純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・御徒町・エリエート

御徒町での待ち合わせの夜の散歩道、寄ろうと思っていた
お目当ての喫茶店は、また営業していなかった。

少しがっかりして、違う道を通ったら、目に馴染みのある
KEY COFFEEの青い看板を見つけた。

近寄ってみると、喫茶店のようだったので、階段を上がる。

店内は、一階と中二階のようになっていて、小さな段差がある。

なかなかに広くて、入口とテーブルのあちらこちらに、雑誌や
漫画が山のように積まれている。時間をつぶすのにとてもいい。

少し、小腹が減ったので、軽食はないかと尋ねると、
店のマダムが、「トーストなら」と答えてくれた。それを注文する。

そして、運ばれてきたそれを見て、驚く。
薄切りとはいえ、4枚のトーストが皿に盛られていた。

思わず、マダムを見上げると「がんばって食べてね」と笑顔。

アイスコーヒーを飲みつつ、ゆっくり時間をかけて食べた。

その間にも、常連らしき人たちがやってきては、
日常のささいな話をして、笑って、帰っていく。

そんな何でもない空間が、こんな喫茶店にはよく似合う。

★住所:東京都台東区秋葉原3-11
★TEL:03-3253-8808

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東京・青物横丁・珈琲専門店 カフェ ムジカ

京急線の、青物横丁の駅を出てすぐの道路の向かいで、
珈琲色の灯りが、私に手招きをしていた。

珈琲専門店、という古い看板の店の中は、人で賑わっている。

覗いてみると、一番奥の席が空いていたので、
さっそくそこで一休みをすることにした。散策の前の一杯。

縦に長い店で、内装は昔ながらの喫茶店、という感じ。

店に入ってすぐに、今はもう閉店してしまった荏原中延駅の
「珈琲 東亜」を思い出したが、それは伝票の後ろのイラストに
「東亜」の文字があったので、あながち間違いではないと知る。

少し暑かったので、アイスカフェモカを。

とても感じの良いマスターとその婦人らしき2人が切盛している。

すぐ近くにお気に入りの喫茶店がある駅というのは、良い。

★住所:東京都品川区南品川2-4-1
★TEL:03-3474-7213

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東京・目白・自由学園 明日館(じゆうがくえん みょうにちかん)

都内の洋館巡りに、はまりだした頃、初期に訪れて、
いまだに印象が最もつよいのが、この「自由学園 明日館」だ。

帝国ホテルの設計で有名なフランク・ロイド・ライトによる、
重要文化財で、当初は学園として使われていた。

今では、その建築物を公開していて、普段見学することが出来る。

私が訪れたのは、去年の桜の咲く頃だった。

思い立って訪れたその場所は、大きな桜の木が周りに
たくさんあって、地面は、薄い桃色の花びらで埋め尽くされていた。

建物は、とても綺麗に保たれていて、ホール、食堂、講堂、
記念室、などから成り立っている。

じっくり時間をかけて、本当に隅々まで見学したが、
どの角度から見ても、とても綺麗な建築物だ、と思った。

最も贅沢なのは、ここの講堂で喫茶が出来ることである。

毎月第三金曜日には、夜間見学も行われていて、
そのときだけ、アルコールを飲みながら見学することも出来る。

★住所:東京都豊島区西池袋2-31-3
★TEL:03-3971-7535

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東京・大井町・洋食 ブルドック

洋食屋さんに、「ブルドック」という店名が多いのはなぜか。

少し調べてみたが、真相はまだ分からないままだ。

大井町駅の、東口を出て、昭和のままで時間が止まっている
路地裏には、飲み屋やごはん処が、ひしめきあって並んでいて、
そこをまっすぐ行ったところに、「大井町一 うまい やすい」店がある。

薄暗い路地の明かりの印象も手伝って、少しさみしい雰囲気だが、
中へ一歩入ると、そこは、賑やかで、活気にあふれている。

次から次へと入ってくる人々、キッチンの中から運ばれてくる料理。

メニューを見ると、街の洋食屋にしては少し高いような気がしたが、
それがまったくの間違いだったことは、運ばれてきた料理を見て
一瞬にして、分かった。

と、いうのは、どの料理も目を疑うほど、量が多い。

メンチカツは、ラグビーボールのようだし、ナポリタンは、
おおげさな食品サンプルのようだ。それだけで、笑顔になってしまう。

白いごはんの量も、普通よりずっと多い。
しかし、満腹になりながらも、どんどんと箸が進んでしまって、
いつの間にか完食していた。

周りを見ていると、どの料理も美味しそうだったので、
時間をかけて、全部のメニューを食べに来よう、と決めた。

★住所:東京都品川区東大井5-4-13
★TEL:03-3471-6709

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東京・東銀座・珈琲 蕃 銀座店

意図せず、気になっていた喫茶店を見つけられると、
ちょっとしたプレゼントのようで、嬉しい。

銀座方面は、まだまだ行きたい喫茶店がたくさんあるものの、
あまり用事がないので、足を運ぶ回数は、少ない。

東銀座駅の周りを、ぐるぐると歩いていたら、ここを見つけた。

以前、来ようとしながらもきちんと場所を確認せず、そのままに
なっていた喫茶店だったので、偶然の出会いを嬉しく思う。

中は、予想以上のレトロな内装で、椅子のつやつやした
えんじ色が嬉しい。席間は、広くはないが、幸いこの時は、空いていた。

珈琲、紅茶の専門店、と謳うだけあって、メニューの種類も
とても多い。見たことのないものもあるので、眺めているのも楽しい。

1つ1つのメニューの下に、書かれている説明書きも面白い。

この時は、一杯珈琲を飲んだ後だったので、数種類のスパイスが
入ったアイスティにした。夏の暑い日の喉に、ぴりりと美味しかった。

もうすぐやってくる秋には、ここであたたかい珈琲をたくさん飲もう。

★住所:東京都中央区銀座3-8-10
★TEL:03-3564-0181

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東京・神保町・古瀬戸珈琲店 駿河台下店

古瀬戸珈琲店は、神保町界隈に2店舗ある。

カフェテラス、のほうは、外から見える店内の壁の絵が
あまりにも鮮やか過ぎて、まだ訪れることは出来なそうだが、
御茶ノ水への坂の途中にある店舗は、ずっと気になっていた。

入口の辺りから店内にいたるまで、かわいらしい粘土細工の
作品がたくさん飾られている。よく見ると、それは本当に精巧に
作られたもので、帰る頃までには、すっかり気になってしまった。

カウンターから逆さ吊りの状態で、こちらを眺めるウサギと少女。

店内は、思ったよりも広く、黒っぽいつやつやした机と椅子が、
大きなテーブル席と小さなテーブル席にいくつか、カウンター席も
ずらりと並んでいた。カウンターの向こうには、色とりどりのカップ。

こういう喫茶店では、もちろんブレンド珈琲を注文する。

マスターが、どんなカップで淹れてきてくれるのか、それは
あたたかい珈琲を飲む、1つの楽しみでもある。

このときは、ちょうど机に飾られた桃色の花と同じような色の、
小さな可憐なバラの花のカップとお皿だった。

思わず並べて写真を撮る。次来たときは、あのカップで
飲めますように、と念じて、美味しい珈琲を飲み干す。

★住所:東京都千代田区神田小川町3-10 2F
★TEL:03-3233-0673

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東京・有楽町・珈琲 モナリザ

映画の始まる時間を待つ間、どこかで珈琲を飲もうと決めていた。

目星をつけていた喫茶店が、すでに跡形もなくなっていたので、
次に目についた、珈琲 モナリザへ行ってみた。

外から覗き見をする限り、内装にレトロな要素はなく、新しく
こざっぱりとしていたが、3階までまるまる喫茶店、という贅沢な作りと、
何よりも店名からレトロな空気を感じたので、入ってみた。

一階は、ほんの数席あるだけで、入口を開けると、すぐに
二階へ通された。窓のあるほうの空間が禁煙席、
奥が喫煙席になっているようだった。

誰もいない禁煙スペースの、窓際の席に座る。

ケーキセットのサンプルが運ばれてきて、カシスのケーキを指差した。
珈琲を待つ間、窓から外を眺めていた。

個人的な感想だが、銀座を歩く人たちを見ているのは興味深い。
他の街を歩いているときと、なんだか様子が違う気すらする。

店内には、海の写真がたくさん飾ってあった。

地下席がどうなっているのかも、少し気になる。

★住所:東京都中央区銀座4-3-2
★TEL:03-3563-2777

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東京・高円寺・甘味処 あづま

氷、と書いてあるのれんが、夕方の強い風にゆれていて、
それを見ていたら、甘いかき氷が食べたくなった。

以前から、通るたびに気になっていた甘味処 あづま。

外からでは、中の様子は見えないが、ラムネみたいな色の
ガラスの壁と、向こう側で光る橙色の灯りがとても綺麗だ。

扉の左側には、年季の入ったメニューサンプル。
これを、1つ1つ眺めているだけでも楽しい。

中は、こじんまりとしていて、2人掛けのテーブル席がいくつか。

団体用だったのか、緑色の大きなソファ席もあったが、
今ではそこは、お店の人の荷物置場のようになっていた。

ふんわりしたかき氷に、甘い練乳と、白いアイスクリームが
のったものと、あたたかいあずきの中に冷たい白玉が入って
いるものを注文する。

鼻歌交じりの声が、厨房の向こう側から聞こえてくる。

甘味処、というのは、その響きだけでなんだか嬉しい。

甘い和菓子も食べられるし、簡単な食事も済ませられるし、
ジュースも、ビールだって、飲めてしまう。

白玉はもちもちとやわらかく、氷は口の中でふわっととけた。

後からやってきた地元の夫婦が、ラーメンを食べていたのも
なんだか良かった。その匂いにつられて、おなかが空いてしまった。

★住所:東京都杉並区高円寺北3-2-14
★TEL:03-3339-0583

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東京・武蔵小山・洋食 さんばん

テーブル席が4つだけの、こじんまりとした洋食屋さんは、
目黒線、武蔵小山駅のすぐ近くに、ずっと昔からある。

メンチカツが食べたくて、懐かしい花のシールが貼られた
使い込まれた扉を開ける。

きちんとコック帽をかぶったマスターが、透明の仕切りの向こうで、
何やら忙しそう。注文を取りに来てくれる女性も、きびきびと
動いていて、とても気持ちがいい。

テレビの音に、ぼんやりと耳を傾けていると、メンチカツが
運ばれてきた。上にのっているゆで卵の輪切りがかわいらしい。

衣はさくっと揚がっていて、とても美味しかった。値段も安い。

初回は、緊張してしまったが、これからはまるで日常のように、
ここの扉を開けて、ごはんを食べて帰りたい。

近くのテーブルの人が注文した、ドライカレーもとても美味しそうだった。

★住所:東京都品川区小山4-3-14
★TEL:03-3787-8033

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東京・立石・カフェ ルミエール

立石の駅の改札を出ると、そこには昭和の街並みが
広がっていて、ここの地域には、素敵な喫茶店がきっと
あるだろう、という期待が、否が応でも高まる。

駅からすぐの商店街の中にも、いくつか喫茶店があって、
その中の一つ、カフェ ルミエールのこと。

外観は、灯りが少なくて、ほんのり薄暗い。

閉店時間の早い喫茶店であったか、と一瞬がっかりしたが、
よく見ると、営業中、の札がかかっていたので、安心して中に入る。

中も、けっして明るいとは言えないが、これくらいの光が、
珈琲を飲むには、とてもいいと、勝手に思っている。

甘いものが食べたい気分だったので、プリンを注文すると、
今はやっていない、とのこと。それで、アイスココアにした。

店内は、とても広い。が、奥のほうのスペースは、ほぼ物置の
ようになって、ごちゃごちゃしている。それを、一瞬ちらっと見るのも
レトロな喫茶店訪問の醍醐味のような気がして楽しい。

運ばれてきたアイスココアには、かわいらしく生クリームの盛り付け。

ぐるぐるとかき混ぜて、甘い甘いそれを飲み干す。

適度な間隔で座っている他のお客さんは、皆、地元の人なのか、
本を読んだり、書き物をしたり、早めの夕ご飯を食べたり。それぞれだ。

そんなところへわざわざ出かけていって、その中に一瞬
混ざらせてもらう、この楽しみは、まだまだやめられそうもない。

★住所:東京都葛飾区立石1-20-7
★TEL:03-3697-4394

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神奈川・石川町・ろんしゃん

テレビを見るための席配置の喫茶店には、いくつか
入ったことがある。それは、たいてい競馬や競艇放送だったり、
スポーツ観戦のためだったりする。

寿町の住宅街の中に、ポツンとある、喫茶店 ろんしゃんは、
桃色と水色のひさしの色が、とても綺麗だった。

中に入ると、喫茶スペースも、スナックスペースも、
壁を取り払って1つになっていて、椅子は、全て、
5台並べられた大きめなテレビのほうを向けられて置かれている。

5台あるテレビには、全て違う内容の映像が流れていて、
音声は、1つのテレビからだけ、聞こえていた。

夕方に訪れたが、カウンターを囲む席では、すでに
お酒を飲みながら、マスターと雑談をする人たちで楽しそう。

私は、ぼんやりとテレビの画面を眺めながら、冷たい
アイスコーヒーをかきまぜて、夏の暑さがひくのを待っていた。

★住所:神奈川県横浜市中区扇町3-10-1
★TEL:045-651-9120

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東京・高円寺・キッチン フジ

その看板のかわいらしい文字と、入口の扉にかけられた
くすんだ桃色のカーテンが気になっていた。

いつ前を通っても、ひっそりと営業していて、
覗くと必ず、誰かがごはんを食べていた。

先日、私も、ようやくここでの晩ご飯を果たすことが出来た。

外観から想像するより、ずっと気さくな感じの、
カウンターの多い作りで、テーブル席は、2つだけであった。

テーブルにも、カウンターにも、お決まりの調味料が
備え付けてあって、それを見ると、なぜだかほっとしてしまう。

カウンター席の奥には、色褪せてしまったどこかの風景の
写真と、手描きのメニューが、細々と並べられている。

「本日のサービス」というメニューに目をやると、この日は、
豚のしょうが焼き、メンチカツ、ベーコンエッグ、とある。
これに、ライスと味噌汁とサラダとお漬物がついて、600円。安い。

そんなに量が多くないことを想像していたが、かなり
しっかりと盛り付けられていて、それにもまた驚いてしまった。

マスターが料理を作っている間、店内は、目がかすむほどの
煙がもうもうとしていたが、とても美味しそうな匂いがしたので
さほど気にならなかった。

料理は、安いのに、とても美味しい。
安っぽい感じではなく、きちんと丁寧に味付けがされて
いるような印象を受けた。

学生時代にここに暮らしていたら、きっと頻繁にこの店で
食事をしていただろう。他にも気になるメニューがあったので、
これから、機会を見て、通いたい。

★住所:東京都杉並区高円寺北3-10-1
★TEL:03-3339-5643

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東京・阿佐ヶ谷・アコヒーダー【閉店】

良いこととも悪いこととも言い切れず、それが時代だ、と
言われればそれまでだが、駅前再開発の波にのまれて、
また一つ素敵な喫茶店が、姿を消してしまう。

以前から気になっておきながら、いつも混雑しているその様子と、
当たり前のように営業しているその風景に、勝手に満足してしまって、
なかなか訪れる機会を作れなかった。

ところが、先日、強く阿佐ヶ谷に呼ばれたような気がして、
ここの前を通りがかってみると、白い貼り紙が一枚、目に入り、
そこには、閉店を告げる文字が並べられていた。

しばらく茫然とそれを眺め、慌てて店の扉を開ける。
こんなにも簡単なことだったのに、気がつくのはいつも
おしまいの間際だったりする。

幸いにもこの日は、悪天候のためか、店内もとても空いていた。

訪れたときは、必ず座ろうと思っていた、窓際の席に腰を下ろす。

昼食がまだだったため、ビーフシチューのセット(パンとサラダと、
飲み物がついてくる)と自家製プリンを注文する。

店内を見渡し、なんとなくそわそわしていると、運ばれてきた。
珈琲は、最初、酸味を強く感じたが、飲んでいくうちに平気になった。
ビーフシチューは、思いのほか本格的で、よもぎパンも美味しい。

プリンは、上にちょこんと生クリームののったレトロな盛り付け。
卵の味がしっかりとして、程良いかたさが嬉しい。

素敵な喫茶店なのに、もったいないことだなぁとぼんやり
思っていると、カウンターに座っていた男性から、同じ言葉が聞こえる。

喫茶店が続く理由は、きっといくつもあって、
それは絶妙なバランスで、成り立っているのだろう。

そう思うと、今後も、一度見かけた喫茶店を通り過ごすことは
出来ないような気がしてしまった。

(2008年8月20日 閉店)

★住所:東京都杉並区阿佐谷南3-35-13
★TEL:03-3393-1294

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東京・武蔵小山・純喫茶 団

何度も何度も前を通っていたはずなのに、ふと上を見上げるまで
ここの喫茶店の存在に、まったく気がつかなかった。

ずっと前には、一階にアイスクリーム屋さんがあったことは、
きちんと覚えているのだけれど。

ドキドキしながら、階段を上がると、そこには「純喫茶」の
看板の期待を損なわない店内の様子が目に飛び込んできた。

店内は、広く、窓際の2人掛けの席、真ん中辺りの四角いテーブル、
奥には4人掛けの席が、たくさんある。

灯りは、ほど良く薄暗い。

良いところを見つけてしまった。

一度ではまだまだ味わい尽くせない素敵さが、ここの喫茶店にはある。

クリームソーダの鮮やか過ぎる緑色にも、いちいち感動する。

ここの階段を上がる回数は、これからどんどん増えていくのだろう。

★住所:東京都品川区品川3-26-3 2F 
★TEL:03-3786-7257

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【閉店】東京・岩本町・ペルル

好きな喫茶店は?、と、もし唐突に問われたとしたら、
すぐに浮かぶのが、神田の「エース」と、岩本町の「ペルル」だ。

ここの2つは、本当に頻繁に訪れている、というのもあるが、
とても好きな要素がたくさん詰まっている喫茶店。

都営新宿線・岩本町の駅から、日比谷線・小伝馬町の駅に
向かって歩く途中に、この店はある。

建物の二階であるし、一見奥まっているので、上を向いて
歩いていないと、通り過ぎてしまうかもしれない。

それでも、目に映るオレンジ色の綺麗な光を見つけたら、
ついつい引き寄せられてしまうのだろう。

ここを好きな理由は、いくつもあって、まず、入口までの階段、
ドアにかけられた白いレースのカーテン、中に見える橙色の灯り、
カウンター席がちゃんとあって、程よく広い店内。

店内の真ん中を仕切る、まるい模様の鉄カーテン。

マスターは、口数は少ないもののにこやかで感じがいい。
飴色に使い込まれた革のソファ、二人掛けのも、1人掛けのも。
天井から吊るされたレトロなランプ、おしぼりの乗ってくる紫色のトレイ。

関西にも、似た感じの好きな喫茶店があって、私はそこを、
懐かしく思っていたときだったので、一目でここを好きになった。

何度行っても、どれだけじっと見ても、好きなものであふれている。

昼時に覗いたら、とても混雑していたが、夕方はたいてい、
空いていて、のんびりと、自分の世界に浸れるところも良い。

★住所:東京都千代田区岩本町1-2-11 北村ビル

(2012年6月29日 閉店)

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東京・岩本町・ペルル2

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東京・下北沢・あるる館【閉店】

あまりにも当たり前のように、そこにあると、
いつの間にかありがたみを忘れてしまって、
失うときになって、それを実感する、というのは世の常だ。

下北沢は、本当に大好きな街で、昔ほどではないが、
今でも、ヒマさえあれば、電車にゆられて向かってしまう。

おそらく10年以上前から目にしていて、それでも
最近まで入る機会のなかった喫茶店に、初めて入った日に、
閉店のお知らせを目にするとは思わなかった。

下北沢の南口を出て、すぐ左に曲がり、まっすぐ歩いて、
茶沢通りにあたったところを左に曲がってすぐに、ある。

ケーキと珈琲の店、あるる館は、工房は経堂にあって、
下北沢では、それを店内で食べることが出来る。

しかし、2008年9月16日をもって、下北沢店のほうは、
閉店してしまうことが決まってしまったらしい。

本当に残念なことだ。しかし、来ることが出来てよかった。

この日は、キャラメルプリン(焼きプリンに、注文後キャラメル
ソースをかけて出してくれる)とアイスコーヒーを注文。

珈琲は、苦くて、氷がとけてもなかなか薄まらないのが良い。

店内には、たくさんのピエロの人形が置いてあって、
どことなく、妖艶な雰囲気。奥に行くほどレトロな机と
椅子になっている。手前は、大人数用のまあるいテーブル。

私より後に入ってきた老夫婦が「こういう雰囲気は、
今どんどん減っているから、なくなるのはさみしいなあ。」と
話していた。私もそれに同意する。

いつも、ひっそりとそこにあったあの喫茶店は、ひっそりと
消えてしまうのだろうか。その前に、もう一度必ず訪れたい。

(2008年9月16日 閉店)

★住所:東京都世田谷区北沢2-5-8
★TEL:03-3412-3985

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東京・神保町・ラドリオ

神保町には、本当に好きな喫茶店がたくさんで困る。

毎日のように、通えるのであればいいが、そうではない場合、
行ったときに、行きたい店がいくつもあって、結局迷ってしまう。

ラドリオ、もかなり好きな店だ。

タンゴの流れる、ミロンガ と、人二人通れるくらいの細い道を
挟んで、向かい合って営業している。

ラドリオに初めて足を運んだのは、もうずいぶん前のことであるが、
改装をしてから、訪れたのは初めてだったかもしれない。

あの、バネの出てしまった椅子や、埃をかぶった端っこの席、
ギリギリの明るさの照明や、人気のない夜の時間帯。

好きだったあの世界観が、どれだけ変わってしまったか、
恐る恐る確かめるつもりで行ったが、ラドリオはラドリオのまま、
何食わぬ顔で、そこに存在していた。

記憶とは曖昧なもので、そうなると、もうどこを改装したのかも
すっかり分からなくなってしまった。

ひっそりとした涼しい店内で、ランチをいただく。

パスタかカレー、日替わりが選べ、サラダとスープ、飲み物が
ついて、950円。ホットの珈琲は、ウインナ珈琲も選べるのがいい。

普段、ほとんど頼むことのないナポリタンを、何となく頼んでみると、
これがまた大変好みの何とも言えない感じだった。

これぞ、喫茶店の味、というナポリタン。

いつ来ても居心地のいい喫茶店は、本当にありがたい。

★住所:東京都千代田区神田神保町1-3
★TEL:03-3295-4788

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東京・南千住・自家焙煎珈琲屋 バッハ

珈琲や喫茶店の特集されている雑誌を見ると、必ずのように
載っている、評判の良い喫茶店が、南千住のバッハだった。

南千住の駅から、7~8分、大きな通りに沿って歩いていくと、
右側に、バッハのイラストの描かれた白い看板が見えてくる。

以前、覗いたときは、満席であるほどの人気ぶりに、日を改めて
しまったが、この日は、雨が降っていたためか、程よい客の入りだった。

カウンターをすすめられたが、いつもとまどってしまうので、
空いているテーブル席に座った。

バッハブレンドとチョコレイトケーキを注文し、待っている間、
そこに置いてあった珈琲の本を読んでいた。

すると、進んでいったページの中に、ここ、バッハのことが
書かれており、珈琲の美味しさにこだわるのはもちろん、
接客も、一番を目指しており、そこには、先ほどの、カウンター席を
薦められた原因も書いてあった。

ぼんやりと記すと、「一人で来るお客さんには、珈琲を淹れる様子に
興味がある方もいるかもしれないし、その場合、一番よく見える
カウンター席に座ってもらって、気になったことは、その場で質問して
もらって、すぐにお答えしたい」とそんな感じであった。

なるほど。

珈琲をただ飲ませるだけではなく、お客さんとともに、珈琲を楽しみ、
もっと好きになって帰ってもらおう、そんな喫茶店なのだ。

出てきたバッハブレンドは、ここ最近飲んだブレンドコーヒーで
一番美味しく、上の工房で作られているというケーキもとても美味しかった。

お会計の際に、持ち帰り用の焼き菓子にちらっと目をやると、やはり
親切なスタッフが、一つずつ説明をしてくれた。
私は、いくつかお土産用に買って帰った。

メニューもとても分かりやすく、それでいて珈琲の煎り具合によって、
深煎りから浅煎りまで、ずらりと上から書かれていて面白い。

何から何まで興味深い店で、その上、美味しいのだから文句がない。

これから頻繁に通ってしまうであろう喫茶店。

★住所:東京都台東区日本堤1-23-9
★TEL:03-3875-2669

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東京・新宿・CAFE AALIYA(カフェ アリヤ)

新宿三丁目の、地上に出たすぐのところにある喫茶店。

何度も前を通っているのに、そのキラキラ光る看板のせいか、
なんとなく入る機会を逃したまま、今に至っていた。

ところが、調べ物をしていたときに、ここの情報にたどり着く。
そこには、「フレンチトーストの美味しい喫茶店」とあった。

ホットケーキやフレンチトーストに目がない私は、早速訪れた。

地下への階段を下ると、右側が禁煙席、左側が喫煙席と
分かれている。これは、煙草の苦手な私には、とても良い。

内装は、最もシンプルで、まあるい大きな鏡が壁にかかっている
以外は、椅子と机が、淡々と並んでいるだけだった。

しかし、中に入った途端にふんわりと香るバターと卵の匂いが
おなかを空かせる。周りを見渡すと、ほとんどの人が、
フレンチトーストを注文して、美味しそうに食べていた。

フレンチトーストのトッピングは、種類が豊富で、色々と
あったが、私は一番シンプルなフレンチトーストプレート
(飲み物がついて、700円)にした。

しばらくして、店内に漂ういい匂いと同じものが、運ばれてきた。
使い込まれた銀色のトレイに分厚いフレンチトーストが2枚。
トッピング用に、生クリームとシナモンパウダー、そして飲み物。

最初は、そのまま、後は生クリームをのせて食べた。
ふんわりやわらかくてあまくて、とても美味しい。
家で作ると、なかなかこうはならないのは、なぜだろう。

新宿にまた一つ、立ち寄りたい場所が増えてしまった。

★住所:東京都新宿区新宿3-1-17 山本ビルB1F
★TEL:03-3354-1034

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東京・新橋・BOX オーツカビル店

新橋で喫茶店、というと、どうしてもニュー新橋ビルや、
地下街へ行ってしまうが、オフィス街であるここには、
まだ見ぬ路面店が、多数あるのではないかと思っている。

その中の一つ。もらった情報を頼りに訪れたのがここ、BOX。

新橋の烏森口を出て、すぐ左の商店街を、ひたすら
まっすぐ歩いていくと、終わりが見え始めた頃に見つかる。

入口から、右と左のスペースに分かれていて、
その空間は思ったよりずっと広い。

今回は、右側を選ぶと、左のほうが人気なのか、誰もいなかった。

大きなエアコンがあり、暑い夏の日に逃げ込むと大変涼しい。

テレビでは、ニュースが流れていて、私はそれに背を向けて座る。

アイスコーヒーとトーストのセット。

運ばれてきたその中には、本当に分厚いトーストが2つ、
半分に切られたゆで卵が2つ、小さいサラダに、バターとジャム。

思わず驚いてしまうほど分厚いトーストに、満腹になってしまった。

アイスコーヒーの氷の音がカラカラと響く。
昼間は、それぞれくつろぐサラリーマンでいっぱいになるのだろう。

★住所:東京都港区新橋4-23-4 オーツカビル1F
★TEL:03-3432-4548

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東京・南千住・喫茶 モア

建物自体も、ずいぶんと昔からそのままなのだろうか?
アーチを描いた入口が、とても綺麗な喫茶店である。

気になって、何度か足を運んだが、残念ながら営業時間外で、
この度ようやく、中の様子を見ることが出来た。

ジャズの流れるその喫茶店は、普段、
ここをステージとして、ライブも行われているようである。

店内は、大きく2つに区切られていて、とても広い。

奥のほうは、夕方になると閉められてしまうのか、
灯りが消してあったので、ほんのりと薄暗くなっていた。

椅子は、つややかな飴色のソファ。革を指でなぞる。

クリームソーダを頼むと、まあるくて大きな
アイスクリームがぽとり、と中央に。

白色が緑色に溶け出していく様子は、何回見ても好きだ。

白いレースのカーテン越しの向こうの景色は、
夏の暑い夕暮れがとても似合うなあと思う。

喫茶店と空想がセットなのは、きっとそんな関係からだ。

★住所:東京都荒川区南千住7-28-2
★TEL:03-3801-8081

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東京・吉祥寺・ゆりあぺむぺる

吉祥寺の駅近く、賑やかな通り沿いにある一軒家の喫茶店は、
いつも高級な雰囲気を漂わせていて、それでいて混雑している。

なんとなく、入る機会を逃したまま、つい最近まで。

この日は、タイミングが良かったのか、一階に2組、
二階にも2組、と非常にのんびりした雰囲気であった。

思わず、二階席を選んでしまったが、一階の、
まるでどこかの上品なサロンのような内装も捨てがたい。

二階も、大きな声で話すのは憚れるような、静かで
落ち着いた空気。ちょうど良い音量で、音楽が流れる。

珈琲の種類もたくさんあって、メニューを見るのも楽しい。

この日は、夏限定の「アイス バナナショコララテ」にした。

少し大きめのグラスには、小さく砕かれた氷が、たくさん
浮かんでいて、ほんのりバナナとチョコレイトの味のする
濃厚な珈琲が、たっぷりと入っていた。

窓際の席は、外の景色を見渡せる特等席。

読書をする人、何やらノートに書き込む人、物思いにふける人。

少し背筋の伸びてしまうような、こういう喫茶店もまた素敵だ。

夜のディナーセットも、気になったので、今度は食事の時間に。

★住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-6
★TEL:0422-48-6822(1F), 4390(2F)

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東京・三軒茶屋・氷工房 石ばし

こんなに暑い日だと、「氷」の文字を見つけただけで
涼しくなるような気がして、嬉しくなってしまう。

もっと昔には、よく見かけた街の氷屋さんも、どんどん
少なくなってしまって、それはとてもさみしいことだ。

三軒茶屋にある氷屋 石ばし、では、年中かき氷を
食べることが出来る。

入ってすぐに、堂々と置かれている氷削り器は、
「はつ雪」だったり「白鶴」だったり、とレトロな道具が好きな人が
見たら、垂涎ものの機械が、現役で使われている。

浅草の研ぎ屋さんが磨くという刃で、削られた氷は柔らかく甘い。

シロップの種類もたくさんあって迷ってしまうが、
私は、氷自体の味が好きなので、いつか「シロップなしで」
と言ってみたいと思いつつ、まだ実行出来ていない。

何気なく氷が盛られてくるガラスの器も、昔ながらの、
今買えば高級なものばかりで、昔のガラスに目がない私は、
それを見るためだけに、ここへ行きたくなってしまう。

乳白色の器に飾られたふんわりした氷は、いつもよりもっと
冷たくて、やさしくて、美味しそうに見える。

★住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-29-8
★TEL:03-3411-2130

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東京・日暮里・珈琲 乱歩゜

日暮里の、夕焼けだんだんを下って、谷中銀座商店街を
おしまいまで歩いて、突き当たったよみせ通りを
ひたすらに歩くと、三崎坂の通りに出る。

右側へ曲がれば、団子坂下で、江戸川乱歩の
有名な作品「D坂の殺人事件」の舞台となった地域である。

江戸川乱歩の名前にちなんだ喫茶店 乱歩は、
高齢のマスターが営む、一見、少し怪しげな喫茶店だ。

日暮里を訪れると、ここに何回か足を運んだが、いつも、
混雑している、ということはあまりなく、独特のゆったりした
時間が流れているのがいい。

店内には、ジャズが流れ、カウンターの本棚には様々な
種類の本が並び、ここでの時間は退屈することはない。

そして、たいてい、木の椅子には、ここの裏マスターとも
言える、猫のリョウスケさんがどんと、居座っている。

珈琲は400円と安い。本を読んだり、音楽を聴いたり、
飽きたら、リョウスケさんを眺めたり。

ここを出るときには、不思議にもいつも元気になっている。

渋いマスターと若くて感じのいい店員さんのバランスも良い。

★住所:東京都 台東区谷中2-9-14
★TEL:03-3828-9494

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東京・蔵前・ハトヤ

駅から直結している喫茶店というのは、客に対して
入り口が広いように思えるが、実は、こういうところこそ
一見には入りにくいのではないだろうか。

数年の間、喫茶店巡りをしてきて、そう思うようになった。

しかし、都営浅草線、A3番出口の改札を出て、徒歩10秒ほどの
ところにある、喫茶 ハトヤは、レトロに違いない、という好奇心に
負けて、気がついたら扉を開けていた。

一瞬、マスターとカウンター席にずらりと並ぶ常連の男性たちが
こちらをびっくりしたような顔をして見たが、数秒後には、
何もなかったようにその前の時間の空気に戻るのが面白い。

店内は、思っていたよりも狭く、小さなテーブル席が4つ、
大きなテーブルが1つ、カウンター椅子が6つほどだろうか。

私が訪れたときは、テーブルの2つとカウンター5席が埋まって
いたことからも、客のほとんどが常連であったことが分かった。

こういうところは、最初こそそわそわとするが、
ふっととけ込める瞬間があるので、私は週刊誌をめくりながらそれを待った。

あらかじめシロップの入った甘いアイスコーヒーが運ばれてきた頃、
私は、その違和感から解放されていることに気がつく。

珈琲は、300円で、トーストは120円。
なんとも懐に優しい喫茶店なのだろう。
きっと数十年、値上げをしていないに違いない。

トーストは、4つに切られていて、やや薄切りではあるが、
2つにバター、2つにママレードジャムが塗られているサービス。

トーストの下にひかれていたペーパーには、並んだ2匹の鳩の絵。
これが、とっても可愛らしいので、思わず汚さないようにしてお土産にした。

★住所:東京都台東区蔵前3-1-2
★TEL:03-3861-3671

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