純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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長野・松本・茶房 炉苑

段々と、ではなく急に秋がやってきた。そんな感じの朝だ。
涼しくなると一層旅に出たくなる。ひたすらどこまでも歩いて行きたくなる。

こんな季節にもう一度松本へ行きたい、と写真を見ながら思い出していた。
暑い暑い夏の旅で一番最初に訪れた駅の近くの喫茶店のことを。

新幹線が到着するまでに行きたい所にたくさん目星をつけ、ここへ行こう
あそこへも行こう、と空想でいっぱいになっていたのだが、外へ出てすぐ
あまりにも暴力的な暑さにその気力は少し削がれてしまった。

とりあえず休憩を、とまだ5分も経っていない間に喫茶店を目指す。
松本の方たちは暑さに強いのか、扉の向こう側は何と冷房が効いていなかった。

最初は汗が噴出したが、じっとしていれば慣れるもので
クリームソーダが運ばれてくる頃にはすっかりその温度にも馴染んでしまった。

松本の喫茶店は、椅子やテーブルなどが松本民芸の家具であることが多く新鮮だ。
店内の一角に飾られた向日葵の造花が夏を実感させる。

なかなかに広い店内は一応禁煙席と喫煙席が分けられているのも良い。
眩しい光が降り注ぐ窓際の席で旅の予定を考えているうちに何組もの人たちがやって来た。

彼らはこれからどこへ行くのだろう。旅の間にまたどこかですれ違うだろうか。
そんなことを考えながら過ごした旅先の喫茶店でのひとときだった。

★住所:長野県松本市中央1-2-24
★TEL:0263-32-0743

松本・炉苑1

松本・炉苑2

松本・炉苑3

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当ブログ『純喫茶コレクション』が書籍になりました。

詳細はこちらをご覧頂けると幸いです。→ 『純喫茶コレクション』書籍化のお知らせ

『純喫茶コレクション』 著者 難波里奈  PARCO出版 ¥1,680

【純喫茶コレクション】表 【純喫茶コレクション】裏

書店でお見掛けの際には、是非手に取っていただけたら光栄です。

やっとやって来る涼しい季節。今年もあたたかい珈琲を純喫茶にて。

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長野・松本・ティールーム 花月

今回、ふと松本へ行こう、と思い立ったのは、「きょうの猫村さん」の作者である
ほしよりこさんの『山とそば』という本を見て、花月というホテルに行きたくなったからだった。

ビジネスホテルであるが、歴史もあり、清潔で、何よりも家具が全て松本の民芸家具で
あるらしいことに惹かれた。ホテルの一階には喫茶室が併設させれていることにも。

そこへ行くことを一番の目的とし、いつものようにいくつかの喫茶店に目星をつけ、
後は適当に蕎麦を食べたり、日本酒を飲んだりしながら散策をしよう、と思った。

花月は、今すぐにもで再訪したいほど気に入ってしまった。そこにあった喫茶室のこと。

昼前に松本へ到着し、駅周辺をぶらぶらとして、「山城」という店で美味しい蕎麦を戴き、
やはり民芸家具で揃えられた喫茶店で珈琲を飲み、夕方になる頃、花月へ向かう。

チェックインするより前に喫茶室へ向かい、暑さを和らげるためかき氷を食べた。
シロップの甘さがあまり得意ではないので、シロップは少なめで、とお願いすると
感じの良い男性店員は最初驚いた顔をして、すぐにっこりと笑った。

時間帯が良かったのか、他に誰もいなかったため、喫煙空間のほうも見せていただく。
私が座った禁煙席は手前にあるが、奥の席は窓があったり、絵が飾られたりしていた。

長期滞在するならば、夕方から夜にかけてここでじっくり本を読んで過ごすのも良さそうだ。
店内には雑誌も多数置かれていた。宿泊しているならすぐに部屋に戻れるのも良い。

次の日の朝、いつもより少しだけ早く起きてこちらにやって来て朝食をとった。

2種類のジャムが添えられたトーストと、サラダとスクランブルエッグにアイスティー。
旅先の朝ごはんの象徴のようで(あくまでも自分の中で)嬉しくなる。

そういえばアイスティーの写真を撮り忘れてしまったことに気が付く。
この空間を既に懐かしく恋しく思う。秋や冬の松本へも行きたい。その際はまたここへ。

★住所:長野県松本市大手4-8-9
★TEL:0263-32-0114

松本・花月1

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長野・松本・珈琲と音楽 シンフォニア

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お知らせがメインとし、あくまでも喫茶の話はブログ中心で行っていきますので、
今後とも純喫茶コレクションをよろしくお願い致します。

さて。松本の喫茶記録に戻ります。

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今回は、松本に初めて行くならば、という気持ちで有名な所ばかりを見て廻った。
純喫茶も蕎麦屋もそうだが、松本城や松本民芸館などにも行った。

訪れたところは、どこも素晴らしく、久しぶりに観光客らしい旅行をした、と思う。
いつもは初めての地域に関わらず、好奇心の赴くまま歩いてしまい、近所の散歩の
ような感覚で、ひたすら商店街に居たり、路地を歩いてばかりになってしまうからだ。

人気があり、美しかった喫茶のことについてはまた後日にして、今回綴るのは、
川沿いを散策していて見つけた、昔からの商店が立ち並ぶ道にあった純喫茶のこと。

「珈琲と音楽」という黒い看板となかなか年季の入った外観に心惹かれたが、逆光のせいか、
店内の様子が窺えない。どうやら営業しているらしいことは分かったので扉を開けてみる。

すると、お世辞にも涼しいとはいえない無音の店内で、マスターが寛いでいた。
「飲み物をいただけますか」そう尋ねると奥からママが水を持ってきてくれた。

暑さに疲れ始めていた時間だったため、何か爽やかなものをと思い、レモンジュースにした。

メニュー表の下には、オーケストラの写真が貼られていたが、マスターがスイッチを入れ、
店内に流れ始めたのは、民謡の、しかも子守唄であった。滞在した数十分もの間ずっと
色々な人が歌う子守唄が流れ続ける。初めての経験だったので、とても印象的だった。

店内の暑さにも慣れ、レモンジュースのグラスの可愛らしさを眺めながら、
ママといくつかの話をした。松本の方は皆にこやかで感じが良い、とここでも思う。

聞けばこちらももう4,50年の創業になるらしい。窓際の席から見える看板のデザインが
とても気に入ってしまったので、帰り際にマッチ箱の有無を尋ねる。もう作っていない、
との返答だったが、ガサガサと探し残っていた一つを下さった。看板とは少し違う茶色の。

看板のデザインがとても素敵だと思うと伝えると、以前道路に置く大きな看板はもっと素敵
だった、とママは言う。車などがぶつかる度に壊れてしまって、今は買い換えていない、とも。

会計をしながら松本民芸館へ行くバスにはどこから乗ればいいのかを聞くと、わざわざ
店の外まで出て説明してくれた。店内に戻るママを有難く見送ってから、バス停を目指した。

★住所:長野県松本市大手2-4-30
★TEL:0263-32-5491

松本・シンフォニア1

松本・シンフォニア2

松本・シンフォニア3

松本・シンフォニア4

松本・シンフォニア5

松本・シンフォニア6

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松本・シンフォニア8

松本・シンフォニア9

松本・シンフォニア10

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長野・松本・珈琲 まるも

夏期休暇を利用して、長野県の松本まで出掛けてきた。
今回の目当ては、蕎麦と民芸品とカレーと、いつもの通り喫茶店だった。

十数年程前にちょっとした縁があり、松本へは良く出掛けていたのだが、
それ以来の訪問となる今回は、以前とは視線も違い新鮮な気持ちで滞在した。

それにしても美しい街だ。改めてそう感じた。良く行った女鳥羽川沿いの映画館は
惜しくも無くなってしまっていたが、代わりに活気ある観光スポットとなっていた。

さて。今回の旅でも何軒かの喫茶店へ出掛けたが、まずは有名な「まるも」について綴る。
松本へ出掛けよう、という時、調べると必ずのように名前を目にする人気の喫茶である。

隣には昔ながらの旅館も併設されていて、こちらも気になっているのでいつか宿泊してみたい。

喫茶室は、松本民芸家具の創立者である池田三四郎氏の設計による。
使い込まれ、年月の刻み込まれた艶やかな民芸の椅子で飲む珈琲は、格別な味がする。

ひっきりなしに入ってくる人たちを眺めていると、訪れるのは観光客ばかりではなく、
地元の人らしき男性がパイプをふかしていたり、と皆に愛されている喫茶店だと感じる。

少し酸味のある珈琲ももちろん美味であったが、手作りのプリンが大層好みであった。
ブランデーなのかアルコールが効いたカラメルも、甘すぎない控えめなクリームも。

カップにもこだわりがあるようで、ブレンド珈琲は写真のようなシンプルな
白いカップだが、ストレート珈琲を注文すると素敵な民芸食器に注がれてくるらしい。

生活に馴染む美しい食器が多く使用されている飲食店が松本には多々有り、
食の見た目の満足度について実感する。美しい食器は眺めているだけでも楽しい。

松本の人は皆優しく、珈琲 まるもで働かれている方もとても感じが良かった。
もし長期間、滞在出来るのなら、毎日こちらで朝食をとりたい、そんな風に思う。

★住所:長野県松本市中央3-3-10
★TEL:0263-32-0115

松本・まるも1

松本・まるも2

松本・まるも3

松本・まるも4

松本・まるも5

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松本・まるも11

松本・まるも12

松本・まるも13

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長野・上田・喫茶 能登屋

書籍『純喫茶コレクション』に掲載させていただいた上田の素敵な喫茶店
「甲州屋」さんから、先日荷物が届いた。(訪問時の記事はこちら ⇒ 甲州屋 )

嬉しく思い、早速封を開けてみると、美しい字で綴られた2枚の手紙と
マッチ箱に紙ナプキン、そしてママお手製のコースター(江戸時代の布で、
ご先祖が着用されていた物だったものらしい)が同封されていた。

何度も何度も読み返し、幸せな気持ちのまま眠り、次の日にすぐ御礼の電話をした。
マスターの後に電話に出たママ(訪問時にはあいにく不在でお会い出来ていない)は、
とても明るく、こちらが恐縮してしまうほど本のことを喜んで下さった。

今すぐにでも上田に行きたい、と伝えると「話したいことがたくさんあるから
是非いらして!」と仰って下さり、私の上田再訪問の熱はどんどん高まっている。

前回訪れたのは、雪の降る昨年の3月で、平日の休みを利用して泊りがけで出掛けた。

その時に宿泊したのは、駅から程近くにある驚くほど安いビジネスホテルだった。
確か一泊3500円くらいだったと思う。少し不安になりながらも、いつも旅先では夜遅くまで
散策をしていることが多いので、朝まで過ごせる寝床と風呂さえあれば困らないと思った。

実際訪れたビジネスホテルは想像よりずっと綺麗で、少しレトロでとても居心地が良かった。

そのホテルのすぐ近くにあったのが、「喫茶 能登屋」でチェックインまでの少しの時間、
冷たい手をあたためようと珈琲を飲みに入った。和風の店内は、緑茶のほうが似合いそう
であったが、当初の予定通り珈琲をお願いした。

やかんの水を沸かすためのストーブに手をかざしながら、とても優しそうなママと話した。
「これも食べていって」とテーブルに持ってきてくれたのは、艶々とした黒豆。

有難く口に運ぶとほっこりとやわらかく、甘すぎない豆の味が広がる。
ついつい珈琲を口元に運ぶ回数もすすむ。旅先でのこのような出会いが好きだと思う。

上田に来た目的(この時は屋代線に乗るため。悲しくも2012年春に廃線してしまった)や
行きたいと思っている店、歩きたいと思っている道のことについて色々と聞いた。

「寒いから風邪をひかないように」と笑顔で見送ってくれたママにもまた会いたいことだし、
未だ見ぬ純喫茶のためにも、近々上田行きの新幹線にふらっと乗ってしまおうかと考えている。

★住所:長野県上田市天神1-2-33
★TEL:0268-22-0505

上田・能登屋1

上田・能登屋2

上田・能登屋3

上田・能登屋4

上田・能登屋5

上田・能登屋6

上田・能登屋7

上田・能登屋8

上田・能登屋9

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