純喫茶コレクション

好きなものは、昭和の香りがするもの。  純喫茶に恋をして、もうかれこれ数年。  部屋にあふれる昔のレトロな雑貨たち。  そんな風に大好きなものたちを紹介していけたら。

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静岡・新静岡・珈琲の店 ポプラ

とびきり美味しいフルーツサンドが食べたい。

そう思った時に、いくつかの店を思い出す。
例えば、日本橋千疋屋、赤坂のフルフル、長崎の富士男、そして静岡のポプラ。

静岡へ行ったのはつい最近であるように思っていたが、4月のことだった。

その季節に暮らしている時は、「桜が散ってしまうのもすぐだろうか」とか
「早く暑い夏が終わらないだろうか」などと思いながら過ごしている。

しかし、振り返ってみると、あっという間に次の季節に移動していて、
その時間の過ぎる早さに驚いてしまうことは多々ある。

静岡を訪れたのは、好きな音楽を聞きに清水へ行く用事があったためで、
途中下車して、何軒かの純喫茶へ寄ったり、鰻を食べたりしたのだった。

確か、細かい雨が降っていて、東京ではすっかり散ってしまった桜が
雨に濡れながら揺れていて、その美しい様子を、散策の途中に見つけた
誰もいない公園で、傘を差したまましばらく眺めていた。

この日は、朝早い新幹線で静岡駅に到着した。
朝食を食べようと向かったのは、階段を上がって2階にあるポプラという店。

誰もいないだろうと思っていた店内は、半分くらい席が埋まっていた。

珈琲の良い香りに満たされた店内の窓際の席に腰を下ろし、メニューを手に取る。

何を食べようか、と思う間もなく、目に飛び込んできたフルーツサンドの文字に惹かれた。
こちらとイチゴジュースを注文する。テーブルの上を、春らしく華やかにしようと思った。

運ばれてきたフルーツサンドは、今までに見た記憶のない斬新な盛付で
食べる前から楽しい気分になり、一つ手に取って口へ運び、更に幸せな気持ちになった。

何か秘密があるのか、生クリームがとても美味しい。
甘いものはそんなに沢山必要ではない私にとっても、こちらのサンドは
すぐに皿の上が空になってしまうほどだった。ぶどうが入っているのも珍しい。

止みそうにもない窓の外の雨を眺める。
どんよりとした曇り空ではあるが、休日のためか、街を歩く人たちの顔は
どこか楽しそうで、私もこの後に続く素敵な予定のことを考えて少し浮かれた。

★住所:静岡県静岡市葵区呉服町2-4-5 三島屋ビル2F
★TEL:054-251-0252

静岡・静岡・ポプラ1

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静岡・静岡・ポプラ16

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静岡・熱海・喫茶 プリン亭

9月に熱海を訪れた際、前の週には花火大会が行われていたようだった。

数年前に「月ヶ瀬」という素晴らしい純喫茶にて過ごした時、ママと
その花火大会について話した。夏も良いけれど、冬の花火は格別だ、と。

あいにく、まだ冬に咲く夜の花を見る機会には恵まれていないが、
こうして頻繁に熱海にやって来ては、散策をし、珈琲を飲んで帰っている。

熱海駅から海へと向かう道の途中にある「喫茶 プリン亭」のことは、以前から
知っていた。しかし、先を急ぐ心のあまり、いつも立ち止まっては通り過ぎてきた。

今回、ふと思い立ち、こちらで昼食を頂くことにする。

看板の絵もユニークであるし、何よりそんなにも宣伝されているプリンが気になる。

様々な所に飾られているイラストは、マスターによるものなのだろうか、
そんなことを気にしながら扉を開けたら、早速また土産についての絵が目に入った。

もっと奇抜な店内を想像していたが、思ったよりもずっとすっきりとしていて
洒落ている。水槽などもあり、窓際には貝殻で出来た美しいランプが置かれていた。

こちらの食事メニューはとても安い。特製カレーや焼きえび飯も500円で食べられる。
ナポリタンと迷って、結局カレーに決め、ソーダ水とプリンも一緒にお願いした。

こちらで1000円ちょっと、なのだから観光地で食べる食事としては格安だ。

寡黙そうなマスターが厨房へ消えていき、丁寧に何かを作り始める音が聞こえた。

座っていると不思議と落ち着く店だ、と思う。
ぼんやりとこの日の予定を思い巡らせているうちに、食事が運ばれてきた。

思っていたより量も多く、カレーはとても美味しかった。そして、予想よりも
ずっと大きなプリンも勿論美味しく、すっかり満腹になってしまった。

こうなるといつもの癖で、ここでしばらくの間読書でもして過ごしたい気持ちになったが、
また熱海に到着して数十分。日が暮れる前に、と重い腰を上げあてもなく進むことにした。

★住所:静岡県熱海市咲見町7-48
★TEL:0557-81-2612

静岡・熱海・喫茶 プリン亭1

静岡・熱海・喫茶 プリン亭2

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静岡・熱海・喫茶 プリン亭24

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静岡・熱海・喫茶 ぐりむ

暑い暑い、と日々口癖のようになっていた夏でも、少し涼しい風が
吹く時期になると、勝手なもので終わってしまうことに寂しさを覚える。

外出が心地良い季節に向かっていくにつれて、どこか行きたい場所、と
考えた時、真っ先に思い浮かぶのはいつも熱海や鎌倉である。

散策の際、坂道の途中にあったこの喫茶店を思い出す。
店名は「ぐりむ」と平仮名で書かれ、頂いたマッチ箱には少年少女の絵があった。

初めて訪れた観光客には少し入りにくい雰囲気かもしれないが、何度か熱海を
訪れている純喫茶好きの方であれば、見つけた時に思わず微笑んでしまうだろう。

開かれた扉の中に入り、店主に挨拶をしてから、メニューサンプルのケースに
目をやる。こちらが店内にあるというのも珍しい気がする、と思いながら席へ進む。

まだ誰も先客のいなかった店内では、子供たちが寛いでいたが、店主の呼びかけにより、
外へ出ていってしまった。人にもよるのだろうが、そのような光景はその土地の暮らしを
眺めているようで私にとっては好ましいものなので、特に気になったことはないのだが。

昼食前で空腹だったが、食事は後にしようとソーダ水をお願いした。

少し経って、サンプルケースの中のものよりかなり鮮やかな緑色のソーダが
運ばれてきた。旅先ではつい注文したくなってしまう誘惑の色だ、と思う。

何となく熱海の空気に自分が馴染んできたように感じて、そろそろと店を出る。

日帰りではあるが、これから始まる楽しい純喫茶巡りに、訪れる度ときめいている。

★住所:静岡県熱海市咲見町7-27
★TEL:0557-83-2931

静岡・熱海・ぐりむ1

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静岡・熱海・Coffee 木の実

次に熱海へ行くなら、夏の熱気が薄まり、観光客も少なくなってしまう
少しひっそりとした涼しい季節が良いと考えている。

風物詩である花火大会を見に行きたい気持ちもないわけではないが、
琥珀色の喫茶店でのんびりするには、やはり少しの寂しさが必要なのだ。

訪れてからもう半年程経ってしまった喫茶店の写真を眺めながらそんなことを思う。

いつもと違う道を歩いて見つけた喫茶店は、「木の実」という名前だった。
外観を見ただけでも良さそうな喫茶店であることを感じられる。

店内は鰻の寝床のように縦に長く、手前はテーブル席、奥は常連客の特等席であろう
カウンター席になっていた。初回の訪問ゆえ、一番手前の席に腰を下ろす。

壁に飾られた木で出来たメニューを見て、あたたかい珈琲をお願いした。

カウンターの奥でマスターがゆっくりと丁寧に珈琲を淹れ始めたのを確認した。
すぐに良い香りが漂ってくる。思わず深呼吸を一つ。この瞬間は何度味わっても良い。

運ばれてきた珈琲は綺麗な色をしていて、一緒につけられた砂糖とミルクの入った
器は銅で出来ていて、この店の歴史を染み込ませた深い色をしていた。

思わず、「この銅のカップでアイスコーヒーを飲むのも好きなのです」と告げると
運んできて下さった穏やかそうなママは、「冷たくなるし、とても良いのだけど、
直接口をつけると銅の味がする、と言って嫌がる常連さんもいるのよね」と笑う。

確かに。夏の珈琲はあの銅の味と一緒に刻まれていることも多い、とひとり思った。

夕暮れ時ということもあったのか、扉の外を眺めていても人の通りは少ない。

海や花火の季節に、こちらはどんな風景になるのだろう、そんなことを気にしながらも
きっとまた夏が終わる頃ここへやって来て、銅のカップで冷たい珈琲を飲むのだろう。

★住所:静岡県熱海市清水町12-10
★TEL:0557-81-4159

静岡・熱海・木の実1

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静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール

北海道の純喫茶記事はまだまだあるのだが、延々と続いてしまうので
ここで一旦、熱海の純喫茶の思い出を挟むことにする。

熱海にはもう数え切れない程出掛けているというのに、
散策をしているとまだ知らない風景が多く、何気ない坂道ですら楽しい。

いつもと違う道をひたすらに歩いていたら、こちらの喫茶店に出会った。

店名は「ラ・メール」。遠くから見えた看板のモチーフが可愛らしい。

既に何杯もの珈琲を飲んでしまって空腹ではなかったため、少し迷い、
一度は通り過ぎたのだが、やはり気掛かりを残して帰るのは良くないと引き返す。

窓で揺れる白いカーテンがある喫茶店が好きだ。

店内はこぢんまりとしていて、近所に住んでいるだろう男性達が数人話をしていた。

端の席に座り、珈琲をお願いする。テレビの音をぼんやりと聞いていたら
立て続けに似たようなニュースが耳に流れてきた。

そうしているうちに丁寧に淹れられた珈琲がテーブルに置かれた。

銀色のシュガーポットもコーヒーカップの柄も好みで嬉しい。
少し苦味のある熱い珈琲。ほっとした気持ちになって夕暮れを待つ。

旅に来ても、いつもの生活でも、珈琲を飲んでいる時間は大切だと噛み締める。

片道2時間の特別な街、熱海。そろそろ花火や海に出掛ける人で賑わうのだろう。
私はまた人のいない道を進んで、こちらで珈琲を飲もうと思った。

★住所:静岡県熱海市清水町16-6
★TEL:0557-81-8988

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール1

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール2

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール3

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール4

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール5

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール6

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール7

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール8

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール9

静岡・熱海・珈琲館 ラ・メール10

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