純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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熊本・市役所前・純喫茶 ビギン

一年の間で旅に出られる回数はそんなに多くはない。

とすれば出来るだけ色々な場所へ出掛けたいものだが、一度訪れて
そこを好きになると気の済むまで何度も歩き回りたい、という思いもある。

そのような地域は幾つもあるが(というより旅に出て好きにならなかった場所は
ほとんどないのだが)特に昨年の夏に訪れた熊本は出来るだけ早くまた行きたい。

街並みが楽しく、路面電車もあり、料理が美味しかったこともあるが、
何より純喫茶がとても多く存在していたのだ。たった一泊の滞在では
廻りきれるはずもなく涙を飲んで未訪のまま通り過ぎた喫茶店がいくつもあった。

今回綴る「純喫茶 ビギン」は用事の前に見つけて心躍ったのだが、用事が済むのは
早くて21時過ぎ。その頃まで営業しているだろうか、とマスターに閉店時間を尋ねた。
すると「0時までやっている」と予想外の嬉しい返事が戻ってきた。

安心して用事を済ませ、食事まで終えてからその日の最後の一軒にするため
またやって来た。とても賑やかな繁華街の中にあり、ビルの名前も喫茶店と同じく
「ビギンビル」とあったので、持ちビルなのだろうか。

中はゆったりと広く、夜も遅かった為、他には誰もいなかったように覚えている。
点いていたテレビを眺め、ミルクセーキ(失念してしまったが恐らく)を飲みながら
旅先の一日を振り返る。そして明日は何時に起きてどこへ行こうか、と予定を考える。

帰り際に頂いたマッチ箱のデザインが想像以上に素敵なもので、さらに嬉しくなる。
まだまだ眠らなさそうな煌びやかな街に、この純喫茶はそっと寄り添って馴染んでいた。

あれから一年。夏には豪雨が報道されたが、皆無事だったのだろうか。
次の夏が来る前にはもう一度足を運べたら、と日々思いを募らせている。

★住所:熊本県熊本県熊本市下通1丁目4-1 ビギンビル1F
★TEL:096-356-5352

熊本・純喫茶ビギン1

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『純喫茶コレクション』 著者 難波里奈  PARCO出版 ¥1,680

【純喫茶コレクション】表 【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

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【閉店】熊本・通町筋・純喫茶 シグナル

ぼんやりしているとすぐに次の春が来てしまうから、その前に記憶を留める。

旅に出る時は、特別な理由があることはあまりなく、路地裏の猫が見たい、とか、
静かな喫茶店で熱い珈琲を飲みたい、などそんな思い付きがあるだけのことが多い。

昨年の春に、熊本行きの飛行機に乗った理由は、聞きたい歌があったからだった。

空港から市街地まで行き、賑やかな商店街に心躍らせながら散策を始めてすぐに
出会ったのがこの喫茶店だった。看板を一目見ただけで期待は否応無く高まる。

そして、扉を開けてその店内を見た瞬間に、これは大変なところに来てしまった、と思う。

椅子の形や色、奥にある森をイメージしたスペース、そういう目に映るものだけではなく、
その完璧な空気感にしばらくの間言葉も無く、ただただ感動していた。

メニューと水を運んできてくれた美しいマダムの所作や笑顔で、はっと現実を取り戻す。
ここは喫茶店でありながらなぜか美術館にいるようだ、としみじみ思ったことを覚えている。

心惹かれるメニューの中からこの日頼んだのは、コーヒーゼリー。
可愛らしいまるいグラスに艶々と揺れるゼリーが綺麗で、勿体無くてしばし眺めていた。

まだ旅は始まったばかりだというのに、すっかり満足してしまい、ずっとここにいたくなった。
そういう気持ちになれた時点で、旅は成功していて、その一瞬のために旅を続けるのだと思う。
そして私の場合は、その瞬間が喫茶店の風景によって作られることが多いのだった。

「またいらしてね」と微笑んでくれたマダムの笑顔の思い出が薄まる前に、また飛行機に乗る。

★住所:熊本県熊本市手取本町5-6
★TEL:096-352-6856

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(2014年7月24日 閉店)

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熊本・新町・Cafe グレコ

すっかり夏の暑さもどこかへ行ってしまって、金木犀のふんわりとした香りに、
秋を感じてしみじみとしてしまう。散策するにも嬉しい季節になった。

ふと熊本へ出掛けた時のことを思い出して、あれは夏になる前のことだったのか
と時の速さにちょっと驚きながら。今年の夏は長いようでいてあっという間だった。

熊本では、本当にたくさんの喫茶店に寄る事が出来た。
歩く地域全てに、気になる喫茶店があったように思う。何とも素敵な地域だ。

東京へ帰る日の最後に、寄ったのがこのカフェ グレコだった。
空腹ではない上に、あまり時間もなかったため、一度は諦めようかと思ったのだが、
旅先のことだ、と思い直し、市電の周辺をぐるりと散策してからここへ戻ってきた。

入り口のコックの人形が何だか街の洋食屋のようでいい。
きっと近所の人に愛されているのだろう。珈琲も美味しいに違いない、と期待が膨らむ。

店内では、にこやかな家族が迎えてくれ、一番奥の席に腰を下ろした。
木に彫られた珈琲豆分布の世界地図とずらりと並ぶコーヒーカップを眺められる場所に。

アイスコーヒーを注文すると銅のカップに入れられてきた。暑い季節はこれが本当に嬉しい。

ここで夕飯を食べる予定ではなかったのに、他のお客さんが注文した料理の
美味しそうな匂いにつられて、ついミートソースを注文してしまう。

空港へ向かうまで慌しくなりそうなので、ここで食べるのも良いかと思ったのだった。
この判断は後に正しく、想像よりもずっと大盛りのスパゲティはとても美味しかった。

何だか名残惜しくて、熊本にまだまだ居たいと思ったが、またすぐに来れば良い、と思い直し、
しぶしぶ帰り道への支度をする。良い喫茶店にたくさん出会えた熊本に感謝しながら。

★住所:熊本市新町4-1-18
★電話:096-322-8485

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熊本・花畑町・画廊喫茶 ぶらうん

熊本に着いてすぐふらふらと散策をしていたときに見つけたのがここで、
周囲の喫茶店を確認するより前に、とりあえず階段を上がってみた。

看板に書かれた「ご存知 うまい! コーヒー」という文句が何だか
気に入ってしまったのだ。画廊喫茶はだいたい独特な匂いがするのでそれも好きだ。

扉を開けてみると、想像よりもずっとシンプルで綺麗な店だった。埃の匂いもしない。
カウンターで常連客らしき男性と話していたマダムが笑顔で迎えてくれた。

冷たいコーヒーを注文してみると、細かく砕かれた氷の中にコーヒーが注がれていて
上にはクリームが少し垂らしてある。机に飾られていた赤い花を眺めながら飲む。

しばらくすると、マダムがこちらに話しかけてきた。
どこから来たのか、どこへ行くのか、今日は何をするのか、など。

それらに答えると熊本のおすすめ名所、美味しいものを食べられる所を教えてくれた。
これこそが旅先で喫茶店に入る醍醐味だ、と思う。

観光ガイドももちろん参考にはするが、地元のことは地元の人が良く知っているのが常で、
どこかへ出かけるとまず喫茶店に入り、その土地の人に色々聞くようにしている。

この日もたくさんのお喋りの後、美味しい熊本名物を食べられる店を教えてもらい、
夜に戻ってきて、そこへ出かけた。教えていただいたものは本当にどれも美味しかった。

出来るならすぐにでも熊本へ出かけたい。思い出してはこうして好きな街がまた増えていく。

★住所:熊本県熊本市花畑町12-15 2F
★TEL:096-352-8855

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熊本・上通町・COFFEE INN 珈琲人(コーヒービト)

少し浮かれた旅先の地で、美しい音楽に酔いしれた後、
美味しい珈琲を飲むのは、何と贅沢な過ごし方だ、と思う。

幸せな数時間を終えて、まだふわふわと夢の中にいるような気持ちで
知らない商店街を歩く。熊本の市街はとても活気があって楽しい。

喫茶店も多い街で、歩けばすぐに「珈琲」や「喫茶」という文字が
目に飛び込んでくる。ここもそうして知った店だった。

「珈琲人」というのは、一体どんな人を示すのだろうか?斬新な店名だ。
入り口へ続く地下の階段を下りながら、そんなことを考える。

決して広くはないが、アーチを描いた奥の席はとても居心地が良さそうに見える。

地元の人らしき二人組がちらっとこちらを見たが、またすぐ話に戻ったので
隣の席に座り、深呼吸をして店内に漂う珈琲の匂いを吸い込む。

一日の終わりを喫茶店で過ごすことが出来ると、今日もいい日だった、と実感する。
多少どんよりすることがあったとしても、小さなきっかけでまた楽しい気持ちになれるのだ。

苦い珈琲がこの日も夜の記憶と混ざって、そんなことを改めて教えてくれた。

★住所:熊本市上通町5-3 タチカワビル BF1
★TEL:096-325-9734

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熊本・珈琲人9

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