純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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お知らせ

以前、ここでも綴った、海苔トーストで有名な、
神田の老舗喫茶店、【エース】が、今週末11/29放送の
「ぶらり途中下車の旅」で、放送されるそうです。
http://www.ntv.co.jp/burari/

*2008/11/29 9:30~10:30*

先日、訪れた際に、マスターが嬉しそうに、お知らせして
くださいました。放送がとても楽しみです。よろしければ。

【エース】の記事は、こちら。
http://retrocoffee.blog15.fc2.com/blog-entry-207.html

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東京・御徒町・珈琲 ドリーム

上野駅周辺にも、同名の喫茶店があるが、
こちらは、御徒町駅に近い店舗のこと。
(両店の関係は、ないと思われる。)

たばこ屋兼喫茶店、という感じで、初めて訪れたときは、
長年蓄積されたらしいその店内の匂いに驚いたものだが、
今回は、時間も遅かったためか、運良く貸切状態だった。

喫茶店らしい、あの橙色の照明の前では、黄色がかった
壁の色さえ、その店独特の味に思えてくるから不思議だ。

マスターは、一番端の席に腰を下ろしてくつろいでいたが、
注文を聞くと、ささっとカウンターに消え、珈琲を運んできてくれた。

その後は、また何もなかったように、先ほどの位置に戻る。

入口近くにかけられた黒いレースのカーテンや、壁いっぱいに
貼られた煙草のポスター、机に置いてある懐かしい形のライター。

本を読むでもなく、じっと、ただそこにいた。わりと長い間。

外へ出た後も、ふわりと煙草の匂いがして、先ほどまでの
くつろいだ時間を思い出して、駅へ向かう足取りも軽くなった。

★住所:東京都台東区東上野1-14-1
★TEL:03-3831-1419

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栃木・鬼怒川温泉・マロニエ

夢のような喫茶店に出会ってしまった。

バスに乗っていると、鬼怒川温泉駅からほんの少しだけ
離れた通りに、マロニエ、の文字が見えた。

おそらく喫茶店であろう、と駅から、元来た道を戻る。

扉を開けるとお昼にはまだ早い、午前中のゆっくりした時間が
そこには流れていて、地元の人たちがのんびり珈琲を飲んでいる。

まず、そのインテリアの完成された様子に、何度もうなる。

壁には花柄のシート、椅子は赤いベロアのソファで、
出窓のガラスには白いレースのカーテン、天井からは
昭和を思い出す、いくつかの種類の照明たち。

マスターの感じもとても良く、髭をたくわえていてやわらかい笑顔。

ふらりとやってきて、カウンターで勝手に珈琲を注ぐ常連客。
少し早めのお昼ごはんを、美味しそうに食べるマダムたち。
窓際の席で、白い煙を吐きながら、煙草をくゆらせる老人。

全てが完璧で、まるで映画のセットのようだ、と思った。

ここへ行くために、片道3時間電車に揺られるのも、
決して悪いことではない。本気でそう思った。

★住所:
★TEL:

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東京・大崎・銀座ルノアール 大崎ニューシティー店【閉店】

チェーンの店ではあるが、昔からあるルノアールが好きだ。

あの深い緑色のしっとりとした椅子は、今よりずっと
若い頃には、大人の喫茶店の象徴のように思っていた。

そんなルノアールにも、すんなりと入れるようになり、
珈琲の値段も高いと思わなくなり、今ではたまに利用している。

大崎駅のルノアールは、ずっと当たり前のようにそこにあったようで、
しかし、一度も入ったことがなく、今回が初めての利用。

まず、思ったより広いことと、店内中央の、まるで
メリーゴーランドのような作りの煌びやかな座席に目を奪われた。

そして、見慣れたモスグリーンの椅子、灰色とえんじ色のソファ、
赤いしっかりとした椅子、そのときの気分で選ぶことが出来る。

時間帯のおかげか、夜のここは、ほどよく空いていて、
じっくりと時間をつぶすのに、とても良い。

つい、うとうとと時間にさらわれてしまうような、
そんな落ち着く魔法が、空いている喫茶店にはある。

(閉店時期 未確認)

★住所:東京都品川区大崎1-6-4新大崎勧業ビル1F
★TEL:03-3493-1454

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東京・御徒町・自家焙煎珈琲屋 Lapin(ラパン)

珈琲、の文字を、目のどこかで探しながら歩く夜。

秋葉原から上野までの道のりには、いくつもの誘惑があって困る。

店内に入るだけで、満たされてしまう昔ながらの喫茶店も好きだが、
日によって、単純に美味しい珈琲を飲みたいときもある。

そんなことを考えていたら、遠くに、喫茶店の灯りを見つけた。
自家焙煎しているらしく、扉を開けたらふんわりと豆の香り。

幸いにも、席の間隔がちょうど良く空いていたので、
モスグリーンのふかふかした椅子の4人席に腰を下ろす。

メニューを一通り見て、ラパンブレンド、を注文した。

カウンターから遠い席に座ってしまったので、マスターの
手元はよく見えなかったが、ネルドリップで一杯ずつ淹れているようだ。

ガラスケースに入った美味しそうなチョコレートケーキも追加した。

運ばれてきた珈琲は、とても綺麗な琥珀色で、飲んでみると
酸味が少なく、すっきりとした好きな味の珈琲だった。値段も450円と安い。

甘いケーキとさっぱりした珈琲がよく似合う。

途中、豆を買いに来た婦人のおかげで、マスターが豆を挽き始めたので、
店内に珈琲の良い匂いが広がる。思わず、深呼吸をした。

外はとても寒かったが、ふらりと寄れる好きな喫茶店を
見つけた帰り道の、気持ちはとてもあたたかい。

★住所:東京都台東区上野3-15-7 寿ビル1F
★TEL:03-3832-7605

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東京・武蔵小山・ピーコック

以前、ここで記した、珈琲太郎、というお気に入りの
喫茶店の入っている古いビルには、レトロな洋食屋も並ぶ。

名前は、ピーコック。看板には、小さく、ファミリーレストラン、とある。

大きなガラスケースに入ったメニューのサンプルは、
かなり年季が入っていて、色褪せてしまっているが、
そこから当時の様子を想像するのも面白い。

何を食べようか、と考えながら店の中に入る。迷いつつも、
こういうところでは、どうしてもハンバーグが食べたくなってしまう。

店内は、古いながらも丁寧に扱われてきた様子が分かった。
大きな窓に、泳ぐ色とりどりの魚のシールが懐かしい。

しばらくして、じゅうじゅうと音をたてた熱そうな牛の形の鉄板に、
美味しそうなハンバーグが乗せられて運ばれてきた。

手作りの味が嬉しい。

ふらりと入って、とても嬉しくなる気持ちで帰れる街の洋食屋は、
チェーンの店とはまた違った、重要な価値を持っている。

★住所:東京都品川区荏原3-5-4 東急ストア2F
★TEL:03-3781-5476

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【閉店】東京・田町・純喫茶 ボンソアール

時間のある夕方に、いつもは降りないような駅に途中下車をして、
商店街や、街の外れに、喫茶店を探し求めて歩くのは楽しい。

久しぶりに歩いた田町駅は、相変わらずごちゃごちゃとしていて
新鮮な風景だった。その中に、さっそく「純喫茶」の文字を見つける。

青い看板に、白い店名がよく映える。

期待をしながら、扉を開けると、白いシャツにベスト、
赤いネクタイのマスターが、やわらかい笑顔で迎え入れてくれた。

中には、先客が一人。テレビを見たり、目を閉じたりしていた。

その静かな空気を壊さないように、私も窓際の席にそっと腰を下ろす。

アイスコーヒーを注文して、白いレースのカーテンの隙間から
夕方の街をせわしなく通り過ぎていく人たちを眺めていた。

そうしているうちに、アイスコーヒーが運ばれてくる。

氷がたくさん入っていて、それをカラカラいわせながら飲むのが好きだ。

煙草は吸わないが、灰皿が喫茶店によく似合う、
綺麗な透明の黄色だったことを勝手に嬉しく思う。

モスグリーンの艶やかな革張りの椅子で、一休みして、
外へ出ると、すぐに東京タワーが見えて、しあわせな寄り道。

★住所:東京都港区芝5-22-8
★TEL:03-3451-3159

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(2010年9月 閉店)

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大阪・梅田・King of Kings

ここに来るたびに、ついつい嬉しいため息をついてしまう。

大好きな70年代の、大阪万博の世界を、喫茶店にて
表現するならば、きっとこんな風に煌びやかだったのだろうか。

ここは、喫茶 マヅラの姉妹店でありながら、マヅラとは
また全く違った雰囲気を醸し出す、大人の喫茶店である。

値段は、マヅラと同じく、とても安いが、店内には、グランドピアノが
置かれていたり、アルコールを作るための立派なカウンターが
設置されていたり、と一見入りにくい高級な雰囲気を感じさせる。

壁を彩るのは、色とりどりのガラスで作られた模様で、
それを見ているだけでも、珈琲を5杯くらい飲んでしまいそうだ。

丸みを帯びた美しい椅子に敷かれたマットの赤と青も綺麗。

こんなに非日常である空間が、今のところ、日常にてふらりと
立ち寄れる場所に、当たり前のように存在することを、とてもありがたく思う。

ここで珈琲を飲んでいる時間だけは、すっかり現実を忘れる。

★住所:大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前ビルB1
★TEL:06-6345-3100

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大阪・梅田・喫茶 マヅラ

この喫茶店のどこが好きか、と問われたら、「全部」と
答えざるをえない。それくらい、一目見たときから虜だ。

初めて訪れたのは、数年前。

純粋な喫茶目的ではなく、そこへ足を運んだが、
あまりの素晴らしさに、感動し、それ以降も、大阪を訪問するたび、
時間がゆるせば必ず立ち寄るほど。

当然であるが、好きな喫茶店ほど、好きな箇所が多いので、
誰かにその魅力を説明するのは難しい。

薦める際に、一言で表すとすれば、「行ってみてほしい」。
それだけの言葉になってしまう。

大阪駅前ビルには、たくさんの素敵な喫茶店があって、
中でもここは、珈琲の価格が250円のままだったり、
店内中央の席が、ぐるりと丸いソファシートだったり、
とにかく、活きている昭和を至るところに見ることが出来る。

ここで、毎日のようにふらりと一休みが出来る近隣の人たちが
本当に羨ましい、と何度目かの感想を抱いて、今回も店を出る。

★住所:大阪府大阪市北区梅田1-3-1 駅前第一ビルB1F
★TEL:06-6345-3400

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大阪・梅田・自家焙煎 珈琲の辞書

JR大阪駅から歩いてすぐのところに、「大阪駅前ビル」という建物が、
1.2.3.4と、4軒あって、そこには、飲食店が多数存在している。
もちろんその中には、古い喫茶店も残っている。

地下道を通ると、一番最初に通過することの出来る
第4ビルに入っていた喫茶店のこと。

店の名前は、「珈琲の辞書」。
ユニークで、それだけで足を止めざるを得ない。

中は、横に長く、カウンターの奥には昔ながらの正装をしたマスターがいた。

メニューは、確かに辞書のようで、黒く分厚い本のような冊子に
いろいろと書かれている。ついつい、じっくり読みたくなってしまう。

変わった珈琲のメニューにもひかれたが、やはり初めての
訪問では、その店のブレンド珈琲を注文したい。

笑顔の穏やかな店員さんに注文を告げ、しばらく店内を見回す。

古くて、時間の止まった柱時計。色の鮮やかな水差し。
大きなテーブルの端に活けてある綺麗な赤い花。

まもなくして運ばれてきた珈琲は、とてもいい匂いがした。
飲んでみると、酸味の少なく苦味の強い、好みの味だった。

帰り際に、ガラスの中の色褪せたサンプルを眺めていたら、
珈琲ゼリーや紅茶ゼリーの名前が、どれも凝っていたので気になった。

中から店員が出てきて、それについて、少し話をした。
その店にまつわる雑談が出来るのは、とても嬉しい。

駅前の大きなビルは、何かと再開発の波に晒されやすいが、
どうか、ここはいつまでも、ふらりと立ち寄れる場所であってほしい。

★住所:大阪府大阪市北区梅田1丁目11-4-B1F-7
★TEL:06-6344-9135

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大阪・梅田・喫茶 ミクロ

大阪に住んでいる友人が、ここのミックスジュースの話をしていた。

それを思い出したのは、偶然この喫茶店の前を通りかかって
看板に書かれていた、ミクロ、という店名を見たときだった。

気になっていた喫茶店に、こんな形で偶然入れるのは、嬉しい。

店内は、フルーツジューススタンド、という雰囲気で、なぜか
奥の壁には、外国の夜景の写真が大きく貼られていた。

ミックスジュースと迷ったが、今回は濃厚そうなマンゴージュースを。
そして、果物がたくさん溶け込んでいるらしい自慢のカレーも一緒に。

カレーは、一見普通の家庭のカレーのように見えたが、いくつもの
スパイスや果物の甘さを感じられて、とても好きな味だった。

カレーライスと果物のジュース。このメニューの組み合わせが、
なんだか子供の頃を思い出すようで、少し贅沢な気分になる。

カレーは、エビフライやカツ、卵やチーズがのっていても、
シンプルなカレーライスと同じ値段なのが面白い。

喫茶店のカレーライスは、美味しい、という説をここでも実感する。

★住所:大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビルB1F
★TEL:06-6346-0396

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京都・清水寺・陶

大きな観光地で、昔ながらの古いままの喫茶店を
見つけると、それだけで無性に嬉しくなってしまう。

周りがどんどんと新しくなっていく中で、それでも
変わらず、そこにあり続ける、ということはきっと簡単ではない。

清水寺からの帰り道、真っ暗な坂道の途中に灯りを見つけた。

見上げると、七色の珈琲カップのイラストと「COFFEE」の文字。
一階の入口には、赤いポットと達筆で書かれたメニューがあった。

階段を上がる段階で、素敵な喫茶店を見つけた、と確信した。

中は、天井に吊るされたシャンデリアのせいか、黄色い光で
いっぱいで、使いこまれた木の椅子たちが艶々としている。

窓の外を見下ろせる特等席で、あたたかい珈琲を注文する。

老夫婦の営むこの喫茶店は、こうして清水寺帰りの人たちの
おしゃべりを、あたたかく見守ってきたのだろう。

夕方18時には閉店してしまうここでは、一休み、という言葉がふさわしい。

★住所:京都府京都市東山区清水バスプール前
★TEL:075-561-4408

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東京・淡路町・AIKO【閉店】

ちょうど一年前くらいに訪れた喫茶店のことを、すっかり
綴った気持ちになっていて、忘れていたことを思い出したついでに
様子を見に行ったら、すでに閉店してしまっていた。

通りがかるたびに気にしていて、しかし、閉店時間の都合で
なかなか店に入ることが出来なかった。

あるとても寒い冬の日。いつもより早足で、ここを目指すと、
珍しくまだ灯りが点いていたので、そろそろと中へ入る。

店内には、誰もいなかったが、店主のマダムは笑顔で迎え入れてくれた。

アイスティを注文し、しばし、お互いの時間を過ごす。

窓から見える冬の空気がいいな、とか公衆電話の置いてある
机が昔のもので素敵だ、とかそんなことを思っていたような気がする。

帰り際、少しだけマダムと話した。
喫茶店のマッチを集めてしまう癖があって、いつもと同じように
それを伝えると、どこかにある、としばらくの間探してくれた。

しかし、簡単には見つからず、私はお礼を言って帰ろうとした。
そのとき、マダムは「次来たときまでに探しておくから、また来て」
とふんわり笑った。

「はい」と言って店を出たが、なかなか早い時間にそこへたどり着くのは
難しく、次に気になって見に行ったときには、すでに、店内の様子は
変わり果てていて、覗き込んだ窓の中には椅子が転がっていた。

マッチ箱の約束を果たせなかったことを、今でもたまに思い出す。

★住所:

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東京・高田馬場・甘味処 高野家

17時過ぎには暗くなり始めた冬の空気の中を、
ずいぶんと長い間、歩き回っていて、少し疲れてしまった。

無意識に、喫茶店を探す。しかし、あてが外れて、そのまま
駅まで向かってしまおうと思ったとき、甘味、という文字が目に入る。

入口の半分ほどもある、大きなガラスケースの中には、
メニューの全部がおさまってしまうほどのたくさんのサンプルたち。

どれを食べようか、店の前で少し迷いつつ、扉を開けた。

威勢のいいマダムが迎え入れてくれ、そこで目に飛び込んできた
桃色とクリーム色の、かわいらしい椅子の配色に、うっとりする。

まるで、和菓子のお餅のようだ、そう思いながら、腰を下ろす。

店内は、蛍光灯で照らされているのに、とてもやわらかい光で、
クリーム白玉ぜんざいと、クリームミルクを注文して、ほっとする。

小豆は、つやつやとして綺麗で、甘すぎず、白玉はもちもちと
していて、ミルククリームも、甘さがやわらかくて、とても美味しい。

これで、450円というのだから、頭が下がる思いである。

高田馬場は、なかなか訪れない場所ではあるが、ここへは
また必ず来よう、と思った。その後には、喫茶店を探す散歩を。

★住所:東京都新宿区高田馬場2-2-3
★TEL:03-3200-7561

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東京・浅草・珈琲 ロッジ赤石

雑誌の中で見たここの風景は、芸妓さんたちの食事風景が多く、
少し、非日常であるような、そんな喫茶店のイメージだった。

ちょうど良い広さで、入口には、洋食のメニューサンプルが
ケースにで光る。窓の外側の枠には、季節外れの朝顔が咲いていた。

店内は、綺麗な飴色で統一されており、店内奥には、レトロな
柱時計がいくつか、ガラスのケースには、高級そうなカップが並ぶ。

髭をたくわえたマスターが、笑顔で注文を聞きにきてくれたので、
メニューの中で、真っ先に気になった「ハニージュース」をお願いする。

店内の座席は、3列になっており、真ん中の列のテーブルは、
懐かしいゲーム台が、まだまだ現役で使われていた。

さて、ハニージュースなるものは、はちみつレモンのような飲み物で、
甘くて、少しだけ酸っぱくて、スイスイと飲んでいくうちになくなった。

しばらくした頃、店内の誰かが注文した珈琲の匂いがふわりと広がる。

今度は、豊富な食事メニューと、丁寧に淹れられた珈琲を楽しみに来よう。

★住所:東京都台東区浅草3-8-4
★TEL:03-3875-1688

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東京・神保町・ミロンガ ヌオーバ

タンゴとコーヒー、と看板には書かれていたが、
どんな音楽が流れていたか、今では思い出せない。

それは、ずいぶん前の出来事だった、ということもあるが、
心地よい空間では、BGMさえも、空気にとけこんでしまうので
居心地が良かった、ということ以外、あまり思い出せなかったりする。

夕方の早い時間で、まだ店内には、人が少なく、
いつもだったら、なんとなくラドリオのほうに入ってしまう足を、
気まぐれで、ミロンガのほうへ向けた。

ドアを挟んで2つの空間に別れているその喫茶店は、
店員の物腰もとてもやわらかく、入った瞬間にほっとした。

あたたかい珈琲を注文すると、小さな花の描かれたカップに
入って、ゆらゆらと運ばれてきた。それを見て、嬉しくなる。

私が訪れたとき、一人で本を読んでいる人が多かったように思う。

それは、古本の街、神保町ならではなのか、ここで珈琲を
飲みたいために、古本を買うのか、どちらにせよ、素敵な理由だ。

★住所:東京都千代田区神田神保町1-3
★TEL:03-3295-1716

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東京・浅草・コーヒー ピーター

ずっと気になっていても、訪れるまでに、なかなか
時間がかかってしまう喫茶店というのもある。

例えば、あまり足を運ばない地域だったり、駅から
遠いところにあったり、極度に狭い店だったりしたときだ。

今回は、少しだけ駅から遠いのと、常連さんが多いような印象を受け、
ようやく最近足を運ぶことが出来た喫茶店のこと。

浅草をぷらぷらと歩いていると、灯りの少ない街並みに、
ぽかりと浮かぶ桃色のひさしと、おでん、と書かれた暖簾が見えてくる。

想像していたよりも、ずっとこじんまりとしていたこの店の壁には、
「浅草ビッグ・パレード」と名づけられた、大きな絵がある。

笑顔の素敵な店主が、迎え入れてくれ、窓際の席に腰を下ろす。

実際に目にすることを憧れていた壁の絵は実際に見ると、迫力がある。

飲み物を先に頼んだが、ふと窓の外を見たときに目に入った
「21世紀に残したいB級グルメカレー」と書かれた文字が気になり、
こちらも追加して、注文。

先にクリームソーダが、カレーの前には、コンソメスープと自家製の漬物が
運ばれてきた。それからしばらくして、一見家庭的な見た目のカレーが置かれる。

甘いカレーを想像していたが、これが後からどんどんスパイスが口の中で
広がって、とても美味しい。一口、一口、と食べているうちにあっという間に無くなる。

スープと漬物も、あたたかい味がして、私はとても好きだった。

メニューに書かれていたおでん定食も気になるので、また足を運ぼう。
風の冷たい冬の夜に。

★住所:東京都台東区西浅草3-13-1
★TEL:03-3844-5984

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