純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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東京・森下・コーヒー&洋食 鍵

森下駅には、以前一度だけ来たことがあった。

しかし、おぼろげな記憶だったため、初めて来たような錯覚で
再度街並みを楽しんだ。

この日は、さくら鍋で有名な「みの家」に用事があり、そこへ向かう際に
「コーヒーと洋食 鍵」を見つけた。
店頭には、懐かしいコカコーラの看板が出ている。

予定時刻までは15分程あったので、扉を開けてひと休みすることにした。
気になる純喫茶を通り過ごすことは、その日の夢に見る程心苦しい。

こぢんまりとしていながら、清潔で居心地の良い店内。
シンプルでありながら形の良い椅子に見惚れながら、冷たい珈琲を頂く。

食事のメニューも豊富であったので、昼時にはきっと賑わうのだろう。
職場の近くにあったなら、毎日でも昼食をとりに来たいと思う。

滞在時間も残り少なくなってきた頃、外に出してある店名の入った
コカコーラの看板について、ママが色々と話して下さった。

今や貴重になってしまった看板は、多少壊れても大切に使用しているという。
これからもずっと、ここを通り過ぎる度にあの看板が健在であることを願った。

★住所:東京都江東区森下2-19-1
★TEL:03-3631-8901

東京・森下・鍵1

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東京・森下・鍵9

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東京・人形町・喫茶 ポニー

何だかとても穏やかな気持ちになった午後だった。

というのが、休暇を取って純喫茶巡りをした日の主な感想で、
特に4軒目に訪れた「ポニー」では、白いレースのカーテンを通じて差し込んでくる
光をずっと眺めていたせいか、現実感のないような時間を過ごし、特にそう感じた。

何度も歩いたと思われる道で、ふと見つけたのがこちらの「喫茶 ポニー」で、
ちらりと中を覗いては通り過ぎ、座りたかった窓際の席が空いた頃、戻ってこようと思った。

先客は、サラリーマンと思われる男性が一人。
読書をしていたので、それを邪魔しないう、先程目を付けておいた席に座ると、
一見寡黙そうなマスターが、「奥の席の方がいいよ」と薦めて下さった。
少し迷ったのだが、自分の直感を優先し、我儘と思いながらも断り、そのままそこにいた。

珈琲を注文して待つ間、白いテーブルに映る揺れるカーテンの影を眺めていた。
喫茶店について思い浮かんだ事でも綴ろう、と開いた赤いノートの上にも光が躍る。

運ばれてきた珈琲はとても熱く、猫舌の自分にはすぐには飲めそうもなかったので
飲み終わるまで、ここでのんびりと過ごそうと決める。ソーサーの柄も素敵だ。

たまに顔を上げると、向かい側にいたマスターと目が合ったが、
特に会話をするでもなく、ただただお互いの午後の時間が進んでいくのを感じる。

いつの間にか、店内の人数はもう二人程増えていたが、皆それぞれあまりにも
静かに過ごしていたため、帰ろうと腰をあげるまで気が付かなかった。

平日の午後の喫茶店というのはこんなにも自分の世界に入り込めるものだったか、
と久しぶりの感覚を噛み締める。

お会計を済まそうと立ち上がると、使い込まれて良い色合いになったレジスターが視界に入る。
思わず「素敵ですね」とマスターに声を掛けると、「古いだけだよ」と照れたように笑った顔が
印象に残った。重ねて、マッチ箱の有無を尋ねると、どこからともなく探してきて下さって、
一つ手のひらに乗せて下さった。少しの笑顔と一緒に。

思わぬ土産をそっと握りしめ、看板に書かれている営業時間が19時までだったことを確認し、
平日でもどうにかまた訪れる事が出来そうだと思いながら、次の目的地へ向かった。

★住所:東京都中央区日本橋蛎殻町1-8-2
★TEL:03-3666-8731

東京・人形町・喫茶ポニー1

東京・人形町・喫茶ポニー2

東京・人形町・喫茶ポニー3

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東京・人形町・喫茶ポニー10

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東京・人形町・喫茶室 ハンモック

半日かけて純喫茶を巡ったある日の午後、
二軒目で偶然に出会った喫茶店について綴ろうと思う。

以前から憧れていた「桃乳舎」という素晴らしい建築の食堂にて
昼食をとろうということは既に決めていたのだが、何度か覗いてみても
近隣のサラリーマンで賑わい、なかなか入れそうもなかった。

14時半も過ぎれば空くだろう、とそれまでは周辺を散策することにした。

この界隈は勤務地の近くであるので、ある程度は散策したつもりでいた。
しかし、いつもと違う道を歩いてみると、まだ知らない風景があるもので
新しい純喫茶にも幾つか出会うことが出来た。

その中の一つが「ハンモック」だった。

ビルの二階にある上に、一階にあった看板は電源が抜かれて片付けられていた。

本日の営業は終了か、と半分諦めながらも階段を上がると、扉のガラス越しに
綺麗な緑色が視界に入った。それは大きな窓の向こう側の街路樹で、
ここで珈琲を飲むのはとても落ち着くだろうと、期待が高まった。

扉を開け、様子を伺うと店内には先客の男性が一人。静かに本を読んでいた。

カウンターの中で作業をしていた女性に声を掛け、まだ大丈夫かどうかを尋ねる。
「14時までになるけれど。」とにっこり笑ったので、時計を見ると13時半を少し
過ぎている。申し訳ないと思いながらも、少々の滞在をさせてもらうことにした。

冷たい珈琲を一杯。大きな窓からは光が差し込んできらきらとしている。
ほんの数十分、ただぼんやりと道路を流れる車や自転車を眺めていた。

「ちょっと体調を崩してしまって今は14時までの営業なのよ。慌ただしくて
ごめんなさいね。」と優しい顔をしたママがこちらに話しかけてくれた。

とんでもない、と首を振り、少しでもこちらで過ごす事が出来た喜びを伝える。
加えて、少し離れて見て気がついたアーチ型の美しい窓のことも。

しゃがみこんで見上げたなら、街路樹と空しか見えないであろうこの空間は、
ぽっかりと浮かんでいるようで、店名の「ハンモック」の心地良さを思う。

さっと珈琲を飲み干し、マッチ箱の有無を尋ねると片付けの忙しい中、
わざわざ黄色い素敵なデザインのものを探して来て下さった。

そっと受取り、大切に鞄にしまい、今度はもっと早い時間に訪れて、
流れる景色を眺めながら、こちらでゆっくり過ごせたら、と思った。

★住所:東京都中央区日本橋小網町11-6
★TEL:03-3664-8356

東京・人形町・喫茶室 ハンモック1

東京・人形町・喫茶室 ハンモック2

東京・人形町・喫茶室 ハンモック3

東京・人形町・喫茶室 ハンモック4

東京・人形町・喫茶室 ハンモック5

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東京・人形町・喫茶室 ハンモック12

東京・人形町・喫茶室 ハンモック13

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東京・人形町・喫茶室 ハンモック15

東京・人形町・喫茶室 ハンモック16

東京・人形町・喫茶室 ハンモック17

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東京・人形町・COFFEE SHOP BLOOMING(ブルーミング)

夏の暑さもようやく落ち着いてきたように思われた日の午後、
休暇を取り、半日をかけ、久しぶりに純喫茶のことだけに時間を費やした。

散策したのは、人形町~兜町~茅場町で、この地域は勤務地の程近くであるから
現在あるほとんどの喫茶店へは立ち寄ったように思っていたが、いつもと違う道を
歩いてみるだけで、まだ見ぬ素敵な純喫茶と沢山出会うことが出来た。

築地のひよ子が8月末を以て閉店してしまった、という噂を確かめに、
そちらへも足を伸ばす予定でいたが、とてもそこまで行く時間が足りない程であった。

この日、13時から17時半までの間に訪れた純喫茶は7軒。
ブルーミング、ハンモック、ロイド、ポニー、桃乳舎、may、サン茶房。

どちらでも素晴らしい時間を過ごすことが出来た。
その時の記憶を少しずつ綴っていきたい。まずは、人形町のブルーミングから。

こちらの存在を知ったのは、真夏の暑い日のことで、ふと入った脇道に
喫茶店らしい看板が見えて、そこまで歩いてみた。

既に灯りの消えた店内は、外のカーテン越しに少し様子を伺うことが出来、
はっきりと色は分からないが、素敵な形をした椅子が見え、気になっていた。

散策の一軒目はここにしようと決めていた。

ランチ時は混雑するかもしれないので、少し時間をずらし、もうすぐ13時に
なろうという頃、こちらに到着した。営業中、の札に安心する。

扉を開けると、二人の女性がいて、いらっしゃい、と迎えてくれた。
冷たいココアを注文すると同時に、店内撮影の許可を問い、快諾して頂いた。

幸いにも誰もいない店内をぐるりと一周させて頂き、椅子やカウンターの照明の他に、
目に留まったのは、入口付近に置かれていた珍しい公衆電話と、
壁に掛けられたデザインの素敵なカレンダーだった。

まず、公衆電話。私は初めて見るデザインだ、と思った。
色はクリーム色で、いわゆる桃色の電話よりは少し大きい。そして、ボタンの
上には画面があり、広告が色々と流れていてまるで小さなテレビのようだ。

ママに尋ねると「もう使用出来ないが、珍しいからずっと置いてある」とのこと。

次に、カレンダー。一見すると、何かモダンなデザインの絵画のようだが、
良く見ると、黒いマグネットの位置によって、日付を指定出来るようになっているのだ。

この素晴らしさに思わず唸ってしまい、尋ねると、松坂屋かどちらかのデパートから
寄贈されたもので、日本には100個とないものらしい。

面白い話を伺えた、と満足して席に戻り、汗をかいた冷たいココアを頂く。
程良い甘みがじわりと喉を落ちていく。

それからしばらくの間、読書をしたり、思い付いた事をノートに書き留めて過ごした。
時間にしたら1時間くらいだろうか、それでも長居をしてしまった、と
会計を済ませ、退出しようとすると、ママが「あら、いつまでも居ていいのに。
ここは涼しいし、人が来ないから仕事をするのに最適よ」と笑った。

長居大歓迎という素晴らしいこちらの喫茶店。
人形町界隈でひっそりと長い時間を過ごしたい時にいかがだろうか。

★住所:
★TEL:

東京・人形町・ブルーミング1

東京・人形町・ブルーミング2

東京・人形町・ブルーミング3

東京・人形町・ブルーミング4

東京・人形町・ブルーミング5

東京・人形町・ブルーミング6

東京・人形町・ブルーミング7

東京・人形町・ブルーミング8

東京・人形町・ブルーミング9

東京・人形町・ブルーミング10

東京・人形町・ブルーミング11

東京・人形町・ブルーミング12

東京・人形町・ブルーミング13

東京・人形町・ブルーミング14

東京・人形町・ブルーミング15

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東京・人形町・ブルーミング17

東京・人形町・ブルーミング18

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東京・人形町・cafe アップル

もう随分前になるが、珈琲の香りに誘われて扉を開けた喫茶店のこと。

雨の日はいつもより匂いを強く感じやすい。
それは喫茶店の前を通る際、誰かの為に淹れられている珈琲を思うことでもある。

人形町の大きな交差点の近くにある「あっぷる」という店はその外観からして
素敵なひと時を過ごせそうだと実感させた。

喫茶店、というよりは珈琲専門店といった店内では、カウンターにずらりと美しい
カップが並べられている。しかし、まだそちらに座る勇気はなく、テーブル席に腰を下ろす。

自家製なのかケーキもとても美味しそうで、珈琲だけのはずがつられて注文してしまう。

運ばれてきた珈琲はとても美味しく、喉を通る度に幸せな気持ちも一口飲み込む。

カウンターの奥で自分の為に淹れられた珈琲の香りは、雨の中を歩く扉の外の誰かにも
届いているのだろうか?そんなことを考えながらただじっと雨の音を聴いていた。

★住所:東京都中央区日本橋人形町3-4-13 日本橋石田ビル
★TEL:03-3639-1445

人形町・アップル1

人形町・アップル2

人形町・アップル3

人形町・アップル4

人形町・アップル5

人形町・アップル6

人形町・アップル7

人形町・アップル8

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