埼玉・春日部・コーヒー&トーク インプス

「コーヒー&トーク 憩いのひととき 香り高き珈琲で」

そういえば喫茶店とは、語らう場所でもあったのだ。
看板に書かれたこのキャッチコピーに撃ち抜かれてしまった。

せっかくの素敵な店内であるのに、まるでどこかの土産物屋のように所々に置かれている
不思議な置物たちや、あまり大きくない水槽に入れられた多すぎる数の熱帯魚であるとか、
なぜか店内中央に置かれた古い二台のオルガンであるとか、ここでは全てが味であると思った。

外の灯りが点いていなかったので、もう営業時間は終わってしまったのだとあきらめかけたが、
念のため扉を開けてマスターに尋ねると、予想外にも「やっています」と笑顔で迎えてくれた。

入り口付近の席に腰を下ろして、アイスコーヒーをお願いする。
コーヒーと一緒に運ばれてきたガムシロップの入れ物は、星の形をしていた。

使い込まれた緑色の椅子は、少しくすんでいてとても良い。

オルガンの上に立てかけられた黒板には、美味しそうな食事のメニューが並ぶ。

コーヒーとトーク、を実践しようと思ったが、入り口に積まれた漫画の誘惑に負けて、結局
この日もいつものようにひっそりと静かに時間を過ごし、店を出るのだった。次こそは必ず。

★住所:埼玉県春日部市粕壁東1-4-12
★TEL:048-752-2317

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東京・日本橋・喫茶&レストラン 東洋

気になりつつも、今度今度と入る機会を逃していたこの喫茶店で
一休みをしたのは、ケーキのガラスケースが気になって覗き込んだ時に
笑顔の大きな威勢の良い男性の店員と目が合い、微笑まれたからだった。

食事の前だったが、甘い物を食べたくなったので中へ入った。

赤と黒のトランプみたいな椅子と、壁の丸い模様が可愛らしい。

ガラスケースを見て、何のケーキにしようかと迷っていると夜の時間帯は
ケーキが全部100円引きである、と先ほどの男性が笑顔で言う。

ミルフィーユが食べたかったが、この日はあいにく売り切れだったので、
シンプルなシュークリームにした。同じ店の工場で作っているものらしい。

アイスコーヒーを注文して、しばらく待っていると、まず目に入ったのは、
桃色に縁取られた柔らかい手触りのコースターとお揃いの色使いのナプキン。

汚さないように、そっとお土産にした。こういったものをついつい集めてしまう。

普段良く訪れるようなひっそりとした喫茶店とはまた違って、ここは賑やかだった。
うるさい、というのではなく、活気のある感じ。二階では洋食が食べられるので
酒類も提供されているのだろう。笑い声が響き、皆楽しそうでついつられてしまった。

只一つ、ここでの注意点は手洗いの蛇口の勢いが余りにも良いので、
手を洗う際にはびしょぬれにならないよう気にかけることをお奨めする。

次は、栗とバナナのミルフィーユを食べに行こう。

★住所:東京都中央区日本橋1-2-10 東洋ビルディング
★TEL:03-3271-0007

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東京・日比谷・珈琲館 紅鹿舎

いつか入ろう、と横目で通り過ぎていた喫茶店に入るきっかけに
なったのは、その直前に入った喫茶店で偶然目にしたタウン誌に
載っていた美しい飲み物の写真を見たおかげだった。

「カフェ・タカラヅカ」という、日比谷にぴったりなその飲み物は、
薔薇の花の形をした生クリームに、珈琲を注ぐという素敵な飲み物だった。

今は無き三信ビルがあった頃は、この界隈へも頻繁に通ったが、
あのビルが無くなってしまってからというもの、何となく足が遠のいていた。

ニューワールドサービスは、別の場所でいずれ営業を再開する、ということ
だったが、その後どうなったのだろうか。後で調べてみることにする。

さて。ピザトースト発祥の店として知られる紅鹿舎は、とても有名な店で、
一等地にあるゆえ、値段もそこそこ高級だ。

この日注文した「カフェ・タカラヅカ」も確か一杯800円くらいしたが、
運ばれてきた瞬間、とても幸せな気持ちになったので決して高くはないのかもしれない。
たまに、のことなら。(写真では分かり辛いが、グラスの底には青い砂糖が入っている)

メニューを一通り見てみると、食事のメニューも多くどれも美味しそうだったので、
今度は名物のピザトーストを食べに、そして三信ビルの辺りを散策しに来よう。

★住所:東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビル1F
★TEL:03-3502-0848

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東京・三越前・珈琲館 ばるばど

外の光が良く射し込むこの喫茶店では、3人の美女と優しそうなマスターが
迎えてくれる。美女、というのは、奥の席に大きく貼られたマリリンモンローのことだ。

ある日のお昼を少しまわった頃、ここに駆け込んで一番端の席に座った。

ぼんやりとしていたら、カウンターの中で作業をするマスターと鏡越しに
目が合ってしまって少し慌てた。

トーストを食べたくなったので、何があるかと尋ねると「ピザトースト」と一番
最初に言われ、すっかりそういう気分になり、控えめに流れるテレビを眺めて待つ。

しばらくすると、厚切りのトーストの上に、ハムとトマトとチーズが載せられたトーストが
運ばれてきた。ふんわりとしていて美味しい。珈琲は、独特の苦味がする。

いつまでだって過ごせてしまいそうな昼下がりにも、終わりはやってきて重い腰を上げる。

この店の前を通ると、何故かいつも「旅先の喫茶店の匂いがする」と思っていたが、
それは、冬に何回も訪れた遠くのお気に入りの喫茶店の匂いに、確かに似ていた。

★住所:東京都中央区日本橋本町1-4-3 大矢ビル1F
★TEL:03-3246-1560

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東京・押上・珈琲店 モカ【閉店】

コーヒーカップの中味が空になってからも、しばらく席を立てないままでいた。

ここにやってきたのは、まだたった三回で、一度目は閉店の貼り紙を見つけて、
二度目には、ピザトーストとアイスコーヒーを注文して外の景色を眺め、
三度目は、閉店の当日でシグリという美味しい珈琲を飲みながら、店内を眺めた。

店の主人と思われる女性は、とても元気があって、本当に気持ちの良い人だった。

悔やんでも仕方がないが、もっと前にここを知って、飽きるほど通ってみたかった、と思う。

閉店当日は、あまり広くない店内が次々と入れ替わって満員になり、常に
珈琲のいい匂いがした。カウンターの中で丁寧に淹れられた珈琲は優しい味がした。

帰る間際に、いくつかの話をした。「また来ます、と言えないことがさみしい」、と
告げると、もう一人の女性が少し涙ぐんだ。私も思わず、胸が詰まる。

この店で30年間使われていたシュガーポットや銅のアイスコーヒーカップをお土産にくれた。
これから同じだけの年数、それ以上の時間分、家で大切に使おうと思っている。

2年後に新しい東京タワーが建つ街は、その頃すっかり景観を変えてしまうのだろうか。

新しいものも良い。古いものも良い。その境目はいつも難しい、と考えながら夜を歩いた。

(2009年10月30日 閉店)

★住所:東京都墨田区押上1-11-2
★TEL:

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東京・三河島・甘味喫茶 やまびこ

甘味喫茶、という言葉を聞くことも少なくなってきてしまった。
あの街やこの街の、甘味喫茶は今でも元気に営業しているのだろうか。

珈琲を飲むときとはまた違った幸せが、甘味喫茶にはあるように思う。

常磐線の三河島駅から、小さな商店街を入って間もなく、この店が見える。

営業時間がよく分からないままだったが、扉を開けると、中でテレビを見ていた
男性が迎え入れてくれた。目に映るものが、いろいろと懐かしく、つい見てしまう。

席に着き、迷ったあげく、ホットケーキと焼きそばを注文した。
カウンターの中では、すぐに野菜を切り、炒める音がし始める。

壁に取り付けられた赤い傘の照明は、浅草線 蔵前駅の喫茶 はとや と
同じものだ、などと考えていると、すぐにホットケーキと焼きそばが運ばれてきた。

値段はとても安いのに、しっかりと盛られていて、とても美味しかった。
そして、載せられている皿の柄もとてもいい。この種類の皿がとても好きだ。

せっかくだからおしるこも食べてみたかったが、満腹になってしまったので、
それは次回に。一瞬、子供の頃に戻ったような瞬間が訪れるこの店へ、また。

★住所:東京都荒川区荒川3-46-11
★TEL:03-3806-6126

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