純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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【閉店】神奈川・元住吉・純喫茶 らんぷ

有難いことに、このようなブログを続けていると、
様々な純喫茶の情報を寄せて頂ける。

自分一人では、一日に行ける軒数も限られているし、生活範囲外の
喫茶店情報まではなかなか網羅出来ないため、感謝している。

春から夏にかけて、今年も幾つかの純喫茶がその歴史に幕を閉じた。
池袋の耕路、小伝馬町のディスカス、熊本のシグナル・・・等。

今回、ツイッターにて情報を頂いたのは東急東横線の元住吉駅近くに
ある「珈琲館 らんぷ」の閉店の話だった。

東急線沿いに暮らしているが、東横線はあまり馴染みがなく、
気になるものの未だ下車したことのない駅も多い。

伺ったところによると、らんぷの閉店は今週8月29日金曜日とのこと。

どうにか時間を作り、月曜日に早速お邪魔してきた。

駅の長いエスカレーターを下ると、すぐ目の前に広い窓ガラスが見えてくる。
長く続いた商店街の灯りもとても魅力的だ。

程良く色褪せたメニューのサンプルケースをしばらく眺めた後、
二階への階段を上がる。途中の壁には大きなチェロ?が飾られている。

扉を開けると店内は思いのほか広く、重厚なカウンターの中にいる
マスターと忙しそうにしているママはにこやかに迎えて下さった。

閉店を惜しむ方が多いのか、私が訪れた時間帯はほとんどの席が
埋まっていた。幸いにも帰られる方がいたのでそちらの席に続いて腰をかけた。

てきぱきと動かれるママのタイミングを見計らい、「イタリアンスパゲティー」の
セットを注文する。飲み物とサラダが付いて1000円と良心的な値段だ。

「イタリアンスパゲティ」とは、地域によって異なる料理を表すようで、
いわゆるナポリタンだったり、ナポリタンを鉄板で焼いたものだったり、
ケチャップを使用せず、塩と胡椒だけで味付たものを指すこともあるらしい。

この日、私が頂いた「イタリアン」はナポリタンの上にとろけるチーズを乗せ、
オーブンにて焼いたものだった。熱々で美味しく、すぐに完食してしまった。

続いて運ばれてきたアイスカフェオレは、珈琲と牛乳と生クリームの三層に
なっており、氷が細かく砕かれているなど色々と手間がかけられている。

素敵な純喫茶との出会いを喜ぶと共に、もうすぐ閉店しまうことを残念に思う。
隣席の女性が召し上がっていた自家製のハンバーグもカレーライスもグラタンも
食べてみたかった。しかし、知らぬままでなかったことを幸せに思う。

閉店の情報を下さった方に改めて感謝する。

珈琲豆の敷き詰められたテーブルでひと休み出来る空間を名残惜しく思いながら、
会計の際にマスターと話をした。ビルの建替による閉店で、少し構想はあるものの
現在は移転の予定はないということだった。

貴重なマッチ箱を一つ頂き、美味しい食事への御礼をして、
何度か琥珀色の店内を振り返りながら階段を下りた。

店名の通り、元住吉の駅前を40年程照らし続けた灯りが消えてしまう週末。
住み慣れた街の人々の風景がまた少しずつ変わっていくのだろう。

(2014年8月29日 閉店)

★住所:神奈川県川崎市中原区木月1-21-7 2F

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ1

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ2

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ3

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ4

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ5

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ6

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ7

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ8

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ9

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ10

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ11

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ12

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ13

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ14

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ15

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ16

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ17

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ18

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ19

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ20

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ21

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ22

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ23

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ24

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神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ32

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ33

神奈川・元住吉・珈琲館 らんぷ34

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東京・尾山台・COFFEE GARDEN FRONTIER(フロンティア)

唐突な話になるが、東急大井町線という電車がとても好きだ。

沿線に多くの純喫茶があるわけでもない。ただ、人々が暮らしている
様子を眺めることが楽しく、それに適している街に思えるからだ。

特に、平日の昼下がりの静かな車内に光が差し込んだ瞬間は、
それだけで幸せな気持ちになれる程である。

少し前になるが、等々力駅で用事があり、(こちらの駅からすぐに等々力渓谷と
いう緑が鬱蒼と茂る公園があり、散策にとても良い)途中下車した九品仏駅から
等々力まで歩く際に通った尾山台の商店街で見つけたのがこちらの喫茶店だった。

その日は立ち寄る時間もなく、気になりながらも通り過ぎてしまったが、
後日、今度はこちらを目当てに尾山台まで来てみた。

「ハッピーロード」と名付けられた商店街は、とても長閑で暮らしやすそうだ。
思わずその気もないのに、不動産屋のガラス戸に貼られた間取り図を眺める。

そうこうしているうちに「フロンティア」に到着した。

店名を飾る電飾のせいか、何となく喫茶店というよりは居酒屋であるように
思えてしまうが、扉を開けてしまえば、きちんと昭和感の漂う純喫茶であった。

思っていたより店内は随分広い。暖炉のようなものもあるし、
カウンター近くの席の「FRONTIER」と彫られた銅版も素敵であった。

メニューを一通り眺め、ナポリタンと珈琲のセットをお願いする。
その後ホットケーキも追加注文してしまったのだが。

ふと気が付いたのだが、店名の前には「COFFEE GARDEN」とある。
「COFFEE HOUSE」や「TEA ROOM」は良く見掛けるが、このような表記は
初めて目にしたので大変興味深い。どんな思いで付けられたのだろうか。

そんなことを考えているうちに、ナポリタンと珈琲が運ばれてきた。

シンプルながらもきちんと炒められた具財が混ざってとても美味しい。
そして、やはり純喫茶のナポリタンはどれ一つ取っても個性があり、楽しい。

店内入り口には珈琲にまつわる幾つかの雑誌が置いてあったので、
そちらを持ってきて読み耽っている間に、時間はどんどん過ぎていった。

身近にあって、気を張らずに過ごせる喫茶店というのはそれだけでとても良い。

次はカレーライスを食べようか、そんな幸せな空想をしながらきっとまた
大井町線でこちらを目指すのだろう。ほんの十数分の間、電車に揺られて。

★住所:東京都世田谷区尾山台3-22-8
★TEL:03-3704-1390

東京・尾山台・FRONTIER1

東京・尾山台・FRONTIER2

東京・尾山台・FRONTIER3

東京・尾山台・FRONTIER4

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東京・尾山台・FRONTIER14

東京・尾山台・FRONTIER15

東京・尾山台・FRONTIER16

東京・尾山台・FRONTIER17

東京・尾山台・FRONTIER18

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東京・上野毛・カフェ アンバール

もうすぐ雨の降り出しそうな曇り空から逃げて、
琥珀色の喫茶店でぼんやりと考え事をしていた一年前には
想像していなかった今の毎日をそれなりに幸せだと思いながら、
上野毛にあるカフェ アンバールの写真を眺めていた。

東急大井町線は、平日の昼間に乗るととても気分の良い電車で
あてもなく、各駅停車の小さな旅にふらふらと出かけることが多々ある。

ゆらゆらと揺られて、いつまでも乗っていたいと思ったが、
唐突に呼ばれるように上野毛駅で降りてみた。

馴染みのない風景に高揚して、まずは珈琲でも飲もうと散策を始めた。

すると、少しも歩かないうちに珈琲の良い匂いと琥珀色の空間を見つけた。
誘われるように扉を開け、賑わっている店内の端の空席に腰を下ろす。

少し暑い季節だったので、メニューを一通り眺めた後、アイスコーヒーを注文する。
運ばれてきた銅製の器に喜ぶ。これで飲む飲み物がとても好きなのだ。

片隅に置いてあった本棚に、好きな旅の雑誌があったのでしばらくの間それを読んだ。

珈琲と本という組み合わせは何よりも幸せであると思う。

片道数百円の素敵な旅を、記憶の欠片でも良いから全て忘れないで覚えていたい。

★住所:東京都世田谷区上野毛1-13-9
★TEL:03-3704-8580

上野毛・カフェ アンバール1

上野毛・カフェ アンバール2

上野毛・カフェ アンバール3

上野毛・カフェ アンバール4

上野毛・カフェ アンバール5

上野毛・カフェ アンバール6

上野毛・カフェ アンバール7

上野毛・カフェ アンバール8

上野毛・カフェ アンバール9

上野毛・カフェ アンバール10

上野毛・カフェ アンバール11

上野毛・カフェ アンバール12

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東京・祐天寺・食事と喫茶 チュチュ

祐天寺もとても好きな街だ。

汽車(の模型)が運んできてくれる鉄道ムードのカレー屋や、
お洒落なご飯屋など、たくさんの面白い店がある。

この日は目的の店があって、そちらへ向かっているつもりで歩いていたら、
どうやらまったく反対の方向へ進んでしまっていた。

すると、高架下に一つの灯りが見えた。コカコーラの赤い看板だったので
喫茶店に違いない、と期待して近寄る。予想はあたり、そこだけぽっかりと
光る一軒の店は、何だか時間の流れが違うように感じた。

とても心惹かれたが、とりあえず本来の目的の店へ向かう。
すると、喫茶店が私を呼ぶ力が勝ったのか、あいにく目指していた店は、
貸切になっていて入ることが出来なかった。

半分残念な気持ちと、これで先ほどの喫茶店へ行けるという
嬉しい気持ちで、来た道を引き返す。

喫茶店を好きな理由はいくつもあって、単に古いものが置いてある場所が
好きなのことや、緊張感を強いられない脱力感などだ。

店自体が古くても、現代の流れに沿って生きている喫茶店というのはたくさんあるが、
たまに、中へ一歩足を踏み入れた途端、時間がぐにゃりと曲がるような感覚になる空間もある。
ここもそんな風だった。

何が?と聞かれたら上手く言えないが、店内で流れているラジオの微妙なノイズや、
テーブルの艶具合や、机の配置、そしてきっとマスターの不思議な魅力のせいだったと今は思う。

ピザと冷たい珈琲は、出てくるのに少し時間がかかった。
そんなところも、今は無き京都の「クンパルシータ」を思い出して嬉しくなる。

喫茶店に入るときは、いつだって急いでなんかいないので、それでもいい。

会計のときに、マスターと少し話した。寡黙な方かと思っていたら、
人の目をじっと見て、強い意思で話される方だった。
話題は、宇宙の話から異国の情勢、煙草の歴史、昭和の喫茶にまで及ぶ。

わざわざ出かけるのではなく、またふらりと呼ばれてしまう、そんな店だった。

★住所:東京都目黒区五本木1丁目32-14
★TEL:03-3715-0456

祐天寺・チュチュ1

祐天寺・チュチュ2

祐天寺・チュチュ3

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祐天寺・チュチュ14

祐天寺・チュチュ15

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東京・上野毛・サパールーム ドリアン

良く利用する路線でも、下車したことのない駅はまだまだたくさんあって、
いつもは窓の向こう側を眺めて通り過ぎるだけだとしても、
暇を見つけては足を運ぶようにしている。

東急大井町線は好きな路線で、特に平日の午後がとても良い。
近頃は、急行が走るようになったことで以前より混み合っている気もするが、
晴れた日にのんびり揺られていると、とても長閑な気持ちになる。

二子玉川駅の少し手前、等々力渓谷が好きでたまに散策するが、
今回はその一つ先の上野毛駅で下車して、ふらふらと歩いた。

いくつかの喫茶店を見つけ、何杯かの珈琲を飲み、少し空腹になった頃、
サパールームという看板を見つけた。軽い夕飯にちょうどいいと扉を開ける。

壁に貼られたステンドグラスの模様がとても素敵なのに、
時間帯のせいか、店内には誰もいなく、贅沢な貸切状態。

読みたい本があったので、のんびりしようとトマトのスパゲティを
注文して待つ。厨房の中から聞こえてくるフライパンの音が心地良い。

途中、ぽつぽつと一休みをする人たちが入ってきて、
それぞれの時間を過ごしては帰っていく。それを何回か見送った後、
私も穏やかな時間で満たされて、暗くなった夜の街へ戻る。

★住所:東京都世田谷区上野毛3-1-11
★TEL:03-3704-8500

上野毛・ドリアン1

上野毛・ドリアン2

上野毛・ドリアン3

上野毛・ドリアン4

上野毛・ドリアン5

上野毛・ドリアン6

上野毛・ドリアン7

上野毛・ドリアン8

上野毛・ドリアン9

上野毛・ドリアン10

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