純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・渋谷・シャルマン

いつ訪れても、賑やかな渋谷の街にも、いくつか、
ひっそりと昔から営業している喫茶店を見つけてから
というもの、一休み、が楽しくなった。

東急本店の近くにも、嬉しくなってしまうような
正統派の喫茶店「シャルマン」がある。

サイフォンで一杯ずつ淹れてくれる丁寧な珈琲。

苦い珈琲を注文しようと思ったが、甘いものを
飲みたくなってしまったので、ウインナコーヒーをお願いする。

少し前に、どこかでウインナコーヒーの「正しい飲み方」を読んだ。

最初からかき混ぜず、上の生クリームを味わい、次に、苦い珈琲を
飲む。そして、最後に砂糖のたまった甘い部分を味わう、というもの。

今回は、その通り飲んでみる。かき混ぜず、ひんやりとした
生クリームに口をつけ、その下の熱い珈琲を少しずつ、流し込む。

なるほど、一杯で3種類を味わえて、良い感じだ。

一息ついて、店内をぐるりと見渡す。

珈琲豆の生産地の書いてある大きな地図。
なぜか日本の上には、「芸術」の文字。
余談だが、日本でも珈琲豆はとれる。長崎に珈琲農園があるらしい。

そして、入口に近い席の後ろ側には、歴代の珈琲用機械
が並んでいる。緑色のビロードの椅子も、使いこまれていて綺麗。

何より、マスターが、白いシャツをピシッと着て、黒い
蝶ネクタイをしていたことに嬉しくなってしまった。

値段は、やや渋谷価格ではあるが、
私はこれからここへ何度も訪れてしまうだろう、と思う。
とても好きな喫茶店との出会い。

★住所:東京都渋谷区道玄坂1-18-7
★TEL:03-3461-1188

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香川・高松・喫茶 城の眼

香川県は、モダン建築物の多い街らしく、
そういうところも、とても気に入ってしまった。

県庁を見に行きたかったが、あいにくお休みの日だったので、
喫茶店にて、モダン建築見物をすることにした。

美術館のすぐ近くにある、この「城の眼」は、店名からして、
普通の喫茶店でないであろうことは、容易に分かる。

実際、調べてみると、

「香川を代表する建築家・山本忠司氏が建築。
 店内は彫刻家の空充秋氏。BGMは音楽評論家の秋山邦晴氏に
 よるもので、香川建物図鑑にも掲載され、石のスピーカも有名。」

とのこと。

雑誌では見ていたものの、実際、その外観を目にすると、
圧倒される何かがあった。

中は、石で作られているものの、冷たさは感じず、
流れている音楽のせいか、やわらかい空気さえ感じた。

他にお客さんは1組だけで、クリームソーダを注文して、
それが運ばれてくるまでの間、店内をまるで美術館のように眺めた。

以前、京都の祇園の喫茶店にも「石」という素敵な建築が
あったが、そことなぜか似た雰囲気を思い出す。

しかし、どちらもそこにいる者に緊張感を強いることはなく、
あくまでふんわりと、そこでお茶をしている間、包んでくれているのに、
お会計をして、一歩外に出てみると、もうさっきまでの何かではなく、
はじき出されてしまったように感じたのも面白い。

喫茶店は、ただの入れ物ではなく、やはり呼吸をしているのだ、と思う。

★住所:香川県高松市紺屋町2-4
★TEL:087-851-8447

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大阪・新大阪・喫茶 アロハ

旅先の、主要駅の地下街が好きだ。

そこには、たいていいくつかの喫茶店があって、
そのだいたいは、古くからそこでひっそりと営業している。

朝起きて、何も食べずに、適当に見つけた喫茶店に入る。
そこで珈琲を飲んだり、ホットケーキを食べたりする。

新大阪駅の地下街も、例外ではなく、たくさんの喫茶店が
あって、どこも素敵なので、目移りをしてしまった。

今回入ったのは、こじんまりとしていて、まだ誰もいなかった喫茶 アロハ。
決め手は、入口に並ぶ、少し色褪せたメニューサンプルケース。
これがあるだけで、私は、好きな喫茶店だ、と思ってしまう。

店内は、綺麗に椅子の並べられたカウンター席が数席。
テーブル席は、2席。椅子には、お揃いの花の座布団。

ホットケーキとアイスコーヒーを注文して、朝の匂いを嗅ぐ。

だんだんと人が集まってきて、気がついたら、店内は、
それぞれの時間を楽しむ人でいっぱいに。

私のような観光客ばかりではなく、ほとんどが地元の人の
ようだったので、愛されている喫茶店なのだなあと思う。

遅めの朝ごはんの後、お会計を済ませて、店を見渡す。
優しい笑顔に送り出されて、大阪がますます好きになった。

★住所:大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1
★TEL:06-6304-3669

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東京・浅草・珈琲屋

数年ぶりに訪れた喫茶店は、店名が変わっていた。

以前は、珈琲屋、の後か前に「ハロー」がついていた記憶がある。

【戦後間もなく、まだ周囲は焼け跡ばかりの中に創業。
進駐軍の兵隊にもわかるようにハローと命名しました。】

とあったのだが、ハロー、はもう消えてしまっていた。

平日の夕方だったためか、店内は空いていて、端の席に座る。

ここは、一階席が禁煙、二階席が喫煙、と分かれているのが良い。
しかし、そのおかげで、二階席を見ることは出来ない。

ホットケーキとアイスティを注文して、ぐるりと店内を見渡す。

大正レトロを模した店内は、何度か改装されているのだろうか?
レトロではあるが、古めかしい感じはしない。

ステンドグラス越しに、商店街を覗くのが好きだ。

そうしていると、あっという間に時代が遡っているような
錯覚や妄想で、珈琲一杯分の時間は、悠に楽しめるのだ。

★住所:東京都台東区浅草1-2-11
★TEL:03-3841-8600

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香川・瓦町・かわらまち

高松に着いて、一休みしよう、と線路沿いを歩いていて
見つけた喫茶店は、まるで船の中のようだった。

マスターの趣味なのか、海の近い地域の影響であるのか。

メニューの貼られた壁には、舵があったり、どことなく、
濁った窓の向こう側も、くもった水の中を想像させた。

少し入りにくい店ではあったが、入ってしまうと、
高齢のマスターが、笑顔で迎え入れてくれ、心地の良い空間だった。

アイスティを注文すると、まあるいレモンが、グラスのふちに
キリリと立てられて運ばれてきた。好みで入れられるのが嬉しい。

お昼前の光が、ぽかぽかと気持ちよくて、まるで
遠い海で揺られているように、眠ってしまいそうだった。

★住所:香川県高松市常磐町2-6-4
★TEL:087-834-8947

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大阪・中崎町・喫茶 まりも

旅先での喫茶店巡りは、調べないでふらふらと散策して、
目に付いたところに入ってみる楽しみもあるが、
ここは、ずっと行きたいと思っていた店の1つだった。

中崎町は、大好きな昔ながらの家や建物が並ぶ街で、
そこにある喫茶店なら、きっと素敵であろうことを期待していた。

ふらふらと商店街を歩き始めてすぐに、緑色の看板が目に入る。

外観は、白い壁で、カーテン越しに見える様子にときめく。

縦長の、広くはない店内だが、とても清潔に、大切に
今まで営業されてきたことが、すぐに分かるようだった。

とても感じのいい店の人が2人、笑顔で注文を受けてくれた。

大阪で飲むバナナジュースは、どこも濃厚で美味しい。
ここも例外なくそうで、喉が渇いていたのもあり、一気に飲み干した。

カウンター席から聞こえる、常連さんたちの会話がBGM。

旅先なのに、ちょっとした日常のような喫茶店はとても落ち着く。

★住所:大阪市北区黒崎町3-21
★TEL:06-6371-8198

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東京・有楽町・はまの屋

有楽町・日比谷界隈も、良い喫茶店がたくさん存在する地域だ。

ニューワールドサービス、ルナ、純喫茶日比谷、など
閉店してしまった素敵な喫茶店も、かつてそこにあった。

久しぶりに、ふらりと寄りたい喫茶店を思い出した。

全体的にオレンジ色をしている、昭和そのままの喫茶店。

サンドイッチが有名のようで、いつも周りの人が食べている。
今回は、プリンとアイスティを注文。
プリンは、昔ながらの固めのもので、思わず嬉しくなる。

店内には、昔からの常連であろう人たちと、
この周辺のビルで働いているであろう若い人々。

いろいろな人々が集まって、それぞれの喫茶店の色をつける。

★住所:東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビルB1
★TEL:03-3271-7210

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東京・五反田・COFFEE ノア

よく通っていたはずの道なのに、この喫茶店の
存在に気がついたのは、ほんの最近のことだった。

店名を表示する看板の、黒い鉄の飾りがかわいらしい。

おかしな書き方かもしれないが、こういう店こそが、
「珈琲のための喫茶店」、という感じがする。

シンプルでありながら、キチンと掃除がされていて清潔な店内。
カウンターの中には、珈琲を淹れるための道具がずらり。

椅子とテーブルは、ちょうど良い大きさで、どれも艶やかだ。

アイスコーヒーを注文すると、マスターは素敵な笑顔とともに
慣れた手つきで、珈琲を作り始めた。

それを見て安心した私は、またしばらくの間、ぼんやりする。

ぼんやり、は喫茶店へ行く醍醐味だ。

冷たくて苦い珈琲は、美味しい。やさしい味がした。

良い喫茶店は、いつもひっそりと存在して、その扉を
開けたものには、少しの驚きと、次からの楽しみをくれる。

★住所:東京都品川区西五反田1
★TEL:03-3494-8849

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東京・千石・喫茶店 ジロー

初めて途中下車する駅は、それだけで楽しい。

道路沿い、商店街の通り、住宅地の中。
好みの喫茶店を探して、ふらふらと歩き回る。

千石、という駅も、おそらく今回初めて訪れた。
用事の後、少しだけ余る時間があったので、駅周辺を歩く。

すると、すぐに、「喫茶」の文字を目にした。

喫茶店 ジロー、そのシンプルすぎる店名にひかれて、
扉を開ける。中は、綺麗で新しくしているが、所々にレトロを感じた。

中には、先客が1人。夜ご飯を食べているようだった。

邪魔をしないように、そっと、端の席でミルクセーキを注文する。

ぐるりと見渡すと、壁の模様だとか、レジカウンターの花マークだとか、
やはりぐっとくるポイントがあった。全体的な色合いも素敵だ。

運ばれてきたミルクセーキは、卵の味がちゃんとして濃厚だった。
喉が渇いていたので、一気に飲み干す。

帰り際、レジカウンターをもう一度眺める。クリーム色に赤い花。

なんとなく、もう一度来たいなあ、そう思って、ごちそうさま、と店を出た。

★住所:東京都文京区本駒込2-29-15-101
★TEL:03-3943-1132

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宮城・仙台・ホシヤマ珈琲店 本店

前回、仙台を訪れたときから、気になっていた喫茶店だった。

しかし、一番安い珈琲でも、一杯1000円からである。
なんとなく、の気分で行くのでは、もったいないような気がしたが、
結局、食後にふらっと行ってみた。

扉を開けると同時に、スマートに迎え入れてくれる
満面の笑みの店員。気のせいか、店内もピカピカしている。

高級感あふれるインテリア。カウンターには、綺麗なカップが
ずらりと並んでいる。メニューを見て、ブレンド珈琲を注文した。

運ばれてくるまでに、少しの時間がかかることが、
一杯ずつ丁寧に淹れられているだろうことを想像させる。

少し形の面白いカップに注がれてきた珈琲からは、
とてもいい匂いがした。香りを少しの間楽しんでから飲む。

正直、ある程度の値段を超えてしまった珈琲の味は、
詳しく分からないが、あの雰囲気の中で飲めるなら
納得の値段なのだろう、と思う。

普段使いではなく、ちょっといい気分のときに行く喫茶店、
という感じがちょうど良いのかもしれない。

★住所:宮城県仙台市青葉区一番町4-9-1 かき徳玉澤ビル3F
★TEL:022-263-5560

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東京・神田・ゆうかり

地下にあって、中の見えない店は、少しだけ入るのに、勇気がいる。

それでも、昼間は、ランチ営業をしているようだし、
何より、紫色の看板や、なぜか置かれている緑色の電話
(使うことは出来ない)が気になったので、階段を下りた。

様子を見ようとしたが、階段の下は、扉で区切られていたので、
一瞬ひるむも、勢いで、その扉を開けて、中へ入った。

店内は、半分も灯りがつけられておらず、選べる席は、
一番奥の席か、壁側の席くらいだった。それでも薄暗い。

ほどよく広く、ずらりと並ぶ赤いビロードのソファは素敵であるのに、
今では、喫茶というよりも、スナック色の濃いようだった。

メニューを見たかったが、あいにく今は頻繁に
使われていないようで、見当たらないらしかった。

アイスコーヒーを注文して、そこでしばらくぼんやりした。

こういった形の喫茶店も、それはそれで好きだ。
今は、違う形態で営業しているとしても、喫茶だった頃の
面影を、さまざまなところに見つけるのは、楽しい。

地下での一休みをすませて、階段を上がると、まだ日中の
光が目にまぶしい。喫茶店での一時は、時間を狂わせる。

★住所:東京都千代田区神田須田町1-26
★TEL:03-3258-1520

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宮城・仙台・喫茶室 花

その店名のかわいらしさと、階段を下るときに見た看板の
茶色と字体にひかれて、店の前まで行ってみると、今では、
バー営業も兼ねているらしく、喫茶というよりは飲み屋のようだった。

少し躊躇して、一度階段を上がったが、やはり気になって
もう一度店の前まで行き、ガラス越しに中を覗きこんだ。

すると、小さな入口のネオンライトには反して、中は
純喫茶の内装のままだったので、嬉しくなって扉を開ける。

ちょうど昼を過ぎたあたりだったためか、とても賑わっている。

しかし、一番奥の端っこの、好きな感じの席に通してもらえた。

椅子は、背もたれの高い、赤茶色の革張りのもの。
机は、使いこまれた木のもの。ぐるりとまあるいカウンターも素敵。

ランチメニューは、喫茶店らしく、ナポリタンやハンバーグなど
王道のものだったので、ほっとする。

昼ごはんを済ませてしまった私は、ブルーハワイスカッシュ
なるものを注文してみる。青くて、夏の飲み物、のイメージ。

細かく砕かれた氷と海のようなソーダが混ざり合って綺麗。

喉が渇いていたので、一気に飲み干して、少し休んでから出た。

躊躇したままあきらめないで、入ってよかったなあ、と思った。
喫茶店探索は、予想外の発見があるのも、また楽しみの一つ。

★住所:宮城県仙台市青葉区中央1丁目7-2
★TEL:022-265-9357

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東京・神保町・カフェ・デ・プリマベーラ

緑の絡まった外観は、とても綺麗で、何度か中を覗いたが、
いつも賑わっていたので、なかなか入ることが出来なかった。

ある日の夜、ここの前を通ると、マスターが店の前で、
近所の人と雑談をしていたので、それが済んだ頃、店に入る。

入口は二重になっていて、白いアンティークのような扉が
とても素敵だと思った。店内は、縦に長い。

天井がアーチ状になっているので、洞窟を思わせる。

インテリアもとても洒落ていて、そわそわしてしまいそうな
ものなのに、だんだんと落ち着けてしまうのは、きっと
マスターのやわらかい笑顔のおかげだ。

珈琲を注文して、じっと待っていると、次々にお客さんが
入ってきた。皆、揃って食事のメニューを見始める。

いつの間にか、カウンターの中には、マダムもいて、
マスターと2人、まったく無駄のない動きで、料理を
作りはじめるので、つい見入ってしまった。

だんだんと美味しそうな匂いが、店内に立ちこめる。

私のもとへ運ばれてきた珈琲には、バラの花のお皿に
のった、はちみつがけのバナナがついてきた。面白い。

珈琲の味ももちろん美味しかったが、次は、必ず
夕ご飯をここで食べよう、と思った。本当にどれも美味しそうだった。

お会計を済ませ、外に出てから中にちらりと目をやると、
マスターが最初の優しい笑顔をしてこちらを見ていた。

★住所:東京都千代田区猿楽町1-3-2
★TEL:03-3295-7569

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東京・神田・純喫茶 キムラ

もし、ここへ一度でも行ったことのある人に、ここの話を
するのならば、「神田の、あの看板の多い喫茶店」と説明するだろう。

表から、階段、入口にいたるまでの間に、
本当にたくさんの、店名を示す看板が置かれている。

それは、まるで山にある道標のようで楽しい。
最初からたくさんあったのか、それとも途中で変えようと
思ったが、古いものを捨てられず、そのままになっているのか・・・。

お店は、18時までの営業なので夕方に行くのは厳しい。

13時前を狙って訪れると、店内は食後の珈琲を楽しむ
サラリーマンたちが、それぞれにくつろいでいた。

メニューもいたってシンプル。ランチ時には、少しの軽食も
出されるようだが、机に置かれたメニューには、数種類の
珈琲の名前が記してあるだけだった。

アイスコーヒーを注文すると、大きいワイングラスのような
器に入れられて運ばれてきた。なぜか横にはピーナッツ。

ぽりぽりとかじりながら、冷たくて濃い珈琲を飲む。
阿佐ヶ谷の喫茶店「プチ」でも、珈琲うけに煎餅を出して
くれたが、甘いものではなくても、これもなかなかいい。

看板の多い喫茶店は、とても居心地のいい喫茶店だった。

★住所:東京都千代田区神田須田町1-24
★TEL:03-3251-8538

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東京・錦糸町・トミィ

ある店のホットケーキを目指して、電車に乗った。
営業時間が、17時まで、と早めのため、急がないと行けない。

途中、いくつか他の喫茶店があって、寄り道をしそうになって
しまったが、どうにか迷うこともなく、ここへたどり着いた。

店の名前は、「トミィ」。一見、普通の喫茶店であるが、
自家製のホットケーキが有名であるらしい。

ホットケーキ、と聞いたら、行かないわけにはいかない。

少し緊張しながら、木の扉を開けると、マスターが迎えてくれた。

BGMは、珈琲とホットケーキを作るための音だけで、
シンとしたその空間は、慣れてくるにしたがって、心地が良かった。

ホットケーキを待つ間、その広くはない店内を、じっくり見渡す。

シンプルな作りで、こういう店もとても好きだ、と思う。
カウンターにぐるりと並べられた丸い椅子たち。
木のテーブル席は、全部で4つ。窓は、大きなガラスで光が差す。

だんだんとバターの甘い匂いが、広がってきて、
目の前に、焦げ目の美しいホットケーキが運ばれてきた。

少し厚めで、ナイフを入れるともっちりとしている。
気取っていない、誰かが誰かのために焼いたホットケーキだ。

最初はバターだけで、後にシロップを、最後に生クリームをつけて
食べる。完食すると、小さなアイスクリームがサービスされる。

とてもやさしいホットケーキ。

私は、また近いうちに、ここへ行くだろう。
そのためだけに、電車にゆられて。

★住所:東京都墨田区錦糸2-10-7
★TEL:03-3625-5698

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東京・秋葉原・珈琲 パープル

どんなに急いで訪れても、夕方はいつも閉まっている
この喫茶店に、灯りがついているのを見つけて嬉しくなった。

再開発の進んだ秋葉原から、御徒町の方へ向かって
歩いていくと、ポツンとここが現れる。

縦に長く、こじんまりとした店で、赤い革張りの椅子と
小さなテーブルは2つずつ仕切られていて、とても落ち着く。

お昼ごはんを食べようと、メニューを見ると、塩スパゲティが
気になった。が、あいにく売り切れてしまったようなので、
トースト(サラダ・スープ付)とアイスティを注文した。

まるで、学校の給食のように、白いトレイに載せられて
出てきたそれらは、とても美味しそうに見える。

バターもジャムも、サラダもスープもたっぷり。

マスターが「これは梨」と、果物までつけてくれた。

厨房近くの本棚には、漫画がたくさん置いてあって、
それを読んだり、ひたすらぼんやりするだけで、長居をしてしまいそう。

それまで寡黙だったマスターが、帰り際に、少し笑顔を
見せたので、嬉しくなって、さっき食べた梨の味を思い出した。

★住所:東京都台東区秋葉原5-8
★TEL:03-3255-8590

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東京・神保町・柏水堂

ここ数年で、一番多く訪れている喫茶室は、もしかしたら
ここかも知れない。行きたい店がたくさんあって、同じ店へ行くには、
いつも時間の間隔が空いてしまう。

そんな中でも、友人への手土産というと、ここを思い出したり、
自分が少し元気になりたいときは、自然とここへ向かう。

昔から味も見た目も変わっていないであろう、レトロなケーキたちは、
上質な材料で作られているのか、バターケーキでも
重たすぎることがなく、とても丁寧でやさしい味がする。

ガラスケースに並ぶ、宝石のようなケーキたちに目移りしながら
どれを食べようか迷うが、いつも結局は、プードルケーキを
頼んでしまう。ここの名物でもあろう、かわいらしいケーキ。

体を半分に切ると、中には赤いジャムが入っているのもご愛嬌。

もったいなくて、なかなか食べられずに、いつもしばらく眺める。

見てかわいい、食べて美味しい、お土産に喜ばれる。
なんて素敵なケーキだろう。

この日は、もう一つ、トリオシュークリームも頼んでみた。
以前、雑誌で見たときは、緑(抹茶?)、桃色(イチゴ?)、
白(生クリーム)の3種類だったが、この日は、茶色2つ
(珈琲クリームとチョコクリームだった)に生クリームの3つだった。

ここの喫茶室は、ステンドグラスがたくさん飾られていて、
青みがかった乳白色のシャンデリアと、青の椅子と良く似合う。

他に代えのきかないこの喫茶店に、いつまでもふらりと
訪れることの出来る幸せを、本当に強く願ってしまう。

★住所:東京都千代田区神田神保町1-10
★TEL:03-3295-1208

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東京・青物横丁・キムラヤ

電車がまもなく、駅に着こうとする頃、外を眺めていたら、
この店の「喫茶」という文字が目に入った。

いったい何屋なのか、それすらも分からないまま、
改札を出て、その方向を目指す。

もう閉店時間ではないか、と心配したが、わりと遅くまで
やっているようだった。喫茶室を併設したパン屋だった。

喫茶室は、縦長に広く、カウンター席の上には、レトロな照明。

真っ赤な大きい金魚が、店の中央の水槽で泳いでいる。

ガラスケースで見かけたイチゴのショートケーキとアイスティ。

若く、とても感じのいい店主が、運んできてくれたケーキは、
クリームの白と、イチゴの赤が綺麗。アイスティもよく冷えている。

テレビが流れていて、店内には、漫画がたくさん積んである。
1人で来て漫画を読む人、カウンターに座って店主と話す人、
窓際の席で、クリームソーダを飲む高齢の夫婦。

ここの喫茶室は、とても良い。言葉では上手く言えない
なんだかやわらかい空気が、そこを包むように広がっている。

帰りに、パンを売っているスペースを覗いてみたら、
ずいぶんと大きな、パンダの顔をした菓子パンがこちらを見ていた。

★住所:東京都品川区南品川3-5-2
★TEL:03-3471-6285

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東京・恵比寿・自家焙煎 ヴェルデ

ここの店の前を通るたびに、珈琲豆の良い匂いが、
ぷーんと漂ってきて、うっとりして中を見るが、いつも混雑していて、
煙草のけむりも、もうもうとしていたので、なかなか入ることが出来ない。

店は大きなガラス張りで、中の様子がよく見える。

端のほうに、焙煎の機械がある。自家焙煎をしているようだ。

ある日の夜、閉店にほど近い時間、ちらりと覗いてみると、
カウンター席は、いつものようにずらりと人が並んでいたが、
テーブル席は、空いていたので、入ってみることにした。

珈琲に、強いこだわりのありそうな一見無表情なマスター。

メニューをちらりと見て、ブレンドの深煎りと
アーモンドケーキを注文した。

珈琲を淹れる過程を見たかったが、カウンター席の混雑で
手元までは見えなかった。

まもなく運ばれてきた珈琲は、とても濃厚で、苦い。
好きな味だ。そういえば、珈琲を好きになったきっかけは、
こんな味の珈琲で、一時期はこればかり飲んでいた気がする。

店内は、とてもシンプルな内装。少し煙草がこもるのが残念。

ケーキも数種類あって、この日食べたアーモンドケーキも
しっとりしていて、とても美味しかった。シフォンも気になる。

次は、空気の綺麗な開店直後などにゆっくりしたい。

★住所:東京都渋谷区恵比寿西1丁目20-8
★TEL:03-3496-1692

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東京・野方・無垢

あまりにも、その路地に、しっとりと馴染んでいるので、
昔から営業している喫茶店かと思っていたが、後に
まだ新しいほうの喫茶店だと知った。

カウンター席と、テーブル席の空間が2つ。

全席喫煙可なのが惜しいが、木の色が目に優しい。

メニューを見て、スパゲティとアイスコーヒーのセットを注文した。

アイスコーヒーは、石釜珈琲とある。
一体どうやって淹れられた珈琲なのだろうか。

調べてみると、

「ミネラル分を豊富に含むといわれる、"桂鉱石"を使った石釜で
焙煎したブレンドコーヒー。 石の余熱によって豆の表面と
内側の両面から焙り、短時間でも丁寧に焙煎できるのが特長 」とのこと。

確かに、苦くて、それでいて、甘みを感じるような不思議な味だった。

私は、体調のせいか、ちょっとこの夜は重たく感じてしまった。

マスターの感じも良く、ゆったりと、それぞれの時間を
過ごしている人が多い。とてもくつろげる空間だった。

★住所:東京都中野区野方5-31-2
★TEL:03-3223-3388

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東京・代々木・珈琲専門店 TOM(トム)

代々木駅も、一本裏通りに入ると、まだまだ昔ながらの
風景が残っていて、ほっとしたりする。

珈琲専門店 TOMも、レトロな佇まいで、そこに馴染んでいて、
その雰囲気が落ち着くので、何度か訪れている。

前回は見かけなかった禁煙席が出来ていたのは、
私の見落としか、時代の流れなのか。

煙が苦手な私は、好きな席を選べないのは少し淋しいが、
安心なその席を選んで座る。

豪華な椅子の手摺が、ライオンの顔をしていたので、
思わず嬉しくなって、何度か撫でてしまった。

メニューを見ていると、不意に甘いものが食べたくなった。
目で探すと、見慣れた「ババロア」の下に「ジジロア」なるものがある。

これは何か、と尋ねてみると、店員さんが
笑顔で、「珈琲味のババロアだ」と教えてくれた。

迷ったが、普通のババロアにした。次回は、ジジロアを。

横で、珈琲をカップに移す様子を見ていたら、予想外にも
鍋からよそっていたので、今はもう無き有楽町の「ももや」
を思い出す。小さなカップに入った珈琲は、とても苦い。

一階席には、蝶ネクタイをしたマスターが2人。
人が多くないのなら、今度はそちらで珈琲を飲んでみたい。

★住所:東京都渋谷区代々木1-37-3
★TEL:03-3379-2309

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